みんなのシネマレビュー

ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ

Sicario: Day of the Soldado
2018年【米・メキシコ】 上映時間:122分
アクションドラマサスペンスシリーズもの犯罪もの
[ボーダーラインソルジャーズデイ]
新規登録(2018-08-29)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2023-07-25)【TOSHI】さん
公開開始日(2018-11-16)


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監督ステファノ・ソリマ
キャストベニチオ・デル・トロ(男優)アレハンドロ
ジョシュ・ブローリン(男優)マット・グレイヴァ―
イザベラ・モナー(女優)イザベル・レイエス
ジェフリー・ドノヴァン(男優)スティーヴ・フォーシング
キャサリン・キーナー(女優)シンシア・フォーズ
マシュー・モディーン(男優)ジェームス・リドリー
シェー・ウィガム(男優)アンディ・ホイールドン
菅原正志アレハンドロ(日本語吹き替え版)
山野井仁マット・グレイヴァ―(日本語吹き替え版)
宮寺智子シンシア・フォーズ(日本語吹き替え版)
宮本充ジェームス・リドリー(日本語吹き替え版)
原作テイラー・シェリダン(キャラクター創造)
脚本テイラー・シェリダン
音楽ヒドゥル・グドナドッティル(音楽 / チェロ・ピアノ等の奏者)
作曲ヨハン・ヨハンソン“The Beast”
製作エドワード・マクドネル
製作総指揮エレン・H・シュワルツ
エリカ・リー
配給KADOKAWA
衣装デボラ・リン・スコット
その他ヨハン・ヨハンソン(献辞)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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9.《ネタバレ》  ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の前作に比べるとフツーの映画になっちゃったカンジ。

 前作は狂気に対抗できるのは狂気、狂気に頼らざるを得ない正義はもはや正義として成り立たない、そこにあるのは闇と闇との闘いでしかない、そういう絶望感に支配された映画だったわ。

 今回の作品ではデルトロに人間味を与え、闘う理由を与えることで、この映画単体での面白味は生まれたけど、前作で限りなく悪の、闇の中に存在していたデルトロとのブレが生じ、作品世界がパーソナルなものへと移ってしまったような感じ。
 現実の非情さから、個人的感情への世界に移行して、1つの「物語」として閉じたような。
 なので前作にあったやるせなさ、重さはかなり軽減されて、リアル寄りアクション映画で終わったような感覚。『レオン』のようなドラマ世界になりました、みたいな。

 そういう意味では前作のエミリー・ブラントのポジションって大切だったのね。狂言回しで、甘ちゃんな、でも常識的な視点を持った存在。彼女が存在することで正気と狂気、善と悪、光と闇が対比されて。
 今回はそういう視点がないから、ひたすら混沌として、ただ線引きの容易な単純な善と悪があって、映画を動かすのが個人の情の世界になって。それが悪いわけではないのだけど、でも前作の方が見応えがあったねぇ、って。

 今作を見て、アタシ、やっぱりドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が好きなのかも、って思ったわ。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2018-11-18 17:40:58)(良:2票)

8.《ネタバレ》 ベニチオ・デル・トロがこんなオチで死ぬわけない。
だって顔を見てご覧なさい、こんな大悪党面してるのにこんな簡単な死に方するわけないでしょう?
ほらご覧なさい生きてた。
前作より大分エンタメ作品として仕上がってて見やすかった。
暗いシーンもそこまで多くなく視認性も向上。 悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-29 13:22:27)

7.《ネタバレ》 続編というのは難しいものですけど。これもねえ・・。デル・トロのキャラクターが変わってしまっているのは大変に痛い。前作の‟闇に生きる者”としての凄みがほとんど感じられない。三段階くらい安い話になりました。女の子一人を守る為に身体を張る元検事、現殺し屋。リュック・ベッソンかいな。
車中からトバす眼光の鋭さや、側頭部を撃たれてなお瀕死でハンドルを握る鬼気迫る姿は生への執着が漲り、さすがデル・トロ。彼の演技だからこそ作品水準は一定の高さに保ててはいますけども。
細部の粗も気になっちゃうなあ。冒頭の敵対マフィア弁護士を街中で撃つ描写がまず安っぽくて嫌い。あれでは三下のチンピラみたいです。
組織の使い走りの子が夜目にデル・トロを認識したのもあまりにも都合よくないですか。一度駐車場で車内の人間と目が合っただけでしょう?それをあんな闇夜で変装すらしている男と見破ることができるもんかね、とここはどうしても引っかかって嫌でした。他のプロットを考えてほしかった。わたしが人の顔を覚えるのが苦手だからかもしれないけど。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-10 23:24:41)

