みんなのシネマレビュー

小間使の日記(1963)

Journal D'Une Femme De Chambre
1963年【仏・伊】
ドラマ小説の映画化
[コマヅカイノニッキ]
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監督ルイス・ブニュエル
キャストミシェル・ピッコリ(男優)Monsieur Monteil
ジャンヌ・モロー(女優)Celestine
脚本ジャン=クロード・カリエール
製作セルジュ・シルベルマン
配給フランス映画社
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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3.ジャンヌ・モローのくたびれ加減、よくいえばアンニュイさが、時代背景あるいは中産階級の怠惰な反復を、よく表現している。楽しい映画、ではない。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 18:56:00)

2.解釈に迷います、セレスティーヌの人間性。シタタカ女の世渡り上手系、なのか、出たとこ勝負のおつむ弱い系、なのか。多分、前者だと思うんだけど、後者だと捉えてもおかしくないような。ジャンヌ・モローがピチピチじゃないところがミソですね。適度に世間ズレしたちょっと年増な感じが良いです。だからこそ、とらえどころのない、それでいてミステリアスな存在になっているのだと思います。ホントに必要なもの以外全て削ぎ落とされた作品なので、結構見る方もシンドイです。 すねこすりさん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 15:49:02)

1.ブーツフェチ老人や片っ端から下女を孕ませる主人、そして少女を強姦する男など、変態男たちが幾人か登場する。 彼らはいずれも地位も金もある男達で、社会的に立派な立場にいるのだが、その裏には、性的倒錯や性癖を隠し持っている。 それらの欲求を、立場を悪用して強要する男達に対し、ジャンヌ・モロー演じる小間使は、至極冷静に受け流す。 その態度は、それらの男達を嘲笑するかのような態度であり、魅力ある女性の前には、社会的力はあっても、男はいかに無力であるかを表現しているようだ。 しかし、全体的に間接的な描写や、遠まわしな表現が多いので、決して解りやすい作品には仕上がっていない。 それが災いしてか、どうもストレートに楽しむことができなかった。 フランス映画的ではあるが、もう少し表現するべきところははっきりと表現し、メリハリの利いた、スキャンダラスな問題作に仕上げてくれると、もっと楽しめたように思う。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-06-18 23:13:52)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
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