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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
5.好きか嫌いかで言えば、嫌いだなぁ。でも、嫌悪感を抱く、とはちょっと違うというか。・・・主な人物4人の誰にも共感できるようなできないような居心地の悪さがあります。ヨアヒムが事故後、周囲に攻撃的になるのは、確かにひどい言動だけれど、これは仕方ない。だって、もう二度と自由に動けないんですよ? その絶望感たるや、想像を絶します。あの状況でそれなりの言動を求めるのは鬼でしょう。こういうのって、経験しないと分からないし、経験しても反応は百人百様ですから。そして、加害者のマリーですが、彼女の事故直後の言動(誕生会のシーン)はちょっと??だけど、ニルスがセシリと深い関係になったと知って動揺するのはトーゼンでしょう。わが夫なんだし、相手は被害者の恋人でしょう? 私が彼女でも激昂する可能性高し。被害者だからって、セシリに夫を奪う権利などあるはずもなく。セシリが彼女からもらって良いのは、賠償金だけです。そのセシリはというと、同じ女性としてはハッキリ言って嫌いなタイプですが、婚約者がああなっている状況で、優しく素敵なニルスのような男が目の前に現れれば、寄りかかっちゃうのも、まあ仕方ないか・・・、と思うし。そらそーでしょう、一人じゃ心細すぎるし、誰かのぬくもりが一番の特効薬なのです、こういう場合。でもって、ニルスですが、まー、男ってこういう生き物なんでしょうね、と思いました、激しく。男性方に失礼千万なのは承知の上で書いちゃうと、とっくに世の男性に対する期待など捨て切っておりますが、それでもこれは「男の馬鹿野郎ぶり」を改めて見せつけられて、ゲンナリしたというか、納得したというか。とはいえ、まあ、私が4人の中で一番共感できなかったのは、セシリですね。いくらイイ男でも、加害者の夫に癒しを求めて情を交わす・・・、これは私には生理的に受け付けない。第三者的に見れば仕方ないと思えても、わが身に置き換えると「気持ち悪い」わけです、何となく。世界一大切な人を傷付けた張本人の配偶者。どーなんでしょうかね、これは。ともあれ、『ロイヤル・アフェア』でセクシーだったマッツ・ミケルセンの出演作を見たいと借りた次第。彼は、ここでもやっぱりセクシーだった。彼のセクシーの所以は口元ですね、あのへの字の。ヤバいです、彼のこと、好きになっているかも! シリアスな映画にそぐわぬ能天気レビューですみません。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-16 22:52:06)
4.《ネタバレ》 なんだかなぁ。主要人物がみんな自分勝手で、どこか後ろめたくて満たされない。
でも、恋人を邪険にしておいて心が離れたら取り戻そうとするウザ男や、全方位的に愛情を注ぐんだけど結果的に「他人の家庭を壊しても平気」なユル美、不倫してる癖に妻に疑われると罵倒しまくるダメ吉、瀕死の交通事故の加害者のくせに加害意識の低いバカ代がウダウダと不幸になるための選択をし続けるという苦痛な内容。(この中の誰を一番許せないかで性格判断や人生観判断が出来そう…)
唯一の救いはヨアヒムが「この女といても幸せにはなれない」と悟ってくれたことと、ニルスが「この女といても(略」と悟ってくれたこと。
他人を思いやれない人間と一緒にいても、傷つく順番がいずれ自分に回ってくるよな…と過去の実体験とともに改めて実感した。
セシリは自分以外の全ての人を傷つけ続けた。いや、自身さえも傷つけたのかも。
結局、男ふたりが選んだ結論が結果的に「しあわせな孤独」だったというオチか。 【りんす】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-01-19 23:06:32)
3.《ネタバレ》 スザンヌ・ピア監督おなじみの瞳や手、髪などのショットにより、登場人物の瞬間の想いを表わしているのだけど、今回は登場人物間の距離感が近いのか、観ているこちら側にもその温感が伝わってきそうで、ちょっとドキリとさせられました。画面を通して、これほど触覚に訴える作品も、ちょっと珍しい。核となる3人が孤独が為に触れる・触れられない、ということがこの作品のテーマの一つとなっているからでしょうか。いずれにせよ、3人の孤独と気持ちの移ろいと漂う様には、何だか切ないような深淵としたものがありました。最後どうなるのかと思ったのですが、セシリやヨアヒムの表情、そしてニルスの「後悔はしてない」という一言に集約された、苦みはあっても後味は決して悪くない結末。展開はスピーディーで淡々としてますが、ドグマ作品にしては見やすい作品。ただ加害者と被害者云々の問題は考えてはいけません…正直そこが唯一よく分からなかったけど、多分本作のテーマはそこではないので。 【泳ぐたい焼き】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-06 00:28:01)
2.導入部分のピンクの画面と音楽が良かった。
登場人物に対して、そんなことするなよ とか そんなこと言うなよ と思うけれど、
自分がそれぞれの立場だったらやっぱりそうなのかもしれないと思った。
誰も独りで生きていきたくないって思ってて、でもラストはみんな独りになるんだなぁ。好きな映画とは違うけど、考えてしまう映画でした。 【ckeru】さん 6点(2005-03-26 11:05:03)
1.《ネタバレ》 デンマーク語だろうか。(フランス語+ドイツ語)÷2みたいな響きが面白い。もちろん僕はデンマーク語なんぞ分からないのだが、オープニングとエンディングの曲がもろ英語なので、本編にはいった瞬間のデンマーク語への移行が、とてもしゃれてるなと思った。また、所々でてくる「もし…だったら」バージョンの映像がとても美しい。「届かない祈り」に似た清廉な悲しさが泣かせる。それと、これほど別れのシーンがでて来る映画もめずらしいと思う。どの別れもとても美しく描かれていた。とても印象深い映画。 【wunderlich】さん [DVD(字幕)] 6点(2004-12-19 20:17:11)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
6.62点 |
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10 | 1 | 4.76% |
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