6.《ネタバレ》 デルトロの父性が出まくりだと感じる作品。

イサベルを輸送中(まだ偽装工作計画の中止になる前)に、後部座席でイサベルの顔を見つめながらわずかな微笑を浮かべたデルトロの目が、父が娘を見るそれであったことは見逃せない。

ラストシーンは、デルトロがミゲル相手に何やらお説教タイムが始まりそうなムードで終わったが、それも父として

「コメカミじゃなくてホッペタ狙って本気で人間を殺せないお前は、暗殺者にはなれないし、根っからのワルになれないお前は、もう組織から足を洗ったらどうなんだ?」

と息子を諭す父親の醸し出すムードそのものだ。



父が思春期の子供たちとせめぎ合うボーダーライン。そんな映画。 フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-24 15:35:49)

5.《ネタバレ》 1作目がちょっと面白かったので、2作目も鑑賞。前作同様、画面全体に緊迫感が漂っており、最後までドキドキします。ストーリーは、頭の悪い私にはちょっと難しいところがありましたが、細かい事は気にせず流しても十分楽しめます。それにしてもアレハンドロは不死身なのですね。ただ、ラストはちょっと拍子抜けしました。もっとスカッとさせて欲しかったです。 ぽじっこさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-15 20:22:55)

4.《ネタバレ》 とにかくデル・トロの凄みは神々しいほどで圧巻。
でもそれを見るためって感じでストーリーはちょっとね。
あんだけ大仕掛けで人も大勢死んだ割には何がどうなったわけでもなく「え?」て感じで終わってしまいました。

こうしてみると前作のエミリー・ブラントの役割と存在がいかに貴重だったかわかるんですよ。
家族を殺されたアレハンドロと誘拐した娘を絡ませるっていうのも当然そうなるだろうってわかるし
成り行きが予想できちゃうことなのね、こんなよくある展開になるとはね。
子どもを絡ませるっていうのはお手軽過ぎです、前作のことを思うとしてほしくなかったなあ。
で、説教で終わるし、ちょっと残念でした。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-17 16:40:42)

3.《ネタバレ》 メキシコ国境で日々ぎりぎりの闘いを強いられている麻薬取締官の姿を重厚に描いたシリーズ第二弾。確かに見応えはあったんですが、前作ほどではないかなぁって印象。前作ではエミリー・ブラント演じる新人捜査官の目を通して狂気の世界を描いていたので、何も知らない観客の善悪の境界線を揺さぶる脚本が非常に秀逸だった。対して本作、もはや狂気しかなく、ちょっとひいちゃいます。もう少し観客が感情移入出来るキャラが欲しかったですね。でも、このひりひりするような濃密な世界観はやはり見応えありです。ベニチオ・デル・トロの存在感もやぱ凄いです。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-06-07 13:53:26)

2.前作は面白かった。今作はBGM(効果音)のセンスがいまいちだし役者のシリアスすぎる演技にもちょっと引く。テーマ、ストーリーはいいけど演出に難ありか。 kaaazさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-07 11:42:05)

1.《ネタバレ》 数か月ぶり2度目観賞。終わりなき国境キワキワの戦い、シリーズ第2弾。ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリン、強面で凄味充分のお二人が再共演。今作では麻薬組織同士を争わせて潰し合いを狙う。少女同士のシバキ合い、ネコパンチで見苦しいぜ。顔を撃ち抜かれても立ち上がって運転し、敵を爆殺…何という執念だぁ。オンガクは「ほえ~ん」ばっかやな。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2018-12-02 02:23:52)

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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.29点
000.00% line
100.00% line
213.57% line
313.57% line
413.57% line
527.14% line
6932.14% line
71035.71% line
8310.71% line
913.57% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 4.33点 Review3人
5 感泣評価 3.50点 Review2人

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