みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 1978年のイギリス映画。恥ずかしながら今回初めて観た。 遺伝子技術によるシリアスなサイエンススリラーと言うより、エンターテイメント性重視の荒唐無稽なナチス陰謀物だと思う。 ハマープロの後を継ぐ、ネオ英国ホラー路線と言うべきか。 そう思うのは、これの2年前に公開され世界中で大ヒットしたホラー映画『オーメン』の影響が感じられるから。 グレゴリー・ペック主演ということ以上に、悪魔の子=世界を破滅に導く者の復活と、それ守護する組織VS阻止する個人の闘いを謎解きのミステリーとして描くプロットが、まったく同じ。 また、『オーメン』の様なA級の芸術性(特に撮影の美意識的こだわり)が無く、気合の入ったグレゴリー・ペックの演技も逆に浮いて見える。 他にも、ユーモアが中途半端だったり、配役やガジェットが同時期に製作された『007』シリーズからの流用だったりと、廉価版であることは否めない。 一層のこと、思いっきりドライに描くか、B級に寄せた方が完成度は高くなったのでは? クローン技術に着目して逸早く描いた価値は高いが、A級の映画に成り得なかったことが何とも勿体ない。 【墨石亜乱】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2018-11-11 11:28:57) 5.《ネタバレ》 国外からの抑圧の鬱憤を晴らしてくれそうなちょび髭先導者。そんなリーダーを熱狂的に支えた国民と自己中的忠誠心旺盛な取り巻き連中。そんな背景がなければ第三帝国の野望なんて存在すらしなかったはずですが、独裁者のクローンを94人も作って第四帝国って、荒唐無稽で面白過ぎて怖いです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-01 23:59:19) 4.《ネタバレ》 ナチス残党と人クローン技術をネタにしたミステリー映画。今となってはどちらもトウがたったネタであり、現時点で感化されるものは残念ながら無い。序盤のブラジルでのシーンのみ、サスペンスとして成立しており、そこは素直に楽しめる。好人物な主役を演じることの多かったグレゴリー・ペックが、ヨーゼフ・メンゲレを演じた事が本作最大の驚きであった 【よいしょ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-21 16:13:04) 3.ちょっと長いけど、子どもが出てきてからの緊迫感は好き。もう少しうまく作れたようで惜しい。それにしてもリーベルマン、しぶとい。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-22 00:41:18) 2.《ネタバレ》 サーのつくイギリス人俳優ローレンス・オリヴィエ。ヴィヴィアン・リーの元夫。それが、ホロコーストを生き伸びた老ユダヤ人を演じるとは。私にはもうそのことだけで充分なような気もする。 「ブラジルから来た少年」というタイトルが絶妙で、何も知らず題名だけを見れば「母国で貧乏してアメリカかヨーロッパに移住してきたブラジル人というイミ?」くらいにしか思われない。ところがどっこいだ。 ほとんど「オデッサ・ファイル」の向こうを張った作品といっていいと思う。「オデッサ」に比べれば、これはどうしてもサイエンスフィクションということになるが、テーマは同じといっていいと思う。 編集・演出は冗長なところがあるとはいえなかなか見ごたえがあるし、「少年」の子役もブキミな感じがかなり出ている。なんで65歳の男性ばかり殺すのかというそのオチも効いている。が、なんといってもヨボヨボのオリヴィエがローゼンタールのような元ナチの追っかけ仕置き人を演じるところを見て欲しい。どうですか、イギリス人に見えますか。私には、生き残ったユダヤ人のじーさんにしか見えんかった。老いたりといえどオリヴィエ恐るべし。 が、映画としてはやはり「オデッサ・ファイル」に軍配を上げざるを得ない。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-09 20:24:30) 1.クローン物は、当時としては画期的だったのではないだろうか。残念ながら今となっては普通です。 【クロ】さん 6点(2004-12-07 16:30:55)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS