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半落ち

Half a Confession
2004年【日】 上映時間:122分
ドラマサスペンス法廷ものミステリー刑事もの小説の映画化
[ハンオチ]
新規登録(2003-12-26)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2024-06-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-01-10)


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監督佐々部清
キャスト寺尾聰(男優)梶聡一郎
柴田恭兵(男優)志木和正
原田美枝子(女優)梶啓子
吉岡秀隆(男優)藤林圭吾
鶴田真由(女優)中尾洋子
伊原剛志(男優)佐瀬銛男
國村隼(男優)植村学
高島礼子(女優)植村亜紀子
奈良岡朋子(女優)高木医師
樹木希林(女優)島村康子
嶋田久作(男優)加賀美康博
斉藤洋介(男優)笹岡
中村育二(男優)伊予数男
豊原功補(男優)栗田
西田敏行(男優)小国鼎
本田博太郎(男優)辻内
田山涼成(男優)鈴木孝夫
奥貫薫(女優)藤林澄子
高橋一生(男優)池上一志
田辺誠一(男優)片桐時彦
並樹史朗(男優)熊野病院の医師
石橋蓮司(男優)岩村肇
笹野高史(男優)刑務官
井川比佐志(男優)藤林圭一
岩本多代(女優)高野しず子
横山秀夫(男優)法廷の記者
寺杣昌紀(男優)
原作横山秀夫「半落ち」(講談社)
脚本佐々部清
音楽寺嶋民哉
津島玄一(音楽プロデューサー)
作詞森山直太朗「声」
作曲森山直太朗「声」
主題歌森山直太朗「声」
撮影長沼六男
製作東映(「半落ち」製作委員会)
TBS(「半落ち」製作委員会)
企画近藤邦勝
坂上順
プロデューサー濱名一哉
配給東映
衣装江橋綾子
編集大畑英亮
照明吉角荘介
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12


22.《ネタバレ》 原作未読ですが、いかにも横山秀夫テイストで楽しめた。直木賞選考過程でハードボイルド氏とルンルン女史から骨髄ドナー登録に関し「事実に反する前提で書かれている」とクレームがついたそうだけど、この2人ってそんなに事実関係に裏打ちされた小説って書いてたっけ? ともかく、内容は面白いが、映画としては「ロクヨン」などと比べ減点が多い。まず、鶴田真由演じる記者。鶴田さんはすごいきれいで大好きな女優さんなんだけど、その取材方法は変だ。そもそも、県警刑事部長の部屋ってあんなオープンじゃないし、地検検事正の懇談も個別の事案の話はしないはずだし、事務方が同席して、終了後全員追い払うはず。ネタ元や筋がバレバレなやり方するかな。それと、嶋田久作の本部長が本部長っぽくない。みんなが本部長室に集まって会議って、せいぜい警務部長室でしょ。毎度おなじみの県警警務部対刑事部の争いもちょっと物足りなかった。とはいえ、國村隼や豊原功輔なんかは巧くて芝居が引き締まった。 いそろくさん [DVD(邦画)] 6点(2018-08-01 21:37:55)

21.《ネタバレ》 今まで見てきた“寺尾モノ”の中では、いちばんマトモでした。ただ必要以上の豪華キャストゆえか、個々の登場人物の印象が薄い。それに、後半のオチが曖昧。生きようと思った理由とか、妙に重い刑罰とか。「詳しくは原作を読め」ということでしょうか。 あと余談ながら、どうでもいい場面で民放女子アナが出演していました。きっと「話題づくり」の一環なんでしょうが、こういうことをされると、制作者の品性を疑いたくなります。 眉山さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-13 21:18:27)

