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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 俺たちオークの故郷は滅びつつあり、生き残るためには新天地が必要だった――。ここは人間やドワーフ、エルフや魔法使いがそれぞれに同盟を結び、平和的に暮らす異世界。絶大な信頼を受ける国王の下、長い間平穏な暮らしを送ってきたこの世界にある日、邪悪な影が忍び寄る。森の奥深くに突如として開いた緑色の光を放つゲートから、凶悪なオークの一族が侵入してきたのだ。邪悪な魔術の使い手である呪術師に率いられたその軍勢は目の前にあった人間の村を瞬く間に焼き払うと、王国の中枢部を目指して突き進んでゆく。一方、いち早く危機を察知した王国の騎士団長であるローサーは落ちこぼれ魔法使いカドガーとともに、国の守護者として強大な力を有するメディヴという男の元を訪れる。彼に王国が存亡の危機に立たされていることを知らされたローサーは、オークの軍勢を撃退するために彼らのうちの反逆者と密約を交わすのだったが…。人気ファンタジーゲームを基に、SF界の俊英ダンカン・ジョーンズ監督が壮大なスケールで映像化したヒロイック・ファンタジー。細部にまで拘ったこの濃厚な世界観や、ふんだんにお金をかけただろう迫力の映像は充分評価に値すると思います。人間の何倍もの力を有するオーク族たちの巨大な身体なんて、今にも汗の匂いが漂ってきそうなほどリアル。こいつらが巨大な狼に跨り、群れを成して迫りくる様はなかなかの迫力でした。青と緑の鮮やかな光で表現された魔法シーンもジョーンズ監督のセンスが冴えていて、とても格好良かったですね。と、この造り込まれた世界観は確かに素晴らしかったのですが、肝心のお話の方は僕は首を傾げざるを得ませんでした。ゲームをやったことのある人には常識なのかもしれませんが、何の予備知識もない人間にとってはこの当然のように語られる邪悪な魔術〝フェル〟や、何故か国の守護者となっている謎の男の存在、オークの交雑種である捕虜となった女、魔法使いの聖地らしきキリン・トア…。この一見さんお断りな感じ、僕は正直途中から付いていくのがしんどくなりました。それに続編があるのか知りませんが、物語を投げっ放しのままで終わるこのラストもいかがなものか。せめて何らかのカタルシスを与えてほしかったです。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-06-29 00:08:11)
1.「月に囚われた男」や「ミッション 8ミニッツ」を撮ったダンカン・ジョーンズ監督が描くファンタジー作品とくれば、
否が応でも観ないわけにはゆきません。
人間とオーク、両種族のドラマ性を絡めた世界観の構築は見事、ただオチも含めて全体的に消化不良は否めない。
恐らくシリーズ作品を見越しての作りだとは思うので仕方ないのですが、期待させるわりに伏線が機能しておらず、終盤の盛り上がりに欠けた。
題材としては魅力的なオリジナリティがあるわけでなく、そこそこ知名度ある地味なゲームがバックボーン。世界基準で興行を考えるとリスキーなのは確か。二作目はデュロタンとドゥンガの息子(誰に拾われた?)。新たな守護者とそれに纏わるフェルの謎が話の軸になるのかな?このところファンタジー映画は元気ないので頑張ってシリーズ化して欲しいところでですが、期待と希望を込めても6点献上が関の山。
最後に一言。
ウーヴェ・ボルだけは絶対に監督やらせちゃダメです。ゲームの映画化といえば俺様だろっとしゃしゃり出て来られても困ります。
ウーヴェさん、あなた演出の才能ないですから。笑 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-28 16:40:08)
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
5.83点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 3 | 50.00% |
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6 | 2 | 33.33% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 1 | 16.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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