みんなのシネマレビュー

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran
2003年【仏】 上映時間:95分
ドラマ小説の映画化
[イブラヒムオジサントコーランノハナタチ]
新規登録(2004-11-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【Olias】さん
公開開始日(2004-11-20)


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監督フランソワ・デュペイロン
キャストオマー・シャリフ(男優)イブラヒムおじさん
イザベル・アジャーニ(女優)映画スター
脚本フランソワ・デュペイロン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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9.《ネタバレ》 フランス版「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」みたいな。大人の階段のぼるぅ~君はまだ~シンデレラさぁ~♪とちょっと口ずさんでしまうような、娼婦と寝てテンションアゲアゲな16歳の少年の淡い思い出ストーリー。イブラヒムおじさんがええ味だして人生の素晴らしさを伝えていく様は淡々としてますけどフランスらしい明るい映像が何とも言えない雰囲気を醸し出してるように思います。ちょいとした唐突感は否めませんが展開は悪くないだけにまぁまだマシか。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-05 09:28:04)

8.《ネタバレ》 ある意味すごく難しい映画でした。自分には、“イスラム”と“ユダヤ”のキーワードが持つ意味が分かりません。肌で理解できない。この部分をスルーしてしまうのは問題ありだと思いますが、背伸びして解釈するのも恥かしい。なのでこの要素については、無視します。浅い観方をしていると思いますが、ご容赦ください。本作はイブラヒムおじさんと少年モモの交流のお話。孤独なイブラハムと、父を亡くした少年。お互いに子を、父を、必要としていたもの同士の結びつき。イブラヒムは異国の地の片隅で細々と商いで生計を立てています。大して儲かるわけではありません。でも現金で高級車が買えるくらい蓄えはあった。すなわち、儲けたお金の使い道が無かったということ。これは悲しいことだと思う。せっかく儲けたお金なのに使えない。使うあてがない。それはお金だけではありません。経験という財産もそう。彼は探していたのだと思います。彼の得てきたモノの使い道を。死んでしまえばそれまで。蓄えてきたものが、無駄になってしまう感覚がある。だから、有益な使い道を求めた。それは、自身の人生を肯定することに繋がります。ある程度年をとると、そういう心境になる気がします。ですからモモという後継者を得たイブラヒムは、幸せだったと思います。一方のモモも、実の父親から得られなかった愛(全肯定してくれる無償の愛)と扶養主を手に入れて幸せだったはずです。ラスト、家業を継いだモモの姿に笑みがこぼれます。ああ、人生は繋がっている。ハッピーエンドです。ただし、モモが自らに意思で店を継いだのかどうか。自我を確立する時期に、実の父親が不在だったこと。それにイブラヒムの死により、彼の人生の選択肢が制限されてしまったように思います。もちろん、そういう人生も決して悪くありません。誰もが無限の可能性を持っているわけじゃない。ただ、モモが人生の選択を“自ら選んだ”と思わせてくれる何かが欲しかった。借り物のアイデンティティだとしたら、ちょっと悲しい。 目隠シストさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-14 23:02:48)

7.こんな人と出会えて良かったと思えるようなイブラヒムおじさんだけど、最後は唐突では?フランスらしく映像がカラフルで、街並みもよかった。コーランを読むのを強制はしないけどじわじわと影響を与えていく過程は良かった。 Michael.Kさん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-20 18:46:58)

6.パリに住むユダヤ人とトルコ系のイスラム教徒との触れ合いという設定は良いと思うのですが、話の焦点がまとまってない印象を受けました。
ただ、音楽の使い方や映像が非常にポップな感じが出ていて、さすがフランスといった感じでしたね。 TMさん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-21 12:02:58)

5.「フランスを舞台に」「ユダヤ人の少年が」「アラブ人のじいさんと交流する」ってトコがミソなんだろうという事。アタマで「考え」れば、そうなんだろうけど、「感じる」ところまでは至らないのが、まあ、我々との接点の乏しさ、伝わりにくいものもあるのかなあ、と。もしも、私がフランス人で、この映画を自国内の出来事として観ていたら、もっと映画との距離が近づいて、色々と「感じる」ものもあったのかもしれない・・・そんなことも、やっぱしあくまで「考える」だけであって、実際に「感じる」までには至らない。また、この映画との接し方に戸惑う点は、そういった距離感だけではなく、まるで家庭用ホームビデオで撮ったかのような、カメラがフラフラと被写体を追いかける、ポップな演出、これもそう。もしかして、「ユダヤ⇔アラブ」という微妙な問題を、ことさら深刻に印象付けない、毒消しのための演出なのか?ってなことも、やっぱり、「考えて」しまう。後半、唐突に旅に出る、この性急さ、これも同様の意図かもしれないが、やはりこの演出の軽さには、とりあえず、違和感を感じた、というのが正直なところ。ただ、それまでフラフラしていたカメラが、オジサンの故郷のシーンで急に動きを止める(固定カメラ連発)のは、雰囲気を大きく変え、これはとても印象に残りました。最後に、「もし自分がユダヤ人なら、あるいはアラブ人なら、この映画をどう観ただろうか」ってなことも、どうせわからないながらも、やっぱりこれも「考えて」みたいところ。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-04 12:16:09)

4.えええっ、イザベル・アジャーニっっ(驚)!? うそっ(笑)。おしゃれで綺麗じゃないおじさんのお店がいいなぁ・・・ただ、なんかタイミングが悪かったのかあまり響かなかった・・・。 ジマイマさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-22 22:11:43)

3.さー久々の休日だ、まったりと心休まる映画を見よう。
そう思って借りるも…なんだこのエロガキはw
そこまでして風俗に行きたいのか?ま、わからんでもないが。
イスラムの教えもなかなか面白いなと考えるシーンもあったが、
全般的になんか変な映画でした。ま、違った意味で心は休まったからヨシとする。 ふくちゃんさん [映画館(字幕)] 6点(2005-09-21 06:42:11)

2.モモの人生ってとても辛いと思う。でも、鑑賞後それを感じなかった。イブラヒムおじさんによって救われたモモ。人生の師ってありがたいですね。 T橋.COMさん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-20 00:36:29)

1.イブラヒムおじさんが家の近くの店にいてくれたら俺もこんな生活送ってないな!! はりマンさん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-16 23:17:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 5.79点
013.57% line
100.00% line
213.57% line
313.57% line
4310.71% line
527.14% line
6932.14% line
7828.57% line
827.14% line
913.57% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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