20.最初に観た時に、どうもピンと来ずにレヴューを控えていたのだが、つい先日TVの2時間SPでドラマ化、その直後に映画のオンエアがあったので見比べると、なんとなく感想が固まった。作品としては両者一長一短だったのだが、原作の設定を整理し直して2時間にまとめたTVに比べて、映画は原作をそのまま映像化したために、映画作品は「梶はなぜ自殺を思い留まったのか?」という肝心な部分のピントがボケてしまったように感じる。あと一年は生きていたいと思う理由が、映画からは伝わってこないのだ。執行猶予の付かない理由も、あそこはフェードアウトではなくしっかりと読み上げなければ、メッセージ性としては弱い(TVはこの判決が出る部分はすっぱりとカット)。映画に関して言えば、弱い脚本を役者の演技で観せ切ったな、という感がある。その分、役者の演技は映画の方が1枚も2枚も上だった。 TERRAさん [地上波(邦画)] 6点(2007-12-30 16:35:42)

19.考えさせられる内容なんだけどそれをイマイチ伝えきれていない。不完全燃焼ってやつ。もう少し期待してたんだけどなぁ。 ゆきむらさん [DVD(吹替)] 6点(2006-01-15 12:34:19)

18.「命とは、人間とはなんぞや」という、一見ありきたりに思えるテーマが主体だが、起こった事件とは関係の無い部分を問題として掘り下げ、警察、検察、弁護士、さらに審判を下す裁判官の心情まで肉付けしたドラマには恐れ入った。ただこれはそれだけ原作にパワーがあったということで、映画の印象となるとTVの2時間サスペンスとどっこいの作品に思える。泣かせるシーンはポチポチ有り、カッコイイ男も複数出てくる。でもどうも「守りたい人は…」のくだりなんてくどすぎるし、種明かしされたそれにサスペンスの醍醐味も感じられない。ラストの銀杏並木で涙しながら「で、刑事ドラマだったんだっけか??」と軸がぶれていることにそっと気付いてしまった。惜しいな、俳優さんは好み揃いだった。 のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-23 01:56:07)

17.主人公を取り巻く人は、ヒステリー演技で紛らわす拙さを感じさせる人が多かった。犯行の動機が最大の焦点なのですが、隠す理由がうまく伝わってこない。横山秀夫原作は人間の広い意味での色気はないけど、警察内部の策謀などはさすがにうまく描く。どんな組織も大変だ。 チューンさん [地上波(字幕)] 6点(2005-05-03 23:03:56)

16.全体に漂う緊張感はあるが、映画としては弱い。 「尊厳死」や警察の「隠蔽工作」の問題を多くの人に考えてもらいたいということでの映画化には賛成だが、 動きが少なく、映像化には不向きな作品である。というか映像化するのであれば、もっと視覚的な演出を心掛けるべきだと思う。 「演技しない演技」にあまり過大な評価をするべきではない。 カタログさん 6点(2005-03-29 19:53:22)(良:1票)

15.寺尾聡はいつもの寺尾聡だし、吉岡秀隆がいつまで経っても上達しないのも同じでしたけど、その周りを固めたキャストは中々見せる演技をしてたと思います。しつこいようですがTVドラマを観ない私は、特に柴田恭平が渋くなってたので驚きました。また、一々描かれる登場人物達のドラマは、短いなりに巧くまとまってたとは思いましたが、どこかは割愛しても良かったかもしれませんね。この辺に皆さんの仰る中途半端感の原因があると思います。正に「半泣き」とは言い得て妙です(少しは泣けるけど、大感動には至れない)。それにしても、クオリティとしてはやっぱり2時間ドラマレベルなので、映画ならではの「何か」は欲しかったです。最優秀作品賞をあげちゃう日本アカデミー賞のレベルも知れるというものです、6点献上。 sayzinさん 6点(2005-03-24 00:08:25)

14.原作を知らないせいか,結構楽しめました.内容とは関係ないのですが,全体的に音量が足りなくて,ぼそぼそした台詞がとにかく聞き取り難くテレビのボリュームを上げてしまいました.わざとそんなコトする理由はないと思うので,担当者には今後注意していただきたいです.謎解きの要素は薄いので,その辺を期待しすぎると肩すかしかも知れません.あとこれは推測ですが,台詞や展開にちょっと唐突な印象を受ける部分がありました.長編小説の映画化ではいたしかたない所なのでしょうか. マー君さん 6点(2005-03-12 15:13:43)

