|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
1.《ネタバレ》 成瀬巳喜男作品群の中でも、初期に属するもので、それ以後の成瀬の作風とは異なる面を見せてくれる。
喜劇をベースにしながらも、喜怒哀楽を無声劇で見せるところなんぞ、小津安二郎の初期の頃にそっくりである。
特に秀逸なのは、後半の父親と息子のやりとりのシーンだ。
父親は家族の幸せを願い、収入を得る為、息子に対し、金持ちの子供たちに謝れと言う。
しかし、息子は悪くない。
当然、息子は謝りたくないと主張する。
「悪くもないのに、お金のために謝る」。
これはすなわち“大人社会”の縮図であって、それが子供には理解できようがない。
それが原因となって、父親と息子の間で衝突が起きてしまう。
その後、息子が瀕死の重傷に遭い、父親は居ても立ってもいられない気持ちになる。
父親の、親として息子を大切に思う気持ちが、短い尺の中で実に深く、そして緻密に描かれている。
貧乏であるが故のやるせなさ、悔しさみたいなものが、ぎゅっと凝縮された掌編だ。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-29 03:08:59)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.25点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 0 | 0.00% |
 |
5 | 0 | 0.00% |
 |
6 | 1 | 25.00% |
 |
7 | 1 | 25.00% |
 |
8 | 2 | 50.00% |
 |
9 | 0 | 0.00% |
 |
10 | 0 | 0.00% |
 |
|
【その他点数情報】
|