みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 少女マンガ原作映画で、基本的にはラブコメらしい。 まずは題名に目を引かれるが、英題のMISSIONS OF LOVEというのが内容の端的な表現になっている。簡易なものから1、2と順に任務が課せられるが、3がこれだと最後はどこまで行くのかと思っていたら完遂しないまま放置され、その後は終盤で出た99が究極のミッションかと思えばそうでもなく、最後にまた3が復活していたのはお約束だろうが一件落着の印象を強めている。その後さらに99から桁がランクアップして一段上のステージに上ったようで、原作がどうだったのかわからないが(かなり省略があるようだが)これはこれでまとまった構成になっている。 物語としては、まず前半はテンポよくユーモラスに展開する。女子中高生向けに刺激的な要素を小出しにしてはぐらかして焦らして面白がる感じのようで、ポスタービジュアルもそういう趣向の一環と思われる。マンガっぽい映像表現も違和感がなく、主人公の部屋で机上に出現する少女(小説の主人公らしい)も楽しい。 後半になると男の暗い過去が明らかにされたりしてまたこういうやつかと思わされるが、終盤を珍しい感じのイベントで盛り上げて、ここで主人公の正体を皆に見せつける展開になるのが気分を高揚させる。続くラストのハッピーエンド感にもかなり嬉しくさせられてしまい、年齢性別としては明らかに対象外ながら、意外にも見てよかったと思わされる映画になっていた。 ちなみにweb小説原作の映画など素人レビュアーにクソミソに書かれそうだが、主人公にはくじけないで頑張ってもらいたい。 ところで主演女優はこれまであまり何度も見たことはなかったが、今回は洋風の顔立ちを生かした人間離れした美少女で、その上に冷徹な策士と恋に揺れる乙女とコメディエンヌの諸相を見せつけるので、結果的に玉城ティナという名前がかなり強烈に印象づけられた気がする。主人公はいつもこんな格好で外出しているのかという服装ばかりだったが、着ている本人の体型も含めて見栄えのする人物になっていた。 また「可憐なライバル」役の山田杏奈さんは、もっと内に秘めた黒いものがしみ出してくる感じかと予想したがそうでもなく、結局は素直で純粋な人物だったらしいと思わされたので大変結構である。「バッカみたい」のあたりは可愛らしい。 ちなみに高田里穂さん(編集者・川渕エリカ役)も長身で美形の人なのでもっと目立ってもらいたい。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-02 09:29:43)(良:1票) 1.《ネタバレ》 これもまた根本の部分は非常にベタなヤツではあるのだけど、話のまとまりが中々良好で、主人公のWeb小説家という属性、やや過剰に思える登場人物の多さなどもわりかし上手く使い切りつつ手軽に面白く観切れる作品に仕上がっていると思う。率直に、この手のではかなり楽しめる方ではないだろうか(本来のターゲット層が観たとしても)。 ただ、中盤以降は(アイデアもあって決してつまらなくはないのだけど)マジメにメインストーリーを運んでいく方にリソースが傾注されており、前半にあったオジサンがニヤニヤできるよーな場面がちょっと足りない、という気もする(ティナちゃんも深刻そーな表情が目立つというか)。ゆーてこちとらそんなにピュアな大人に育っているワケでは毛頭ないのですから、所詮ガキの恋愛沙汰なんぞどーでもよいのですよね(だからもっとティナちゃんに色々やらせちまえよ、とも思ったり)。ラストのキスシーンなんかも、散々勿体ぶった挙句としてはこれちょっとフレンチすぎるでしょ(主演2人仲悪かったんですかね?)。 しかし私のよーに玉城ティナ目当てで観た人にとっては、十二分にお値段以上な映画です(私なんか特にメガネ女子大好きだったりするもので)。このキラキラ具合は正に国宝級ですね。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-12-31 12:45:04)
【点数情報】
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