みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 原作漫画は未読なのですが、何十巻も刊行済みの御話を 「高校を中退してしまった」 「友人の結婚式に出席しなければいけない」 という二つの事柄を主軸に据えて、上手くまとめているように思えました。 一見するとメインテーマのように描かれている「彼女を作る」という行為は「結婚式に彼女を同伴すると約束したから」という理由での、オマケに過ぎない形ですよね。 それゆえに、ラストにて主人公が振られる事となっても、全くバッドエンドの香りがしない。 むしろ、その「本当は彼女なんて必要ない」という図式を活かして、明るいハッピーエンドに繋げてみせているのだから、脚本の巧みさが窺えます。 でも、振られる件に関しては、少し引っ張り過ぎたようにも思えましたね。 友人達との関係性を考えれば「他の皆は振られたのに、主人公だけが彼女と結ばれて終わり」なんて事は有り得ないはずなので、勿体ぶった告白シーンの演出には「いや、もう結果は分かっているよ」と、醒めた目線になってしまいました。 ただでさえ、その直前の結婚式にて、同じようなブラフの演出を、たっぷり時間を掛けて行われたばかりでしたからね。 二連続でやられてしまうと、流石に食傷気味。 こういうのは一度くらいに留めておいた方が「結果は分かっていても、やっぱり嬉しい予定調和」として、楽しめるんじゃないかなと思いました。 特に、この映画の場合はスピーチの場面が「ダメかと思ったら結果オーライだった」であり、告白シーンが「イケるかと思ったらダメだった」という順番なので、余計に辛い。 上述の不満点を考慮した上で判断するに、この映画のクライマックスは「主人公と男友達との絆が回復した瞬間」にあるのではないかな、と思う次第です。 それまで高校を中退した事に対し、後悔の念らしきものを窺わせなかった主人公が、初めて「高校卒業していれば良かった」という想いを口にする。 その理由が、学歴がどうこうといった話ではなく「そうすれば、卒業まで皆と一緒にいられたから」という辺りは、本当に良かったですね。 それまでの劇中にて、常に主人公の心情をモノローグで語る演出を取っていただけに、この「告白」には(そんな風に考えていたのか!)という意外性もあったりして、不意を突かれた形。 スピーチの場面では感動的な演出にするのだろうなと察して、ちゃんと身構えていたはずなのに、その予測を上回る感動を与えてもらいました。 劇中でアフロを貫く理由が今一つ分からないとか、友達と険悪になる流れが不自然だとか、気になる箇所は色々あったりもするのですが、楽しめる場面の方が多かったですね。 特に「女の子に送るメールの文面で悩む件」には、とても共感させられましたし「無断欠勤を社長に謝る件」なんかも、観ていて緊張感を抱かされ、社長が鷹揚な対応をしてくれた時には、心底からホッとさせられました。 基本的に作中人物が善人ばかりで、優しい世界を形成しているから、観ていて心地良い。 「失恋の傷なんて、友達同士で集まって騒げば、笑い話に過ぎなくなる」というメッセージが感じられるエンディングも、とても好みでした。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-06-30 08:22:19)(良:2票) 3.くだらない。しかし面白い。不覚にも笑ってしまうような作品。 【simple】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-12-17 23:49:51) 2.もっとアフロに触れてほしかったな~^^; 【アキラ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-07-04 04:09:48) 1.《ネタバレ》 松田翔太の鑑賞映画といった趣き。楽しい。小ネタでクスクスするのも楽しい。佐々木希がイマイチかわいく映ってないのが残念。美波や吹越満といった技術をもった俳優の力があまり出てないのも残念。ややマトマリに欠けたか。 【reitengo】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-11-29 11:19:17)
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