みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
42.《ネタバレ》 ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタント(秘書)に就職した女性主人公が仕事に恋に悩みつつ奮闘するという話。テンポがよいし、キャラクターもわかりやすくて魅力的。かなりオーバーな脚色があるだろうとは思いつつ、ファッション業界最先端という縁遠い世界を、ペーペーの新入社員の視線から、楽しく見ることができました。難を言うとすれば、事故でケガしてしまうところは、随分都合が良いというか、お互いに不可抗力で、あまり恨んでも仕方ない状況となってしまっていて、かなりのぬるゲーに変貌してしまったところですかね。あと、パリに行ってからは、展開が駆け足過ぎて、置いてかれ気味でした。さわやかイケメンの無駄遣い感(笑)それにしても、鼻水ジュクジュクのエミリーかわいいよ。脚の骨折って、顔擦りむいたエミリーかわいいよ。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-08 18:15:03) 41.《ネタバレ》 アン・ハサウェイをデブでダサい女扱いするファッション雑誌業界も、ファッション雑誌業界で働いていながらお召し物を部下のデスクに叩き付ける上司も、家庭内不和を見られた腹いせに無理難題言っていやがらせする上司も、そんなパワハラ上司に絆されていくアンドレアも、窮地を救ってやった見返りに肉体関係を要求するビール腹の優男にも、何もかもに共感できなかった。唯一良かったのは終盤の展開だけだったかな。ミランダに「お前と私は似てるぞ、大事な場面で他人を蹴落とす決断ができるところがな!」と言われた瞬間にミランダを斬り捨てて仕事バックレる決断をしたアンドレア。そんな彼女の転職先に口添えをして筋を通したミランダの男前っぷり。映画終了10分前にして初めて彼女らにヤダ素敵キュン…。ってなりましたわ。私なんかにゃ理解不能なオシャレ映画のつもりで視聴してましたが、実際観てみたら少年バトル漫画の師弟対決編みたいな読後感でした。 【池田屋DIY】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-24 22:20:44) 40.《ネタバレ》 原作は読んでいませんが、映画を見るかぎり『ファウスト』の女性版ではないかと思います。ゲーテが、魂を悪魔に売りわたして全能になろうとする男を描いて文明社会に警鐘を鳴らしたように、この映画は、人間としての魂をファッションに売りわたして全能になろうとする女性たちを描いています。そのことによって大切なものを失うとしても。ちなみに、ここでのスタンリー・トゥッチは、メフィストフェレスの役回りです。 ゲーテが『ファウスト』を書いた後も、科学技術などに自分の魂を売りわたそうとする人々は後を絶たなかったように、この映画を見てもなお、プラダに魂を売り渡そうとする女性は、おそらく後を絶たないはずです。むしろ、この映画自体がそのような「誘惑」に満ち満ちていますし、「お洒落こそが最大のコミュニケーションツールであり、お洒落になりさえすれば女性は全能になれるのだ」というメッセージで観客を啓蒙しているようにさえ見える。 プラダを身に纏って全能な女性になれるなら、魂のひとつやふたつ売り渡したって構わないと思う人のほうがきっと多いでしょう。そのためなら多少のパワハラだって受け入れるという女性さえいるかもしれません。それどころか、すっかりフィクションを真に受けて、メリル・ストリープばりに部下へのパワハラを行使する人や、上司のバカげた無理難題に応えることが仕事の成功なのだと信じる人もいるかもしれません。ゲーテの時代には男性しか全能になれなかったけれど、現代ならば女性でも全能になれるのだから、それはかえって喜ぶべきことじゃないかと考える人もいるでしょう。 一般に、この作品は、ひとりの女性がどんどんお洒落になっていく「シンデレラストーリー」だと理解されていますし、制作側も、そのように受け止められることを織り込み済みのはずです。この物語のなかに、ゲーテのような「批評性」を見出すことは可能なのだけれど、ほとんどの観客にはそんなことは伝わるはずもなく、たんなるエンタテインメントとして消費され、場合によっては「サクセスストーリー」だと誤解されるのです。制作側は、それすらも計算ずくで作っている。その意味では、とてもしたたかな映画だと思います。 「今までのアシスタントで最も失望させられた。そしてアンドレアを雇わなかったら大馬鹿者」 最後にアンドレアが面接へ訪れた出版社に、ミランダが送っていた矛盾に満ちたメッセージです。ミランダは、これを「悪魔」と「人間」の2つの視点で書いています。