みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 半裸のクリスティーナ・リッチが鎖に縛られて監禁される話と聞けば、良からぬ期待を抱いて見てしまうのは、まあ男の業。ところがぜんぜん猟奇変態ものじゃないの。どちらかというと“健康が一番”ってストーリーで、おいおい話が違うじゃないか、と思ったときは遅かった。治療と回復の話であった。予断を持って見たこちらが悪いのであって、リッチ嬢に責任はない。はい、南部の空気が味わえる良い映画です。白人の娘が殴られて道に倒れているのを見つけた黒人は、保安官に知らせると面倒なことになるので自宅に運んで治療する、なんてあたり、ああこれが南部かと思う。ただね、白人が抱える問題や悩みを、有色人種の精神性が癒やしていくってパターンはアメリカ映画に多いのよね。あからさまな差別とは言えないかも知れないけど、なんか『風と共に去りぬ』の黒人乳母マミーの扱いのころから、さして進歩してないんじゃないかって気にもなる。そういえば、M・ミッチェルはあからさまな差別映画『国民の創生』の原作者の熱狂的なファンだったそうだ。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-18 12:18:47)(良:2票) 5.《ネタバレ》 黒人の男がセックス依存症の白人の女の子を鎖で監禁、ていう目線で宣伝を打つから誤解を招くんだよ。どんなエグイ出来やらと思ったら、むしろハートウォーミング系のお話。映画会社には少し反省してもらいたい。 身も心もボロボロの、見るからに痛々しい女の子をS・L・ジャクソン扮するブルースシンガーが懐の大きさで癒してゆく、まあ人生やり直しドラマ(ふれあい型)のど定番です。 半裸も厭わないC・リッチの文字通り体を張った仕事は立派だし、サミュエルの良すぎる歌声は魅力的なのですが、いかんせんシナリオが凡庸で依存症や入隊した彼氏の不安症候群など難しい心の問題の克服を簡単に扱いすぎでした。役者の力量におもね過ぎの感があります。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-15 21:49:45) 4.相当思い切った展開だけど、途中まではグイグイ引き込まれた。ただ後半の母親との絡みや彼氏との絡みでちょっとトーンダウン。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-20 22:50:39) 3.《ネタバレ》 重くなりがちな内容も、軽めに仕上げてあり、このテーマに対して非常に見やすい映画でした。 が、若干安易すぎるかなと。セックス依存症って、依存症といわれるだけあって、そんな簡単に治るもんじゃないだろう。 アルコール依存症、薬物依存症いろいろいわれるのは、依存というものが分かっていてもやめららない、止められないということで、 清原も、あれだけ文春に騒がれていたのに、捕まる前に辞められなかったわけで、こんな数日で治るなら依存症でもない単なるヤリマンだったという感じになってしまい、 感動がなくなってしまう。 サミュエルが連れていったバーで、歌っている間に結局またやりたくなってやっちゃうという展開を期待したのだが、そうはならずに、ある意味ハッピーエンドへ。 とうわけで、いろんな意味で軽めな映画でした。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-06-16 14:33:46) 2.セックス依存症版エクソシスト。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-18 21:35:30) 1.筋骨隆々の黒人に鎖で繋がれる白人女。しかもアメリカ南部で。なんともエロくもあり意味深でもある。みなさんがおっしゃるようにけしてエッチな方向へは行かないのだが、画づらがインパクトあり。白人女の鎖が取り払われても彼女には簡単には払えぬ過去の呪縛がある。その目に見えぬ鎖は彼女を救おうとする黒人男にも彼女と共に生きようとする白人男にも存在する。奴隷としてアメリカにやってきたアフリカ系黒人たちが生み出したブルースがその見えない鎖を断ち切るのではなく、見えない鎖への怒りを表明する。なにも問題は解決しない。でも怒りを表明することで鎖の存在(現実)を認め、前を見る自分たち、立ち向かう自分たち、人生を捨てない自分たちを鼓舞するのだ。さまざまな問題が多岐にわたってありすぎる気もするし、黒人男の抱える問題のぼかしかたも消化不良感が残るけど、クリスティーナ・リッチの下品でナイスなボディが拝めるのでまあ良し。それにしてもリッチ嬢、ポチャポチャだったのに、いつのまにあんな体に!ダイエットとか鍛えたとかとはレベルが違うというか、別人の体になってる。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-13 10:55:48)
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