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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 原作既読。4コマ漫画が得意で、学級新聞の4コマを担当して、クラスで人気を集めている女の子が主人公。わけあって同じクラスの不登校で引きこもりの女の子が、主人公同様に学級新聞の4コマ漫画作品を投稿するようになります。この引きこもりの女の子が、4コマ漫画の意味を完全にはき違えていて、大したつながりのない超写実的な風景画をただ4枚並べただけ、などという作品を投稿したりするわけなんですが・・・どういうわけだか、その作品を見た主人公や周りのクラスメートが、「それ4コマの意味ないやん!」などのツッコミを一切入れずに、むしろ絵の上手さが評価されているかのようなテイで物語が進んでいきます。これは自身が漫画描きである原作者が仕込んだ茶目っ気満載のギャグだと思うのですが、物語世界の外側にいる私たちの反応としても、この部分にツッコミを入れている人が案外少ないような気がしました。藤本タツキの他の作品をそこまで多く読んでるわけではないのですが、冗談とシリアスのブレンドのさせ方に、ブラックで、サイコパス的な感覚がある人のような気がしています。前述のツッコミどころも、良くも悪くも作品内の現実世界に虚構的なテイストを与えていて、後に虚構と現実が対比された際に、良く言えば、複雑で不思議な心地がするし、悪く言えば、現実世界への没入が薄くなる分、迫力が削がれている気がするのですよね。本作は、アニメ化にあたって、アニメ作家による作品解釈が入り、原作にはないシーンを追加したり、丁寧にイメージを膨らませていて、アニメならではの表現を楽しめます。特に主人公のギャグセンスのキレッキレ具合(絵の乱暴さも含む)が強調され、引きこもりの子の作品の頓珍漢っぷりが相対的に薄れ、原作が持つ独特な毒が少し抜けて、多くの普通の人が見て、より普通の感想を持てる作品になっているという印象です。映像化により多くの人に見られることを考えると、1つの正解かなと思います。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-02-06 17:29:45)
5.《ネタバレ》 物語そのものには私自身はそこまで感銘を受けませんでしたが、藤野が机で漫画を描いている時の少し傾いた姿勢はリアリティがあるなって思いました。あと、エンディングでガラスに四コマの台紙を貼って時間が経っていくシーンもとても印象的でした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-11-26 16:13:40)
4.短いが印象的な作品。それぞれのモチーフはポイントを絞って描かれるので密度が濃い。
好きなことはいくらでも集中が持続する、それはつまり絶対的な量を確保出来るということ。才能はそこにある。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-11-09 11:36:39)
3.《ネタバレ》 1時間ほどの小品作品。
「またね!」の後の畦道での溢れ出る喜び表現、いいですね。
凶刃の後、出会わなければ良かったと思っても、結局二人は出会って投稿する未来しか想像できない。
京本はその瞬間まで充実した人生を送れていた。背景しか描けていなかったのにストーリーのある4コマを描けるようになった。
そんなもの残されたら目の前に貼ってしまう気持ち分かりますね。
つくづく、京アニの犯人は許せません。 【ぶん☆】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-08-03 22:57:29)
2.《ネタバレ》 原作は読んでいません。主役2人の関係性に違和感があり、素直に映画を見ていられませんでした。しかも、友人であったのに、失ってみて何に気付けたのでしょうか?好きなことへのひたむきさと頑張りの描き方は、すごく良いものを感じられたので、少し残念でした。 【shoukan】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-08-03 22:42:25)
1.《ネタバレ》 原作マンガはごくごく私的な物語として描かれていると思うの。作者の個人的な気持ち、感情の発露。そしてそれは京都アニメーションの事件をなんとか自分の中で消化して昇華して(もちろん、しきれないのでしょうけれど)って作者の葛藤があって。
だけどそれをアニメ映画として企業と多くの人の手を経た作品にするとなるとニュアンスに違いが生じてきてしまうと思うのね。商品としてパッケージングされ公開されるものへと移行してゆく、そこに個人的にどうにもこうにも割り切れなさが生まれてしまうの。良かった、感動しました、で消費して完結していいモノなの?っていう。アレはまだ全然終わってないのに、終わり様もないのに。
アニメとしては良く出来た作品よね。原作にほぼ忠実な映像化だし、キャラの心情に寄り添う、その細やかな表現に心が動かされるわ。でもこれはあくまで藤野の物語。京本の「もしも」の物語はあくまで藤野を救済し一歩を踏み出すための存在。京本に訪れる理不尽な出来事を打ち消すモノではなくて。
そしてだけどアタシは藤野ではなくて京本に心を寄せていた。と言うか京本の物語としてしか捉えられなかった。ので、そこに閉じ込められたわ。塞がった感覚ね。そこにあるのはただ藤野を見送る視点。閉ざされた未来。
京都アニメーションの事件を経て、でもそこから先に進んでいる人たちがいるわ。新作も生まれているし、そこから離れて新たな進化を続けている人もいて。
だけど勿論それぞれに疵と痛みを抱えているのでしょうし、そこから先に進めなかったり、消化も昇華もできなかったり、立ち止まったままだったりって人も存在していて、それを否定はできないわよね。
アタシにはまだこれを商品として消費するのは無理だったわ。そして多分ずっと無理ね。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-07-18 16:07:25)(良:2票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
30人 |
平均点数 |
7.67点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 6.67% |
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6 | 6 | 20.00% |
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7 | 8 | 26.67% |
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8 | 5 | 16.67% |
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9 | 2 | 6.67% |
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10 | 7 | 23.33% |
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【その他点数情報】
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