13.梶被告がなぜ頑なに2日間の空白を隠そうとしてたのか、どうにも理解できないまま終わってしまった。そりゃもちろん映画の中で説明らしきものはありましたよ。骨髄移植で助けられた少年をマスコミから守るって。確かにベラベラしゃべるこっちゃないけど「あなたには守りたい人がいますか」っていう台詞に見合うハナシじゃないしテーマとしちゃあ希薄すぎるんではないか。 現職警察官による嘱託殺人と警察内部の苦悩、報道のあり方、介護問題、人が人を裁くことの限界などなど盛りだくさんでしたが消化不良のまま垂れ流した感が強い。 kazu-chinさん [DVD(字幕)] 6点(2005-02-21 01:32:19)

12.皆さん同様、樹木希林の出色のピカイチ演技に感動したので、いちおう6点入れますが、あれがなかったら、もっと点数は低かった。なぜかというと、「半落ち」を続けなければならない理由がよくわからんのだ。整理してこの映画が言っていることをまとめれば、「アルツハイマーで魂をなくして生きるくらいなら、臓器移植のドナーになりましょう」と言っているのではないのか?それではさすがに言い過ぎと思ったのか、「魂をなくして生きる」者に生きる価値がないかどうか、誰にも「裁くことはできない」と良心的判事に言わせて、主張をぼかしてしまった。だから、結局この映画は「泣きのための泣かせる映画」にすぎなくなってしまった。「ああ、泣いたな」という記憶しか、あとに残らないのではないですか。アルツハイマー者の描き方にも疑問が残る。彼らは「魂をなくした」ということなのだろうか? goroさん 6点(2004-11-08 04:36:22)

11.最初、ここを覗くまではかなり迷いながら、コメントを考えていた。内容の一部や、樹木希林さんの迫真の演技に涙したのは事実だが、どうしても高得点にならなかったからだ。なので、ここを覗くまでは、またしても天邪鬼なコメントになってしまいそうな心配をしていたが、私の投稿時点で5.77点という低水準な点数をみて、大方の皆様の思いも同じであったと確認できて安心してしまったのだ。やっぱり物語のちぐはぐさ、要点の変わり方が下手でしたし、映画として、もっと画面に工夫がほしいかった。TVドラマと同じ水準の撮り方では途中で飽きてしまう。鉄腕麗人さんと同じで、見た直後から急激に感動が薄らいでいく、自分が過去に見た映画と比べても、何かしっくり来ない映画でした。とりあえず、伝えたいポイントそのものの大事さと、一部役者さんの迫真の演技が良かったので、好意的評価で6点といたします。 はむじんさん 6点(2004-10-15 00:57:37)

10.吉岡秀隆がいなければもうちょっとましになったんじゃない?というのが見終わったあとの感想。妻の介護に耐えられず殺してしまった主人公と、未だに耐えている吉岡くんの家族との対比というメッセージと、話の主題である何故「半落ち」なのか?というメッセージが独立に出てきてしまっている。どっちのメッセージに絞ればいいかは、吉岡くんの演技を見れば明らかだろう。吉岡くんのあのキャラに、あの奥さんというのはなんだかグロテスクだ。樹木希林の演技に泣かされてしまったので、6点! spectaclesさん 6点(2004-09-03 12:36:30)

9.途中から違う映画だね! kさん 6点(2004-08-16 12:28:14)

8.途中中だるみ感があるけれど、全体的にはそこそこよかったです。裁判で新聞記事を読むところでは、映画館内のそこら中で鼻をすする声聞こえました。でも、、、、殺してから自首するまでの二日間何をやっていたかって、警察やマスコミがそんなにみんなして大騒ぎすることなのか? カルーアさん 6点(2004-05-30 19:56:31)

7.全てが予定調和の中に落ち着いているので、安心して観ていられる。それが「テレビでも充分だ」という気持ちを起こさせる向きが無いではないが。でも、寺尾聰と樹木希林の二人の演技だけでも映画館まで行く値打ちがあるはず。周りのヘボキャスト(特に女性記者と若手判事!)を何とかすればもっと良くなったと思う。あと、エンディングの音楽。入れ方が急過ぎ。あれで感動の涙が引っ込んだ人も結構いるのではなかろうか。もうちょっと考えようよ。 山岳蘭人さん 6点(2004-04-29 21:13:29)

