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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.田中絹代が塀を乗り越えて矯正院から逃げるところが素晴らしい。この監督の粘っこさが、逆に外に広がる田園風景を爽やかに見せる。娘が街で不良にやられるシーンの粘っこさも、見事にいやらしい。男でもいい人はいるんだけどなあ、と文句を言いたくなることが、溝口映画を見てると思うことが多いが、この不良学生なんか表情がはっきりしてないだけに怖い。そして不良娘に身ぐるみ剥がされるところを移動で追っていく。その惨めさの追求の粘っこさ。そもそもの悪の古着屋のたたずまいの暗さも、どこか粘ついたものを持っている。戦後とはこんなにも暗かったのか。戦争が終わったという解放感はなかったのか。溝口にとって女性の被害はずっと継続してたってことか。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-01-27 10:11:40)
1.戦後の混乱期、夜の街に生きる女たちの姿を描いた作品。 ストーリー展開はちょっと短絡的な気がするが、女性が独りで生きていくこと自体、 困難という時代背景を考えれば、仕方ない部分もあるのかも。性病への問題提起を促しており、 一人の女の生き様を描いたと言うより、社会派ドラマに近い作品なのかもしれない。 品のいい奥さんから姉御肌の娼婦へ、田中絹代のギャップのある演技が見所。 ラストの演出は伝えたいことはわかるものの、唐突でちょっと押しつけがましかった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-27 04:58:09)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
5.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 12.50% |
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4 | 1 | 12.50% |
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5 | 2 | 25.00% |
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6 | 2 | 25.00% |
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7 | 1 | 12.50% |
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8 | 1 | 12.50% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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