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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 表面的にはものすごく退屈な映画だったんですけど、言いたいことはなんとなく伝わってきました。
物質的には豊かなんですが、生きている手応えみたいなものがない人たち。
ピエロが株取引の人である設定もそういう意味合いに通じているのでしょう。
社会が複雑化し個人の存在意義が見えにくくなる中で、愛や生きる意味もよくわからなくなってくる。
単なる恋愛の話かと思いきや、現代社会を切り取る作品でありました。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-10 16:00:46)
5.《ネタバレ》 ミーナの歌う主題歌に引き込まれる。名曲。
株価の変動を追い求める人々の心は、喧騒であればあるほど孤独が引き立つ。喧騒と対照的に、都会の静寂な朝が印象深い。
やや冗長気味だが愛の不毛や無常観は感じられる。主役M・ヴィッティのアンニュイな表情が作品の主題を体現して秀逸。対してA・ドロンは引き立て役だが、株の仲買人をうまく演じた。
ラストは核戦争勃発のニュースで現代の不安感を描出。愛や経済がどうであれ「核で一巻の終わり」という虚無感が暗示される。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-16 20:08:56)
4.物質的に経済的に恵まれていても容貌が良かろうとも、誰しも逃れられない虚無感を表した作品として見ました。
決して面白いとは言えないし50年以上前の映画だが、物質的に恵まれた現代に生きる者にも、ヴィットリアの「分からない」という言葉に漠然とした虚無を感じさせられると思う。
愛や株の価値という目に見えない幻想を見、虚無を感じた主役の彼らはとても不幸せそうに見える。しかしそう考えられる彼らは余程幸せなのだ。私には暴落後と比べて、以前の日常に忙殺されたアランドロンの方が不幸に感じる。株に没頭するヴィットリアの母親の方が不幸に感じる。最終盤には空しさを映像や音楽で表現しているが、自分の気持ちとフィットしない。時代は変わったのか。
反対にこの映画を見て感じたのは、虚無を感じる人間の空しさと尊さだ。そして小さな幸せを見つけるということはこういう尊さを感じることのように思う。小さな幸せを沢山感じて生きていきたいと思う。 【さわき】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-09 09:27:14)
3.ただそこに在る無機質なものに囲まれ、一分一秒に一喜一憂しながら人生をかけ、いつ終わるとも知れない恋に、戸惑いを感じながらも身を任せる。
どれだけ愛しあってもその愛が無くなればただの他人。その人にとってはいないものと同じ。それでも、ただ無機質のように存在する事が出来ない為に、また他の誰かに認識されることを求め、生きていくんだと思いました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-09 18:53:41)
2.ドライですな~。。主人公の女性が子供っぽい笑い方をしては無表情になり、また笑い出しては無表情になり、なんでと聞かれると「分からない」。んードライ。。。。 【njld】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-27 01:52:50)
1.人生とは何かを2時間強のダラダラとしたテンポでお説教してくれます。この映画で伝えたいような事は誰しもふとした時に感じてるはず。今更この映画でそういった感情を再確認するまでも無いよ、私は。どうあがいたって、時は流れるんだから。アントニオーニ監督の撮り方がどうのこうのなんて私には関係無いしね。アランドロンのファンなので観ました。 【べんちゃんず】さん 6点(2004-11-02 14:58:08)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
23人 |
平均点数 |
6.30点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 4.35% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 3 | 13.04% |
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4 | 1 | 4.35% |
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5 | 1 | 4.35% |
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6 | 6 | 26.09% |
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7 | 4 | 17.39% |
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8 | 3 | 13.04% |
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9 | 2 | 8.70% |
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10 | 2 | 8.70% |
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【その他点数情報】
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