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【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 シリーズ第2作。前作で中野学校を卒業し、任地へ向かった次郎(市川雷蔵)が列車の中で草薙(加東大介)から別の指令を受け引き返す冒頭はやや拍子抜けしてしまうものの、新型砲弾をめぐる攻防が描かれていてスパイ映画らしい内容になっているし、次郎の母親のその後についても触れられるところは前作とのつながりも感じさせてくれて良く、全体的に地味な印象を受けるものの、続編としてはまずまずといったところ。雷蔵演じる次郎も相変わらずクールでカッコよく、それでいて商人に変装して敵に近づくシーンなどは彼ならではの芸達者ぶりが堪能できて、まさに雷蔵の魅力が詰まっていて、やはりこのシリーズの魅力は主演の市川雷蔵自体にあるのだと早くも2作目にしって感じることができる。スパイアクションものというよりはミステリー要素が強く、刑事ドラマのような雰囲気があるのもまた良い。ツッコミどころも多い映画ではあるが、それも微笑ましく見ていられる。でもやっぱり、次郎に病気の母親の見舞いに行くように促す草薙はさすがに違和感があり、いくら演じているのが加東大介とはいえ、こんな人情派なスパイ組織のリーダーはいないだろうと突っ込まずにはいられず、この部分だけで前作ではそれほど感じなかったミスキャスト感が思いっきり出てしまっているのが残念。前作の増村保造監督に続いて今回は森一生監督が手掛けていて、この二人がこの翌年に雷蔵の「ある殺し屋」の脚本と監督をそれぞれ手掛けるのはなにか感慨深いものがある。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-05-20 18:40:27)
3.地味な作品だが抗日組織を尾行するプロセスは刑事ドラマを観るような緊迫感がある。
ニヒルな雷蔵ははまり役、佐藤慶は安定した悪役ぶりを見せてくれる。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-02-13 21:36:08)
2.清張作品を観ているかのような丹念な捜査模様ですが、そこに悲哀や不条理は無く、華も無ければ味わいも無い無味乾燥な一品。もうちょっと何とかならなかったのかと思う爆破シーンのショボさに呆れる。雷蔵の深みのある声での語り口は何時もながらウットリさせられ、今作での芸者遊びの客役でのはんなりとした姿(プライベートはこんな感じなのだろうか?)が絶品であり唯一の収穫。 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-08-12 23:51:35)
1.第2作。今作品でも「自分の母を見舞うより俺にはするべきことがある」と相変わらずクール。内容は続編というのでどんなかと思ったらほとんどミステリー。でも雰囲気は前作のを保ってるのでまぁ面白い。最後の爆弾がしょぼい気がするが雷蔵の槍投げ面白かったからよしと。あとはヒロインの村松英子扮する芸者がかわいいです。 【バカ王子】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 23:30:23)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
9人 |
平均点数 |
5.89点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 3 | 33.33% |
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6 | 4 | 44.44% |
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7 | 2 | 22.22% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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