みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 タイムバラドック、タイムトラベル、その類のものが好きで今までかなりの作品を観てきました。で、正直言ってこの作品、ダントツで気持ち悪です。頭がぐっちゃぐちゃになります。もうね、何が何だかで脳みそ引っ掻き回されている感じです。途中で退屈になってきて、いったんストップしようかと思ったんですが、なんとな~くそのまま見続けていたら、あらまあトンデモな展開に!そこからは一時たりとも目が離せなくなっちゃいました。凄い!凄すぎる!てか悲惨すぎ。可哀想すぎ。ただイーサン・ホークがどのタイミングで爆弾魔になったのか?その爆弾魔の始発点がちょっと分かりにくい。ノートに書き出してみたけど、いつのタイミングで爆弾魔になったのかやっぱり分かりにくかった。自分の解読力のなさが悲しい・・・。゚(゚´Д`゚)゚。 この作品を多くの人と語り合いたくなりますね。はい! 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-07 21:14:01)(笑:1票) 7.他のレビュアーほどはハマらなかったなー。未来に何が起こるか分かっていながら行動を変えることができない主人公の話ってそんなおもろくないよね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-17 06:26:50) 6.へえー、タイムトラベルものかあ…ぐらいの意識で見始めてしまって後悔。 疲れてるから気楽に観られる映画にしよっと……って思ったのに、途中でやめられない面白さはあるものの、思考を鍛えられてかえって疲れちゃう羽目に。 ということで、鑑賞前にこのレビューをご覧の方にご忠告。 絶好調の時に気合い入れて観るべき映画。 二度三度繰り返し観るのは構わないぜ!って方に最適。 面白くて頭こんがらがることを覚悟の上ご覧ください。 まあ、そういうのを楽しむ映画なんだろうね。私は残念ながらはまらず… 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-20 22:22:38) 5.時間旅行ネタの合わせ技一本。よくもまあ、こういうこと考えるねえ、と感心しつつも・・・。 一人の人物が、物語の進行に伴い男性に見えたり女性に見えたりする、まるでだまし絵のような面白さがあるのですが、それだったらいっそ、時系列が入り乱れる中で、各場面そのものが物語の進行によって様々な意味を孕むような、映画自体がだまし絵の構成になってたら、さぞかし面白くなってただろうに、などと思ってしまいます。だけどなかなかそうはいかない。物語を複雑にしてしまった分、構成までも複雑にするわけにいかず、なるべくわかりやすく物語を提示しようとしてしまう制約。だもんで、段取りよく背景が解き明かされてゆき、多分そうなるだろう、ああやっぱりそうなるね、といった感じの繰り返し。意外な物語であるハズなのに、意外なほど、意外性が無いのです。 一本の映画に仕上げるにあたって、物語を「膨らませた」というより「引き延ばした」印象を受けてしまう、というのも、いただけません。冒頭、バーで二人が会話を交わす場面なども、物語の単なる助走部分に過ぎないような空疎な感じがしてしまって。 劇中何度も、タバコとその煙が登場するのが、危ういバランスの上に成立しているこの物語の不安を象徴しているようでもありますが・・・。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-11-26 08:49:44) 4.時間が歪み過ぎて難解だが実に味がある。 「ウロボロスの蛇」自分の尻尾を食べ続ける蛇は自らを食べ尽くす。 ネタバレ要素が多いけども引きずり込まれる、自分がタイムトリップしている不思議な感覚を覚えた。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-18 23:10:50) 3.《ネタバレ》 リアルなサスペンスかと思ったら、タイムマシンが出てきて急にSF展開になったので戸惑った。時間軸を行き交うので頭がこんがらがって、整理するのに時間がかかる。 孤児院の前に捨てられた赤ん坊、妊娠させておきながら女の前から姿を消した男、時空警察のエージェントだったバーテンダー、恐怖の爆弾魔。 何世代もの自分が交錯する、まさに究極の一人芝居。鶏が先か卵が先か。主人公の出生を辿り始めるとパラドックスで迷路にはまる。 時間を置いて再鑑賞。 すっかり忘れているところもあって、最後まで引き付けられる。 