彼女は、「悪魔」としては大いに失望させられたけれど、「人間」としてはそれが正しいのだと知っている。自分は「悪魔」の道から抜け出せなかったけれど、アンドレアは「人間」の心を取り戻した。そして、アンドレアのような人こそがジャーナリストにふさわしいと言うのです。このメッセージを読み上げた面接官は「最高の言葉だ」と言います。 このシーンを描くことによって、映画自体が、そのようなジャーナリスティックな観点で作られていることを告げています。 【まいか】さん [地上波(字幕)] 6点(2020-10-17 11:54:52)(良:3票) 39.2020年に初めて見て、劇中でマドンナの大昔のヒット曲「VOGUE」がかかっていて 「え…これってそんなに古い映画!?」って驚きました。 まぁアンハサウェイやエミリーブラントがめちゃくちゃ若いのでそれくらい古いものだとは思っていましたが。 ミランダが着ているコートの毛皮率が高かったのも、古い印象。 今では動物愛護の観点で、毛皮を扱わない宣言をしているハイブランドがほとんどですから。 女のキャリア追求っていうテーマも古さはあります。 時代を反映してる映画の宿命ですね。 それでも次々出てくるステキなファッションは見ていて目の保養になるし、自分も特に太っているわけではないけれど、もっと体をひきしめたいなっていうモチベーションにも繋がりますね。 スタンリーおじさんは、字幕では通常の男言葉だけれど、ちょっとオネェ入ってるイメージ。 「あんた、ダサい恰好してるとナメられちゃうわよ?ほら、この靴をあげるから履いてみなさいな!」 みたいな。 映画の内容というより、それこそVOGUE誌のページをめくるような、見ているだけでいいやぁ~っていう気分にさせてくれるオシャレな映画。 【フィンセント】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-27 18:25:18) 38.《ネタバレ》 見る前は、ヒステリック上司とどんくさい部下の苛々するやりとりが展開されるのかと危惧していたのですが、さすがはやはりメリル・ストリープ、そういうことにはならないわけですね。口調は穏やか、会話は理性的、しかし一つ一つの発言に一切の迷いがなく、そして言っている中身は滅茶苦茶。ただ、仕事に対する誠実性や情熱というものはベースとしてあるので、周りにいたら嫌だけど、画面で見ている分には不快ではない。この役作りができる人に主役を振った時点で、レベルは保証されるようなものです。ストーリー自体は定番そのもので、確実にヒットを狙いにいき、かつ、実践している。まあ、ファッションの点を除けば、「ワーキング・ガール」と何が違うのか、と言われれば難しいけど。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-11 01:02:25)(良:1票) 37.オシャレには興味ないのだけれど、ボスと部下ものとしてまぁまぁ楽しめました。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-12-15 23:31:35) 36.気楽に見れて、それなりに面白い。 こういう映画はもっとあってもいいと思う。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-05 01:22:06) 35.さほど期待していなかったのだが、なかなか面白かった。展開は良くある王道だが、ツボを押さえてるので退屈しない。上司との軋轢という要素は男社会でも通じるので、ファッション業界の話とはいえ男女の区別無く楽しめるのではないだろうか。 【へろへろ】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-06-09 13:50:09) 34.《ネタバレ》 私にとって「アン・ハサウェイ」はどうみても美人ではないのです。 目が不自然に大きいし、顔も長い。化粧のおかげでなんとか見れるレベルになっている。 しぐさがかわいらしい一瞬が度々あるので 魅力がある人だということは理解できますが絶対に「美人」ではない。 でもこの人世界的には超美人ってことになってますから 私の美的感覚がズレているんでしょう。 日本人だからしょうがないんだろうけど、 私にとっては普通の日本人のほうがずっと美人に見える。 (日本人で皆が美人という人達は私にも美人に見えます) ストーリーはドタバタ系コメディ。途中は面白いと思えたのだけれど 終わり方が微妙でとてももったいない。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-06-08 01:39:08) 33.《ネタバレ》 ファッションを極めていくとアートになる。工業製品のデザインも同様。 そうかも知れないと思いつつ、でも、流行なんて一過性じゃない?。 