みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.何より驚いたのは、この舞台設定が昭和60年(1985年)だったこと。終盤の加藤武のセリフで初めて気づきました。「ピカ」の後遺症の話が出てくるので、昭和30~40年代の話とばかり思っていました。それに温泉街は暗くて古くて貧しそうだし、とんでもなく男尊女卑の世界だし。実際に封切りも1985年なので、これが当時のリアルな姿なのでしょう。高度成長後とはいえ、バブル直前の日本はまだ経済的にも精神的にも貧しい国だったんですね。こんな姿には戻りたくないものです。 それはともかく、吉永小百合の病気話が中心かと思っていたら、いろいろ盛り込まれていてけっこう楽しめました。樹木希林とか、名取裕子とか、さすがにいい味出してます。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-04-14 02:19:08) 4.《ネタバレ》 先日、湯村温泉に宿泊する機会があって「夢千代日記」の舞台だったという知識を得たので、見ることにしました。評価の高いテレビ版はレンタルに供されていなかったので、とりあえずは映画版から見ることに。30年ほど前の作品ですが、小さな温泉街ながら、温泉客の宴会の相手をする芸者の置屋があって、演芸小屋があって、ストリップ小屋があってと、今の落ち着いた鄙びた温泉街の雰囲気からは想像できない、熱気と猥雑にまみれた昭和の臭気がプンプンしてきて、タイムトリップ感を楽しむことができました。こういった生々しい描写は、おそらくテレビシリーズでは難しいだろうと思うので、これはこれでいいと思いました。吉永小百合は、ちょっと、人間を超越したような風格があって、原爆による白血病で余命幾ばくかの置屋の女将兼芸者役が見事にはまっています。金が絡んだ男女関係、でも金では精算できない情念が渦巻く世界で、一人だけ孤高の世界にいて、作品の品格を支えている感じです。面白いバランスだなと思いました。テーマが温泉街に集まった女たちの人生の悲哀にフォーカスしているので、こうなると、原爆の話は背景設定くらいに押さえた方が良く、終盤で強調したのは、唐突感があって、しっくりときませんでした。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-02-19 16:12:40) 3.あれはどう見ても親父が悪い。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-17 20:43:54) 2.《ネタバレ》 先日、湯村に行ってきましたが、一昔前はあんな小さな村にもストリップ小屋があったり、旅役者がやってきたり、 そういう時代だったのだなぁ。と、一昔前の昭和を感じる事のできる映画でした。 色々と突っ込みどころがあり、色んな人の人生が凝縮されていたのですが、 特に北大路くんのお父さんの殺害場面が酷すぎて頭に残ってしまった。 そら、あんなに上手にラッパが吹けるのに、楽器やステレオをあんな風にされたらキレるに決まってる。 それに大してキレてない。ただのはずみや。キレたのはお父さん。完全に冤罪やのに15年も人生捨てて・・・・。 でも、トランペット吹くにしてもオカリナ吹くにしても、もうちょっと指を動かしてくれないと、それだけで演技下手だと思ってしまう。 【アキラ】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-17 20:21:06) 1.余命幾ばくもない恋を演じる吉永小百合はすばらしい。だけど評判の高かったTVドラマシリーズには及ばないようだ。それにピカドンもとってつけたような描き方だし・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-15 04:30:20)
【点数情報】
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