みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
11.《ネタバレ》 判るわー、ル・マンはしばらく走ってないけれど、ミュルサンヌコーナーでのブレーキングはかなり勇気が試されるわよねー(もちろんゲームでのハナシ)とか、そんなに回転数を上げたいならHONDAのVTECエンジンを使えばいいじゃない、9000回転なんか楽勝よ(登場はこれより25年くらい先のハナシだわ)とか、アホなコト考えながら楽しんでたけれど、でも楽しめたけど色々ひっかかった、みたいな映画だったわ。 まずいちばんひっかかったのがフェラーリがただのマヌケな悪役。あんた、フォードなんてマスタングとフェスティバくらいしか知らないわよ、ってゆーかフェスティバ作ってたのはマツダだわよ、フェラーリなんかテスタロッサとかF40とかF355とかエンツォとか名車いっぱいあるのに、そのフェラーリをバカにしてるの?みたいな。まあ、市販車じゃなくてレースでのハナシだし、フォードも企業としては悪として描かれてたのだけどもね。 でもフェラーリのピットクルーのバカっぷりは、デイモンがいちいちやらかす小賢しいマネ(ストップウォッチとかナットとか)も含めて見ていて決していいキモチはしないわ。 この映画はそういうノイズがいっぱいあって、ストイックなベールと対比させ存在を浮き上がらせるための手段ではあるのだけど、あくまで雑音は雑音なので鬱陶しいのよね。 それは彼を取り巻くもの総て、そう、フォードの姿勢やフェラーリの在り方、デイモンのキャラだけじゃなくて、彼の奥さんや子供の存在にまで及ぶわ。夕暮れの親子のシーンなんて素晴らしい空気感だったりするのだけど、基本は彼の周囲がいちいちしゃしゃり出てきてノイズとなって翻弄されてるの。なんだか気の毒だわ。 そういうゴタゴタしたシーンを置くのなら、一方でもっともっとベールとマシンが対話するシーンに拘りまくって欲しかったわ。 エグゾーストノートとロードノイズに包まれたコクピットで感じる高速の世界、それは音響過剰気味な109二子玉川のIMAXでも満足できるレベルではなくて。彼が独り解放される世界の美しさ、それをキッチリ対比できていたら、って。もっとフェティッシュで良かったと思うの。 CGであり得ない走り方してまーす、って状態ではなくて、キチンと路面を捉えて走行してる画です、って、そういうのはとても良かったのだけど、全体的には「会社の意向」で娯楽映画としての作りを求められてるようなカンジがして、まあ及第点的実話映画でしたわね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-23 20:11:35)(良:2票) 10.《ネタバレ》 2018年に九州の友人が、「フォードGT40 MkⅡとフェラーリ330P4が、マンションの1階に展示されてる!」との書き込みがあった、彼が言うにガラス張りで「なぜか」展示されているという。1966年のルマンで負けて次の67年に真っ向勝負したマシンですな。 映画は1966年にスポットを当てている。シェルビー、マイルズ、アイアコッカ、ビーブ、ガーニー、マクラーレン、アニェッリ、バンディーニ、そしてフォードⅡとフェラーリ。 レースの動画がそんなに世に出ていない頃、書籍で彼らの活躍と悪名を知った。伝説の人たちである。悪名であってもその個性は雄大で揺るがない、そんなキャラクターのぶつかり合いの映画。タイトルはちょっとだけ間違ってるね。かといって英名のタイトルはわかりにくい。 ルマン。コースの一部のサルテサーキットは、ツアーで走った。マシンはその辺に転がってるポルシェ。 ミュルサンヌストレートはVWのレンタカーで走った(レース時以外はここは公道) 印象的には、東名や名神の高速道路をイメージするが、路面も凸凹。滑りやすい舗装、広くない道幅。 群馬の農道のほうがまだきれいなのかもしれない。ただの田舎道である。トラクターを走らせるほうが似合う道だ。 ここを(当時では)240km/h近くの速度で夜中も昼も雨も風も霧も灼熱の時も、24時間走るのだから正気ではない。 その正気ではない連中を走らせて自分の会社の力を誇示しようとする、さらにボケナスのピーな連中をどう黙らせて優勝するか。 