みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 とにかくカメラワークがいい、ワイドズームのシーンが多いんですがそれがいい感じにレトロな雰囲気でいいなあと。 特にエスカレーターのシーンがいい。 それとマーティン役の俳優ね、ナニあの気持ち悪さ、不気味さ。 ソース焼きそばみたいな見た目のパスタを食べるとこなんて不快極まりないのですよ。 このように特筆すべきとこはあるんです。 でも黒魔術なのか神話なのか超能力なのか「どうしてそうなる」という部分が気にならないで観れちゃう映画はあるんですが、この映画はなぜかそうじゃなかったです。 シュールレアリズムといっていいのかよくわからないんですが、それで納得しとくことにしました。 それぞれ助かるために父親スティーヴンにそれぞれのやり方でアピールし始め、スティーヴンを責めるわけでもなく、助け合おうとするでもなく、とにかく自分はなんとか助かろうとする。しかもそれが家族なんですよ、いやな映画だわ~~ やたら「サンキュー」を連発するスティーヴン、しかし「ソーリー」は言わないんですよね。隠し事なら飲酒して手術してたことでしょうよ、なのにソレ? 息子のボブはあの一家で幼いこともありいちばんピュアでまともだったのかもしれないですね。 で、「聖なる鹿」は誰?マーティンの父親? カメラワークには感動するけど、胸糞悪くなるっていうのがちょっとね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-22 20:54:48) 2.《ネタバレ》 簡単に言っちゃうと、酒飲みながら手術をして殺してしまった医師の家族に復讐するストーカー青年の話。 勿論、酒飲んで手術した主人公が悪いんだけど、その代償に家族の一人を生贄(いけにえ)にしろって言う青年が気持ち悪いったらない。 突然下半身不随になってしまう子供達。 妻は子供はこれからも産めるとか言ってるし。 ちょっと「?」ってところもあるけど、まあまあ楽しめる映画でした。 主人公にとってはバッドエンドなので、まだ見ていない方はご注意を。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-10-12 23:30:04) 1.《ネタバレ》 優秀な心臓外科医として忙しい毎日を過ごすスティーブンは、美しい妻と育ちざかりの二人の子供とともに充実した日々を送っていた。そんなある日、彼はマーティンという名の謎めいた少年と出会う。かつて自分が担当したものの救えなかった患者の息子だというマーティンに、罪悪感から彼は何かと目をかけてやるのだった。高価な時計をプレゼントしたり、一緒にランチを食べたり、家族との夕食の席に招待したり…。だが、その頃からスティーブンの家族に不可解な出来事が起こり始める。突然息子の下半身が動かなくなり、しかも一切ものを食べなくなったのだ。何度検査しても原因は皆目摑めず、スティーブンは途方に暮れるばかり。しばらくすると、長女も同じような症状を発症するのだった。突如として巻き起こった家族の危機になすすべのないスティーブン。そんな彼に、マーティンは衝撃の事実を告げる――。謎めいた少年によって崩壊の危機へと追い込まれてしまったとある家族の葛藤を、独特の映像と不穏な世界観の中に描き出すサスペンス・ドラマ。追い詰められる夫婦役に、人気俳優コリン・ファレルとニコール・キッドマン。監督は最近独自の作風で注目を集めるギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス。最後まで不快指数マックスのいや~~~なお話でしたね、これ。少年のかけた呪い?によって家族がいろいろと理不尽な目に遭うんですけど、この少年がとにかく不気味で気持ち悪いんですよ。スパゲッティを食べてるだけなのに、どうしてあんなに気持ち悪くなれるんでしょーか(笑)。独特のカメラワークや不穏な音楽もいちいち観客の神経を逆なでするし、細かいエピソードにいたるまでいちいち気持ち悪い。あの酔っ払った父親の性器をしごいて射精させた話を自分の息子にするシーンっていります?やたら娘に初潮が来たことを自慢げに話す父親もどーなんですかね?前作でも思ったことだけど、この監督って、やぱかなりの変人で変態ですよね。好きか嫌いかで訊かれたら、正直僕は嫌いです。でも、才能は充分ある。最後の家族ロシアンルーレットなんて、かなりブラックで悪趣味全開!でも、悲惨なのになんか滑稽で、こんなシーンを撮れる監督なんて世界に彼一人なんじゃないですかね。とまあ個人的には嫌いですけど、一度は触れてみて各々で判断しちゃってください。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-05-25 01:41:24)
【点数情報】
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