この映画を男目線で観ていると「アン・ハサウェイ、何着てようが超かわいい…。 服なんて、どうでも良いよ」と思う自分を再認識。良くも悪くも人間、中身。 冒頭、朝の身支度シーンは、多分「ダサい女とイケてる女の対比」だったと思うけど、 正直、違いが分からなかった。どっちもステキなんですが…?。 彼氏が不思議だ。仕事で忙しそう、誕生日に会えなかった…それくらいの事で、 「別れよう」だと???!!!。そんなバカな!。アン・ハサウェイだよ?。 まだ、たかが数ヶ月の出来事なのに。私だったら、出勤前の買い出しを一緒に手伝うよ。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-10 02:18:03)(笑:1票) 32.《ネタバレ》 アンは健気だしエミリーのテンパってる先輩ぶりも好きなんですが、鬼上司たるM・ストリープの人間像が描き足りなく感じます。上に立つ者としての度量の広さなり器の大きさなりが伝わらなくて魅力に欠ける。要求は理不尽なうえ、コートもバッグも人の机の上にどさっと投げ出してゆく。こんなみっともない振る舞いはたとえ王様であっても許されない、と思う私は絶対に勤まらないな。もっとも、観てる側のこういう鬱屈をアン・ハサウェイが華やかなファッションをとっかえひっかえして散らしてみせてくれるわけですが。あのお金はどこから?あ 映画だからそこはどうでもいいですね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-03 16:39:27)(良:2票) 31.《ネタバレ》 メリル・ストリープの独り舞台。楽しめる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-21 22:18:03) 30.《ネタバレ》 女性のための映画って感じ。メリルストリープのイカツイおばはんの演技がとても良く、特に最後の車の中で笑顔を見せる場面ではとても微笑ましかったです。アンハサウェイも理不尽な注文に必死に喰らいついて頑張ってる姿がすごくステキ。ただ軟派そうな兄ちゃんに抱かれてほしくなかったですね。やっぱり仕事も私生活も両立しないとね。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-08 15:47:43) 29.メリルストリープの演技は良かったと思う。観終わった後結局何も残らなかったがオシャレでなかなか面白かった。 でも最後にケータイを噴水に捨てたのはやりすぎだと思った。 何も考えずに見られる映画。気分を変えたいときにこういう映画よく観ます。 あと個人的にアンハサウェイが好きなので+1点 【アンダーソン君】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-08 18:00:29) 28.目の保養になりました。アン・ハサウェイとメリル・ストリープ、プラダと言うビッギネームのおかげである程度オーラのある作品に仕上がってると思います。中身はあってないようなものだけど、たまにはこういう映画も良いですね。 【Kの紅茶】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-03-21 17:12:12) 27.《ネタバレ》 カタルシスはアンが成功一歩手前で意に沿わない職を放棄し、本来の自分に戻るところ。サクセスストーリーではなく、成長物語。アンはファッションの奥深さを学び、ファッションセンスを磨き、仕事も先読みでき、上司から認められる。しかし望んでいない世界で、上司のような犠牲の多い生き方は出来ないと悟る。二人はお互いを認め合いながら別れます。それに恋愛を絡める。意図は良いですが、デフォルメしすぎたためか、ふに落ちない点が多いのが欠点。 ①就職面接に行くのにニンニク入りのハンバーグを食べながら行く。行儀が悪すぎ。 ②ジャーナリスト希望だったら最初からミラー紙の面接を受ければいい。軟派作家に書いたものを送ったのにも関わらず、編集者を紹介してもらうのは断った。 ③どうしてジャーナリスト志望なのか、何をしたいのかの説明が無い。 ④アンは父に「このファッション出版社に就職したのは腰かけに過ぎず、一年も経てばパリで人脈が出来、ジャーナリストとして有利であるため」と説明。上司に似て元来が打算的人物。一方で彼女は雑誌名やファッション界のカリスマ編集者ミランダの名前さえ知らなかった。矛盾してます。 ⑤上司は時間外労働を強要し、嵐の中を飛行機を飛ばせとか、出版前の本を手に入れろとか、要求が度を越えている。しかもそれは仕事ではなく「私ごと」。真に仕事のできる人のやることではない。 ⑥恋のパートがあやふや。最初から同棲している設定が間違い。