|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
1.《ネタバレ》 飼いならされた野良犬が、最後に主人を噛むという話。主人を信じて疑わぬチンピラってのは『酔いどれ天使』にも通じるが、ロカビリー歌手藤木孝の反抗とナイーブさという売りが、こういう役に起用するには合うわけだ。いくつか篠田らしい写真的な構図があったりしたけど、どちらかというと音のほうが面白かった。音楽は武満、後の『燃える秋』にちょっと似ている弦の響きで、彼のメランコリーが溢れている。途中フガートめいたところもあり、実に丁寧。日本の映画音楽は作曲家の道場として、いろいろな実験やら練習やらを自在に試みられる場として役立っていたのだ。木場のシーンでは、音響処理を施した木やり唄のようなものも聞こえてくる。主人公の藤木が上流パーティ(ドボルザークの「アメリカ」が流れている)の席でロカビリーをソロで歌わされるシーン、この歌がまた見事だった。正直ロカビリーなんて、ギターのコードとドラムのリズムがないと、聞けたもんじゃないだろうと思っていたが、藤木の声は堂々と自立していた。ゴダールの『ワン・プラス・ワン』では、ローリング・ストーンズの録音風景からバックの音を抜いてしまうシーンがあり、声だけのロックはなんとも心細いものになったが、そこいくと藤木、あんたは偉い。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-22 12:04:57)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 0 | 0.00% |
 |
5 | 0 | 0.00% |
 |
6 | 1 | 100.00% |
 |
7 | 0 | 0.00% |
 |
8 | 0 | 0.00% |
 |
9 | 0 | 0.00% |
 |
10 | 0 | 0.00% |
 |
|
|