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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 ラストシーンがすごい、全て持っていかれた。
若い兵士が叫んで処刑が少し中断、そのちょっとした隙間に口紅を塗る。
死ぬ直前まで美に対する意識を忘れない。
この世の最後だからこそ、いつもの姿で美しくいたい。
目隠しを渡そうとしていた若い兵士の涙を拭う女。
なんたる濃密なラストシーンだろうか! 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-02-11 21:51:33)
2.マレーネ・ディートリッヒの映画を観るのは、「情婦」に続いてまだ2作目だが、この人が映画史に残る大女優の名跡に相応しいことは、2作だけで充分に理解し得る。
「間諜X27」とういタイトルを見て、語意が分からなかった自分は、一体何の映画なのかちっとも分からなかった。
主演女優演じる未亡人が、政府の裏機関の人間にスカウトされ“女スパイ”に仕立て上げられる。そこでようやく、「間諜」=「スパイ」ということが理解できた。
“スパイ映画”として観たならば、古い映画だということをさっ引いたとしても娯楽性に乏しい。
物語自体のドラマ性も決して深みがあるとは言えず、面白味は薄いと言える。
しかし、それでもこの映画の価値を及第点レベルに押し上げているのは、言うまでもなくマレーネ・ディートリッヒの存在感に他ならない。
時代の混沌に巻き込まれつつ、最期まで「女性」としての凛とした姿を見せ続ける彼女の振る舞いに、性別を超越した“憧れ”を感じずにはいられなかった。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-21 23:44:09)
1.《ネタバレ》 マレーネ・ディートリッヒは、あいかわらずかっこよくてなおかつ素敵。序盤の娼婦より、ロシアに潜入した時の掃除婦姿が特に魅力的です。スタインバーグ監督も、彼女をいかにすばらしく見せるかに力を入れているようです。そのためか、お話の方はいまいち。「愛に殉ずる女スパイ」というのは、メロドラマとしては格好の材料でしょうが、肝心のX27とロシア軍大佐がどうやって惹かれあったかが、わかりづらい。おそらく当時の観客にとっては、ディートリッヒというだけで、恋に落ちる話は問題なかったのでしょう。しかしX27がどこに惚れたのか、よくわかりません。結局、後半の展開は説得力がなくなってしまいました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-13 20:28:03)
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【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
6.36点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 9.09% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 18.18% |
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6 | 3 | 27.27% |
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7 | 3 | 27.27% |
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8 | 1 | 9.09% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 9.09% |
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