みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.過激な描写と刺激的な展開にイリーナの謎具合もいい感じだし、黒カビの存在は緊張感をもたらして飽きさせない内容だと思います。ラストは同じようなのを見たことがあるので読めちゃいましたが、主人公のかわいそうな境遇があったので感じよく終わってホッとしました。しかしおばあちゃんが喋ったのはビックリした。おばあちゃんがこのままでは終わらないとは思ってはいたけどね。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-01 23:17:07) 4.悲しい女性の生き方。 【俺は直角】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-05-09 22:19:10) 3.《ネタバレ》 これはなかなかに衝撃的な・・・終始血なまぐさく、暗くよどんだ展開に圧倒された。 ただ主人公の思い込みが激しすぎて、後半根拠の乏しい勘違いを頼りに暴走する様は、 序盤はすごかったリアリティを急激に減少させているように感じた。 ラストのイレーナが成長したテアとの再会を果たすシーンには、 不条理さが支配していた作風から考えてもやっぱり違和感を覚える。 こう美しく締めてしまうと犠牲になった家政婦や母親があまりにも・・・ 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-25 11:26:29) 2.《ネタバレ》 結局力と恐怖で作った関係というのはもろくも崩れ去るものだ。だからこそ本当の関係を求めていて、だが何か空回りしている気がしてならない。 わずかに見えた光が土壇場で消されて刑務所行。最後の笑顔は唯一の救いだが、あんな簡単に行くかねえ。 あと、音楽が時々ミスマッチな気がした。 【θ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-01-06 01:24:50) 1.《ネタバレ》 トルナトーレ監督、六年ぶりの新作なのですが今までの心温まる寓話的作風とは無縁のとにかく辛い辛い現実的な裏社会の映画。これまでの囚われが夢であるとしたら今回は悪夢。このブランクの間にトルナトーレは一体?と思うほど題材も異なれば撮り方も若干今風になっています。何と言いますか物語やメッセージを伝えようとするあまり繊細さの欠けたような作りになった印象です。記憶をたどるように回想シーンを挿入するフラッシュバックは少々乱暴で、どうしてわざわざサスペンスタッチにするのか疑問に思いますし、たびたび使われる覗きという行為や階段という装置は好ましいのですが、どちらも昇華し切れているとは思えません。さらに主人公イレーナ視点で進みますが、過不足無く等身大の女を描写しようとしたためか悪の部分も大きく、イレーナ目線では物語に付き合い難い作りになっています。 ・・・それでも心情のような冷めた画面や残酷な描写による暴力の普遍的支配力、過酷な状況下にある悲劇性、強烈過ぎる愛は徹底していますしモリコーネの音楽は言語並の力を有しているので、子どものいる女性の視点から観たらもっと違う印象になるのかもしれません。例えば、自由の喪失を意味するように縛り上げられた自身の体験をなぞらえテアを縛り何度も押し倒す場面など鬼気迫るもので、愛があるとはいえ男親は娘に対してこんなこと絶対出来ないと思います。 ・・・それからもう一つ、ラストになってロマンチスト・トルナトーレが顔を覗かせます。イレーナとテアの再会シーンは両者満足げな表情で幕を閉じます。しかし現実としては、いくら濃い時間を過ごしても幼い頃の短期間、まして刑務所の壁に隔たれればいつしか疎遠になるというのが世の常でしょう?私はてっきりあの後ベッドで夢見るイレーナの姿が映るのかと思いましたよ。彼女に救いを用意したあたりが夢追い人トルナトーレらしいですね。 ・・・で、結局のところトルナトーレならば〝もっともっと〟ということでちょっと辛目に6点で。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-09-28 18:27:47)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS