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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 ちょっとしたことから人生が転落していくことはあるだろうし、所謂一般市民は善と悪の境界のようなところで生きている。だから自分を守るために多少のインチキはするのだろう。それが他人を不幸に陥れることもあるわけだが。そういった人生の不条理さを描いているのだろうが、出所直後にイキナリ殺人しちゃって、罪を重ねていくというのはやや唐突で無理があって、展開を急ぎすぎ。原作未読なのでどうアレンジしているのかわからないが、この辺の過程はもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。あとは役者が総じて下手というか魅力がないのも盛り上がりに欠けるのも難点ではある。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-28 13:08:53)
2.《ネタバレ》 ストーリーが凄く淡々と進む感じがするのですが、やはりモンタージュがスタイリッシュで抜群に格好良い事があげられると思います。
写真屋の店主が偽札に気付くシーンからガソリンを扱う手のショットへ、また、ベッドの裏から出てきた大量の睡眠薬から救急車と白衣の人物を捉えるショットへの移行などなど、スパッと明快なモンタージュのオンパレードが見ていてとても心地良いのです。
また、ここまで見てきた観客は画面の中に斧を目にすることになり、当然背筋が凍るような感覚に襲われるわけですが、ここからがブレッソンの凄いところ。
イヴォンは家事を手伝ったり果実を採って食べさせてあげたりと一旦は善人となりハッピーエンドに向かうのかも、と思ってしまう。自分はラストよりも、むしろそういった見る側の人間を食ってかかるような“フェイント”や“焦らしテク”にやられました。
ところで、それぞれの立場を考えてみると、偽札を掴まされたイヴォンは善良な一市民。
食事の会計時に衝動的に乱暴な振る舞いをしてしまったり、仕事を解雇され妻子を養うべく銀行強盗の輸送役をやるも、根が善人であるのは間違いなさそう。
また、イヴォン以上に善良なのが写真屋の雇われ従業員ルシアン。
写真屋の金庫を荒らしたり金属片を使って他人の預金を引き出したりと悪事を働く姿が描かれていますが、自分の読み間違いがなかったとすれば、これらの一連の行いは偽証によって罪を着せてしまったイヴォンのため。自ら刑務所に入りイヴォンを救うため。(結局、イヴォンは脱獄の誘いを断りちゃんと刑期を終えて出てきましたが。)
出所したは良いが、全てを失ったイヴォン。
偽札を作って何事もなく生きてゆく学生と、偽札によって人生を狂わされる善良な人間たち。彼の手にかかった人達も同様。
偽札とは一体?? 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-08-24 23:33:35)
1.そのクールな終わり方に見終わった瞬間「はぁっっっ!?」って声出して言っちゃいました。呆気に取られた。好き嫌い別れるでしょうが、私は真ん中。監督独特の手法は印象に残るし嫌いではないが、たぶんもう観ない。でも未見の人で興味有る人は見ておいた方がいいと思う。そんな映画。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-30 21:55:41)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
25人 |
平均点数 |
7.32点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 4.00% |
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4 | 2 | 8.00% |
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5 | 3 | 12.00% |
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6 | 3 | 12.00% |
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7 | 2 | 8.00% |
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8 | 6 | 24.00% |
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9 | 3 | 12.00% |
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10 | 5 | 20.00% |
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【その他点数情報】
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