そういう映画である。フォードもフェラーリも TOPのやることは同じなのである。ボケナス度の違いを楽しもう。 で、フォードの重役連中のクソッタレぶりも映画だから十分に楽しんでください。(多少誇張されているが、まあ、硬い事は言わないで) と、いう映画だ、見る? と嫁に解説したら、「見ないよ」と言ってたけど最後まで見たらしい。 嫁は奥さんに共感したと。男どもは全部ボケナスであるという身もふたもない評価で終了。 まあ、息子の入学式の時にルマン記念館に行ったり、マン島走ったり、サンデーレースでケガして帰ってくる旦那とを重ねたんだろうけど。あ、ボケナスは俺もか。 そんなピーな男どもが、あなた以外にも昔、うじゃうじゃ居たんだぜ。そういう確認映画。 見る気になった? 【亜輪蔵】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-04-09 09:33:35)(良:1票) 9.《ネタバレ》 迫力のある映像とレースにかける熱い物語。クリスチャン・ベール演じたドライバーが魅力的だった。ストーリーは割りとオーソドックスで、史実も交えてアメリカや車好きには受けたでしょうね。VSフェラーリよりも、フォード内の軋轢のほうが比重が大きく感じた。 【ラグ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-07 13:45:25) 8.フォードとフェラーリの因縁の対決を実写化したということですが、フェラーリ視点が皆無なので、史実かどうかは分かりません。 その後、フォードはWRC、フェラーリはF1と棲み分けているところが面白いですね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 6点(2021-01-03 00:47:38) 7.《ネタバレ》 まあ フォードvsフェラーリですから、タイトルからすでにネタバレしている映画です。 そう、シンプルにカーレースのお話。あれこれあって苦戦して、やったーっ!ってなるのが見る前から分かります。 見てみましたけど、思った通りでした。けど、最後のシーンはよかったな。男くさくて。 ひかなきゃいけない状況。慰めの言葉なんていらない男同士の関係。わかるわぁ・・・ 映像もそれほどド派手ではないし、演技も控えめな気がするし、ドラマチックでもないけど、男がみれますw 【Keytus】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-11-07 01:39:33) 6.《ネタバレ》 1960年代、ル・マン24時間耐久レースに挑んだフォード・モーターのレーサーやエンジニアたちの悪戦苦闘を実話を基に描いたヒューマン・ドラマ。主演を務めるのは、実力派のマッド・デイモンやクリスチャン・ベール。監督はエンタメ映画職人、ジェームズ・マンゴールド。いやー、もう車好きの車好きによる車好きのための映画でしたね、これ。車好き――特にアメ車好きには堪らないであろう描写のてんこ盛り。んでも演出的には手堅く纏められており、車にそんなに興味のない自分でもそこそこ楽しんで観ることが出来ました。子供のために危険を顧みずに頑張る父親というのはベタですけどやぱ燃えますね~。あくまで裏方に徹したマッド・デイモンもいい味出してました。ただ、明らかに長ーい!もう少し短くスリムに纏めてくれても良かったのでは。そこまで車好きではない自分は中盤から延々と続くレースシーンにちょっとダレちゃいました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-28 14:02:09) 5.遅ればせながら、「フォードvsフェラーリ」を観て来ました。 これって、ただのフォード礼賛のヤラセ映画なのかな? 史実に基づいていて、なかなかおもしろかったです。 確かに、GT40ってクルマは美しくて魅力的で個人的に大好きなクルマです。 出来れば、GT40の設計段階からのクルマ造りを見たかったですねえ。 で、映画ですが、思ったほど迫力・臨場感が無かったですねえ。 この映像(レースシーン)をみてスゴイという人は、S・マックイーンの「栄光のル・マン」をみて欲しいです。 