みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
9.《ネタバレ》 主人公の西島秀俊は舞台役者兼舞台演出家。その妻の霧島れいかは人気脚本家。主人公が主に仕事の移動で使う自動車にフォーカスし、その中や周辺で起こる、クリエーター夫婦の少し風変わりな日常や、思いがけない出来事など、エンターテインメントの題材にはあまりならないような事柄を、ごく自然に、あまり狙った感を出さずに、細かいところまで繊細に描いていくというような作品。映像も特別美しい風景があるわけではないのですが、現代日本の変哲のない風景が、しっとりと落とし込まれていて、心が落ち着く感じがします。文学的な雰囲気が醸し出されていて嫌いじゃないです。ただ、雰囲気は嫌いじゃないだけに、作品の着地点が今一つというか、主人公の感情に深いところで共感することはなく、大きく心動かされるものがないまま、終わってしまったなという感想です。原作があることをほとんど意識しないで見ていましたが、村上春樹原作と言われると、まあ、わからないでもない気もします。後半、三浦透子が主人公のマイ・カーのドライバーとなり、主人公との交流が描かれていくのですが、「三浦透子が運転がとても巧い」という設定があってもいいとは思いますが、それが強調され過ぎていて、そこだけは、少し不自然さを感じてしまいましたかね。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-05 19:27:45) 8.原作既読。あの短編がこんなふうに広がるんだ、という思いと、春樹っぽいようなぽくないような。 三浦透子さんがやっぱりいいですね。淡々とした表情とセリフにも情念が滲む感じが、ラスト近い雪のシーンまで続いていました。 だからこそ、ラストがよく飲み込めず、、、、あれ必要でしたか? 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 6点(2023-07-02 01:27:57) 7.《ネタバレ》 180分に迫る長編ドラマ。2年前、愛する妻を失ったオイラ。クルマはオレンジ色であまりカッコいいとは言えない。運転手は無口、無表情だけど仕事に忠実なアタシ。孤独な二人の過去が徐々に明かされて、じわじわと分かり合う。夜景などの景色は美しく終始哀愁漂うが、長尺の割に中身が薄くて冗長。レーカちゃんのおのろけシーンはアリガタく頂きました。米アカデミー作品賞にノミネートの快挙。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-06-17 00:46:19) 6.脚本の読み合わせって,あんなにやるものなの? 動きがないと退屈で死にそうにならないの? 広島から北海道(中頓別)まで2日では着かないよ.(恐らく敦賀~小樽まで21時間かかる) ロードムービーなのかと思ったら,意外に旅の時間は短かった. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-03-01 22:37:06) 5.《ネタバレ》 時間の割にはそこまで長くは感じませんでした。本作の原作は読んだことはありませんが、村上春樹さんの作品の空気感は確かにこんな感じやったかなぁという感じ。タイトルからロードムービーかと思いきや、舞台はそんなに変わることなく、ロードムービーとなりうる場面は割とあっさりと描かれています。アカデミー賞受賞の理由はなんとなく分かった気がします。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-12 09:59:49) 4.3時間の長尺だが、確かに長いと感じさせない内容だった。退屈にはならなかったが、見終わってみれば印象はあまり強く残らない作品でもあった。劇中で取り上げられている演劇についての知識があればもう少し面白く見ることが出来たかも。手話の韓国人女性と、素行不良俳優ぶりの岡田将生が印象的だった。 【スワローマン】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-02 16:28:43) 3.《ネタバレ》 これ、おそらくオープニングロールが流れるまでの冒頭40分が一番面白い。 それ以降は気が滅入るというか、気分が落ちる。 あとは演劇にどれほど造詣があるかで評価も別れそう。 この監督の『寝ても覚めても』はとても好きだけど、これはどうかな。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-30 00:22:48) 2.世俗臭の全くしない登場人物たちによる、浮世離れしたエピソードの数々。美しい映像に、淡々としたセリフ。それが心地良い人には最高の映画だし、合わない人には退屈なだけの映画。世俗にまみれた私は、どっちかというと後者寄り。本気でこの映画を語ろうと思えば、村上春樹とチェーホフへの造詣が必要だと思いますが、日々、世知辛い娑婆で暮らしております。そこまではとても手が回りません。 【54dayo】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-01 21:53:30) 1.《ネタバレ》 共働きの夫婦は互いに尊敬し合い愛し合い、思いやりを持って接し、共に困難を乗り越えてきた。 愛車はオールディな外車。まさに絵に描いたような、高次元の理想的な夫婦。を無意識に演じてきた。 高次元で愛し合う夫婦、その幻想を崩してはいけない。 暗い影は見てはいけない。ほころびは見なかったことにしなければ。 生き辛さからの解放とは。幸せとは。人間の表裏とは。 回答のヒントがあるようでないようで。 人生訓をうまいことまとめ上げた感はあるが、いろいろ芯を突き過ぎていてかえって嘘くささを感じる。 とにかく長くてしんどい。その辛さをまずなんとかしてほしい。 【ほとはら】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-22 15:01:04)
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