6.二時間ドラマのにおいをぷんぷんと嗅げてしまった。特にラストは。な~んか役者を豪華にしてそれを感じさせないようにしていた感じがした。後いっぱい人を出しすぎて、しかもみんな同じタイプの正義感の強いというか、強くさせられちゃうタイプの人で、もっと違うタイプの人も中心人物で出してもよかったのではと。しかも中心っぽい登場人物が出てきて、なんとなくその人の考えや気持ち、素性なんかがちょいちょいわかってきたらなんかぜんぜん出てこなくなってで、感情移入しようと思ってもうまくできなかった。何人かにしぼってもよかったかと。特にあの裁判官はうまく省略できたのではないかと思うわけで・・・。でも、泣かせようとしているという批判もあるかもしれないけど、全体の雰囲気には一貫性があって、すぐに映画の話の中に入っていけたのはよかったので6点が無難なところかな 野次られLOWさん 6点(2004-02-22 23:19:24)

5.出演者それぞれがそれぞれにいい味出してて良かったです。ただテーマが重くって見終わった後ちょっと疲れを感じてしまいました・・・。 トフィー・オーレさん 6点(2004-02-16 15:42:19)

4.《ネタバレ》 『半落ち』で『半泣き』 …失礼。 豪華出演者達、 素晴らしい脚本、 だけど不完全燃焼に感じてしまいました。 半泣き状態、 でも不完全燃焼でした。 ラストの物足りなさか、 はたまた隣のおばさんの鼻をすする音のせいか、 理由は様々です。 ネタばれになってしまうのだが、 『アルツハイマー病』『骨髄移植』 といった社会的問題が背景にあります。 少なからずともこの手の問題について考えさせられる事でしょう。 吉岡秀隆はよかったなぁ★ 半落ち=一部自供はしているものの全ては自供していない状態、 を意味します★ 王子さん 6点(2004-02-09 23:33:56)

3.それなりに楽しめました。寺尾聡はすごいです。でも、キャストの無駄遣いが目に付きました。それぞれがそれぞれ良い役者さんだとは思うけれど、これだけインフレ状態になってしまうと、個性が埋没している役者さんが映画が感動のピークを迎えているときに、余計目立って可哀想に見えてしょうがありませんでした。作品はまとまっていたのですが、ただやっぱり刑事もの映画は苦手です。観ている割には「当たり」が少ない気がします。観過ぎているからかもしれませんけど・・・。そうですね、この手のミステリーはある程度、型が決まっているものです。どうしても僕は『半落ち』が型破りの作品には見えなかった。もう型破りのミステリーは撮ったり書いたりできないのでしょうか。この手の映画は何かに似ていたら、もうそれだけで半減です。それとこの映画を僕が楽しめなかった最大の原因は、ネタバレしていたということ。たしかこの作品は直木賞の選考のときに、ひと悶着あったものでしたよね。そのネタバレの件をどこかの新聞で読んで、観に行く前は全然気付かなかったのだけれど観ているうちにだんだん「そういえば新聞で読んだあの作品かも?」と思い始めけっきょくそのネタバレした映画でした。かりにも全国紙でしょ、ネタバレせんでくれと。小説は読む気なかったから記事を見たのですが、映画化されるなら困ります。それなりに楽しめたと最初に言っておきながら、文句ばかり書いているような気がしますが良かったですよ。隣で一緒に観た母は号泣してましたから。で、観終わってから「楽しかった?」と聞いてみたら「伊原剛志がすごくカッコよかった」って・・・どないやねん! ひろすけさん 6点(2004-02-04 18:28:18)

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【点数情報】

Review人数 124人
平均点数 5.23点
010.81% line
121.61% line
254.03% line
31411.29% line
42721.77% line
52318.55% line
62217.74% line
7118.87% line
8118.87% line
954.03% line
1032.42% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.42点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.28点 Review14人
4 音楽評価 3.13点 Review15人
5 感泣評価 4.72点 Review11人

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