初めて劇場のスクリーンでこの映画を観たときは(リバイバル上映でしたが)ドキュメンタリーさながらの荒い映像にうっとりしました。 私は、「栄光のル・マン」の方がはるかに迫力があったように思いました。 とりあえず、シェルビーやマイルズに関しての情報を確認してみようと思います。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 10:43:12) 4.《ネタバレ》 クリスチャンベールの職人気質がカッコ良い。フォードvsフェラーリの邦題だが内容はフォードの社風を変えていくのが目的みたいになっていると思える。レースが始まるまではなかなか熱くて面白いが、レースはイマイチ。フェラーリが不甲斐なさすぎですね。尻つぼみなのが残念。 【SUPISUTA】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-02 00:05:45) 3.《ネタバレ》 MX4D・4DXは個人的に別に嫌いではないのだが、基本的に乗り物映画(特に航空機・航宙機の類い)の場合に選択肢になるかなという程度なのである。今作はクルマの話で、教習車しか運転したことのない私にとっては優先度が決して高くはないのだが、近場でイイ感じの時間にMX4Dの回が配されていたので、軽いノリで参上してきた。結果の方は、レースシーンの臨場感は否が応でも高まって良いが(特に急加速したりするシーンではこっちも加速度が感じられて良い)、割とどーでもいい場面でも車乗ってると必ず椅子が動くってのは(特にラスト付近の情感高まるシーンでは)ハッキリ言って邪魔なだけで、かなり興醒め。まだまだ発展途上の技術だと感じる。 映画の内容の方は、ひたすらレースで勝つのが目的な話で、この題材の映画としても結構単純な内容だとも感じる。とは言え、デイトナでの勝利と、それに引き続くル・マンでのフェラーリとの激戦・劇的な決着までは最高に盛り上がった。がしかし、個人的にはどうにもそこからのル・マンの結末にはただ盛り下がるしかなく、その一点のみで本作の個人的評価はかなり下がってしまったというのが正直なトコロ(ここの部分は完全に実話らしいので、何ともしょーがないのではあるが)。 ただ、更にそこからの哀愁漂うラストまでのつくりは決して悪くないし、つーか上記の場面以外は全体としても長尺ながら全くダレずにとても面白く観れたし、十分に良作と言ってよいクオリティは有る。加えて、C・ベールの眼光一閃で3人くらい殺せそうなレース中の鋭い目付きは超迫力で、あんまり観たことないくらい物凄かった。これのためだけに観る価値が有るレベルだと思う。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-21 23:31:05) 2.《ネタバレ》 十分面白い映画なんだけど、タイトルには偽りありかなあ。 無敵のフェラーリに対し、果敢に戦いを挑むフォードのレーシングチームの熱い物語!ってのを期待していたんですが、とにかくフォーカスはひたすらケン・マイルズ(と家族)にあたっており、映画冒頭で主役然として出てきたシェルビーの描写すら、中盤以降は足りないのでないかと感じるくらい。 いわんや、なかなか貫禄あって良さげだったフォード2世やエンツォの両社長の出番においておや。 チームのメカニックの人々や、ライバルレーサーの描写などももう少し織り込めればもっと面白くなったような気がします。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-13 17:20:57) 1.《ネタバレ》 マット・デイモンとクリスチャン・ベイル、二大スター共演。仏ル・マン24時間耐久レースで打倒フェラーリを志す、米フォードの凸凹コンビ。前半はビジネスドラマ中心。終盤の本レースは盛り上がった。フォードの三台同時フィニッシュでフェラーリを打ち負かすも、まだまだ挑戦を続ける。相棒を亡くしても前へ進み続ける。おいらは、おいらは。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-11 23:57:39)
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