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姿三四郎(1943)

1943年【日】 上映時間:79分
アクションドラマシリーズものモノクロ映画スポーツものスポコンもの青春もの小説の映画化
[スガタサンシロウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【イニシャルK】さん


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監督黒澤明
助監督杉江敏男
キャスト藤田進(男優)姿三四郎
轟夕起子(女優)村井小夜
大河内傳次郎(男優)矢野正五郎
月形龍之介(男優)檜垣源之助
志村喬(男優)村井半助
花井蘭子(女優)お澄
高堂国典(男優)さいづち和尚
菅井一郎(男優)三島総監
清川荘司(男優)戸田雄次郎
河野秋武(男優)壇義麿
小杉義男(男優)門馬三郎
青山杉作(男優)飯沼恒民
瀬川路三郎(男優)八田
中村彰(男優)新関虎之助
津田光男(男優)
原作富田常雄「姿三四郎」
脚本黒澤明
音楽鈴木静一
撮影三村明
企画松崎啓次
配給東宝
特撮向山宏(合成)
編集後藤敏男
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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12.《ネタバレ》 黒澤明・初監督作品。私が観たのは79分版です。原作小説の連載からおよそ半年後に公開。1年後の再上映の際に、約18分ぶんがカットされていたそう。検閲で引っ掛かったシーンがカットされたのかな?なんて思ってましたが、戦争中の節電目的のため、上映時間を80分以下に短縮しなければいけなかったというのが、実際のところのようです。シーン同士の繋ぎ目的で入る文字の説明が、何とも盛り上がりを欠いてくれます。ここに説明文が入っている仕様なので、恐らくGHQの上映禁止が解除された'52年版なんでしょうか?

三四郎が強敵たちを倒し、最強の柔道家になっていく様子が描かれます。柔道と柔術の闘い。他流派との試合ということもあり、後のジャッキー・チェンのカンフー映画に通ずるものを感じましたが、そんなノリで楽しんでいい映画だと思います。
でも、私たちの格闘技の目が肥えてしまったのか、本作の柔道家も柔術家も、観ていてそんなに強そうにはみえません。相手が軽々と吹っ飛んでいく演出のせいもありますが、登場人物が“強い柔術家を演じている役者”から抜け出せていません。

時代劇(チャンバラ)や西部劇(撃ち合い)は、色んな人の手で、色んなパターンが練りに練られて、見得の切り方やカメラワークに工夫が重ねられ、熟成されていきました。そのため俳優が刀や銃の達人でなくても、格好良くみせる手法が確立していたんでしょう。でも柔道や格闘技は、まだ映画の題材として取り上げられていなかった時代というのもあり、誤魔化しが効きにくいのかも知れませんね。
それでも、短時間だったというのもあるけど、飽きずに楽しく観られました。 K&Kさん [DVD(邦画)] 6点(2024-08-19 23:35:16)

11.《ネタバレ》 活劇的な映像。テンポのあるストーリー。でも、映像・音が悪すぎる。 にけさん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-18 07:26:31)

10.検閲がなければどれだけ面白い映画だったのか。小津安二郎が「100点満点中120点!おめでとう!」と喝采したほどの映画がこのような形でしか残っていないのは本当に残念だ。 カニばさみさん [DVD(邦画)] 6点(2016-05-24 08:35:12)

9.《ネタバレ》 かなり検閲されカットされてしまっているようで残念ですね。つながりの悪い場面が多く突然文字だけの画面になったり…当時の検閲の厳しさが伺えます。カットされてないオリジナルが観たかったですね~。黒澤監督の監督デビュー作というだけでも感慨深い作品であるとオモイマス Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-11 14:01:03)

8.黒澤映画ならではの、水彩画の様な美しいモノクロ映像。
華奢な月形龍之介が柔道家というのも、少々ミスキャストにも感じたが、淡いモノクロの映像美を活かしたシンプルなストーリーには、嫌味も感じず、すっきりとした後味が残った。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-29 14:56:47)

7.《ネタバレ》 投げ飛ばした時のカメラワークが工夫されていて面白かった。 osamuraiさん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-18 22:08:13)

6.明治頃の街並みや風景が楽しめた ホットチョコレートさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-07-09 20:36:08)

5.面白いお話というわけでもなく、後の三船敏郎のような圧倒的な俳優がいるわけでもない(志村喬御大除く)、黒澤明のデビュー作という”付加価値”を除けば、別段優れた作品というほどには思えませんでした。柔道の試合のシーンは何というか…モロにマンガです。投げ飛ばされてあんな風に飛んでいくか! とかげ12号さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-15 21:24:48)

4.志村喬、轟夕起子の親娘とともに食事をする藤田進。そこに月形龍之介の登場。和気あいあいの空気が凍りつくシーンなのだが、その絶妙な間の悪さは古典ギャグのお手本のように完璧で、でもシリアスな流れの中にあって素直に笑えないのだが、それでも月形の間抜けぶりをしばらく映し続けるという悪魔のような黒澤演出と、もうこのシーンにおいてはケンドーコバヤシにしか見えない志村のバツの悪さを強調するリアクションにはやっぱり笑った。一番の見所はなんといっても藤田と月型の草原での野試合なのだが、もちろん格闘そのものではなくその格闘がなされるときの暗雲立ち込める空である。この空を撮るためにどれでけ待ったか知らないが、生死を賭けた決戦を演出する最高の舞台になっていることは間違いない。全体的に単調だったり、シーンの繋ぎに違和感がある箇所があったりするのはカット版ゆえなのでしょう。完全復刻版を観るまではとりあえずこの点数で。 R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-10 13:55:09)

3.時間経過のシーンを下駄で見せる作法には見事!だが柔道シーンはあり得ない位に投げ飛ばせれギャグマンガでも見ている感じ、完全主義の黒沢からは想像できない感じでしたがまあ当時の娯楽映画としてはこの位大げさのほうが良かったのかな 月読さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 14:24:00)

2.柔道の創生期、柔道対柔術などを題材にしており、荒々しさ、猛々しさの中に心技体を求める三四郎の姿が良いのでは無いでしょうか。ただラストの死闘があまり迫力が伝わってこない。 亜流派 十五郎さん 6点(2004-02-08 12:44:50)

1.うーム。途中、説明入ってるし、微妙だなー 大根役者の藤田進はいい味出してたんだが たましろさん 6点(2003-11-05 23:06:16)

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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.37点
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100.00% line
200.00% line
323.85% line
4815.38% line
5611.54% line
61223.08% line
7713.46% line
81223.08% line
947.69% line
1011.92% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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