アンと男とは恋人未満だったが、最後にはお互いの自分の本当にやりたい道を見つけ、恋人同士になる展開にすればすっきりした。最後二人はニューヨークとボストンにそれぞれ就職が決まる。別れるのか、元さやか。「考えてみる」という返事はダメ。軟派作家と寝るのは言語同断。それをやっちゃおしまいよ。単なる尻軽女。 ⑦社会人の男性が誕生日を友人たちと祝う?同棲している恋人が誕生会に来れなくなるとあんなにスネる?アンの頑張っている姿を見てるのに。 ⑧コートやハンドバッグを投げ出したりして乱暴。 ⑨上司の子供が若すぎる。高齢出産?又子供を甘やかしすぎる。 ⑩コーディネートをしてもらっていたけど、あのブランド服を全部買ってたの? ⑪アンのファッションセンスがよくなってゆくのは「仕事と心の成長」を意味していると思ったが、最後に全否定された。アンは何を学んだのか? 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-12 06:35:00)(良:2票) 26.《ネタバレ》 女性の好みそうな映画ですね。と、安易に考えるのは少し短絡的過ぎですかね?それはさておき、私はこの映画をあまりおもしろいと感じませんでした。雰囲気は良く、ファッションと無縁な私も少しファッションに興味をもてるような内容だったのですが、主人公の彼氏がなんだかしっくりこないというか気にくわないというか・・・。自分の誕生日に彼女が仕事で遅れて来て、腹を立てるなんて私には考えられません。情けな過ぎます。欧米の価値観ではそういうもんなのでしょうか?それとも私の価値観が人類とズレてるのでしょうか?どちらにしろ私としてはあんなオカマっぽい彼氏よりも仕事を選ぶといったようなストーリーの方がスッキリしたでしょう。そこ以外は役者の演技もストーリーもなかなかおもしろかったです。 【べいんびーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-11 20:05:10)(良:1票) 25.シナリオは面白かったけど、主人公の顔が好みじゃなかった。 目と口がでかすぎ。 女性にはお勧めかも。 ファッションがきらびやかなんで、女性にはお勧めかも。 【ひであき】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-18 06:36:36) 24.《ネタバレ》 私、この映画大好きです。お気に入りDVD群の中にかなり前から堂々と居座ってるし、友達に勧めたことも数知れず。そんな映画ですが、最近観返したらちょっとだけ評価下がりました。娯楽映画としてはかなりの高得点なのですが、いかんせん主人公+周りの人々の仕事観というものに納得がいかない。やりたくもない仕事に就いて、頑張ってる女の子たちを馬鹿にするアンドレアにドン引きでした。人の蹴落としが我慢ならないないって、あなたジャーナリストどころか社会人やめた方がいいよ。だいたいエミリーたちを小馬鹿にするのは、好きな仕事のために絶食するぐらいの根性と熱意みせてからにしてもらいたい。彼氏は彼氏で「君はあんな馬鹿にしてた女たちの一人になってしまった」って、実際仕事してみてその仕事に魅力を感じ始めた人に対して言うセリフじゃないでしょう。何を基準にアパレルを見下してるのかわからないし。ジャーナリストがそんなに偉いのか??そーゆー業種による差別、嫌いです!かわいい服とおしゃれ魂に火をつけてくれる音楽と小物たちに3点、エミリーの仕事っぷりに3点で6点です! 【メリーさん】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-12 19:06:28)(良:1票) 23.《ネタバレ》 最後まで見て、アン・ハサウェイの視点は業界を傍観する者の視点に過ぎなかったのでは?と。彼女自身は成長したようでいて、実は成長ではなく順応、適応したに過ぎず、蛙の子は蛙という、最終的には全くブレを生じさせないところに連なってゆく訳で。恐ろしく俗っぽい彼女が結果としてそこを捨ててでも獲得しようとは思わなかった部分こそが、むしろ現実としての仕事というものなのではないのかなぁ。1つの業界、1つの職業に脈々と流れる血を描く事で、仕事とは?と問うてみせる映画という感じ。なので自分としてはこれはメリルの映画のように思えますし、だから、メリルの出番が少ないのが不満、もう少しメリル側を描いて欲しかったというのが本音。アンの彼氏や友人に大切にすべき人間的魅力が感じられなかったのがキツいです。奴らよりむしろ仕事を大切にしろ、と思えてしまって。 【あにやん🌈】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-12-29 00:34:42)(良:1票)
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