これだけ過去や未来の自分にガッツリ干渉するタイムパラドックス物は、珍しい気がする。 ストーリーが破綻しているようで、うまくつながってるようで、なんだか煙に巻かれた気分。 メビウスの輪から抜け出せない。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-27 00:59:02) 2.《ネタバレ》 全て思った通りの展開過ぎて逆にビックリでした。T2のファーロングやジョディ・フォスターに見えてくるバーの客は最初っからバレバレなんだけど、そこはわりと早めに種明かししてくれるので許容範囲でした。その彼の過去の姿はちょっとシャーロット・ランプリング入ってる感じ。「自分を好きになる」のは大事なことらしいけど、あんな風に自分を好きになるのはなんか気色悪いかなー。しかも「自分×自分」で子供ができるとか、なんかヤダ。でもって、このお話の場合、自分を好きになったばっかりに、人を愛することよりも憎むことへ傾いていくという、世間一般で言われていることの逆へ進行して行くという点が面白かったです。しかも、それが辛いから選択のチャンスをやるのに変わらない。そして未来の自分は今の自分に「俺を愛せ」というけれど、それを拒否。過去の自分が愛おしくて、未来の自分を否定…やるせない。ストーリーは予想通りだったけれども、それでも人物の心理を描く場面がとっても良くて、楽しんで鑑賞し続けられました。(種明かし部分が全て想定内過ぎたので6点ですが) 疑問に思った点 1. 過去語りを聞く限り納得してなさそうなんだけど、ではなぜ「女のままでいます」という選択をしなかったのか?(それじゃ、この話は成立しなくなるけど) 2. 同一人物が格闘したら実力互角なので、勝率はどちらも1/2のはずなのに、常に勝敗の結果が同じなのは結局「宿命」ということ? 3. 「自分×自分」で生まれた子供は完全に100%自分のコピー? 4. タイムマシンのエラーは事故か?、それとも上層の故意? あるいはもう一人の(バレないためには当然未来側の)自分の仕業? 5. ずっと追い続けた爆破犯と決着つけるのは何度目? 6. 過去の主人公は爆破犯を「救世主かも」と言っていたけど、現在の主人公は爆破犯の話に聞く耳なく嫌悪のみ。この差は男性ホルモンの影響? 7・たとえば「2人の死で100人の死が食い止められる」というような場合、それでも2人殺したことばかり責めたいのなら、なぜ誰も殺さずに全員を救う方法を協力しあって探さないのか? (結局、大勢を殺させないために1人を殺す…ということがこの時点で始まっていて、嫌悪した自分になってしまっているというオチなわけですが) また見直してみようかな。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-02-06 15:45:16) 1.《ネタバレ》 twitterで軒並み高評価だったので見に行きましたが「なるほどねぇ」とは思ったものの、私には「面白い」とか「感動した」とかっていうのが無くて。 タイムトラベルものにつきまとう「起源の喪失」、これはそれそのものを主題にした映画だと言えます(卵と鶏のどちらが先かの話に象徴されるように)が、その完全に閉じた、たった一人だけの永遠の孤独の世界に酔うよりも、どうしてもその理屈と葛藤する事になってしまって。真相に迫るタイプの映画ゆえに心よりも頭で見る形になって、見終わってスッキリとしないものばかりが残った感じです。 無からは決して生じる事のない筈なのにそこに生じたそれは一体どういう理屈が通るというのでしょう?ってそこでひっかかっちゃってるのですから、全てのシーンを反芻してみたところでそこに見出すのはドラマではなくてこの作品なりのパラドックスの定義、仕掛けばかり。そこに切なさ、淋しさを感じ取れればいいのですが私にはそれは響いてきませんでした。 会話中心で繰り広げられるこの映画、その会話の咀嚼がキモになり過ぎている気がするんですよね。全体的に沈んだ色調の地味な画で作られているわけですが、ここいちばんの印象的なビジュアルで引っ張る、みたいな仕掛けをしてくれればもう少し脳よりも心が働く時間もできたと思います。 映画自体の持つ秘密ゆえにあまり大それた事をしちゃうと破綻しちゃうわけですが、そういう構造的な「縛り」が息苦しさを生んでたなぁ、と思うのでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-03-17 22:53:50)
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