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鬼教師ミセス・ティングル

TEACHING MRS. TINGLE
1999年【米】 上映時間:96分
サスペンスコメディ犯罪もの学園ものアイドルもの
[オニキョウシミセスティングル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-11-04)【ESPERANZA】さん
公開開始日(2000-06-03)


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監督ケヴィン・ウィリアムソン
助監督ニコラス・マスタンドレア
キャストヘレン・ミレン(女優)ミセス・ティングル
ケイティ・ホームズ(女優)リー・アン・ワトソン
ジェフリー・タンバー(男優)スパンキー
バリー・ワトソン(男優)ルーク
マリサ・カフラン(女優)ジョー・リン・ジョーダン
マイケル・マッキーン(男優)
モリー・リングウォルド(女優)
ヴィヴィカ・A・フォックス(女優)
レスリー・アン・ウォーレン(女優)(ノンクレジット)
池澤春菜リー・アン・ワトソン(日本語吹替)
来宮良子ミセス・ティングル(日本語吹替)
草尾毅ルーク・チャーナー(日本語吹替)
冬馬由美ジョー・リン・ジョーダン(日本語吹替)
堀江由衣トルーディ・タッカー(日本語吹替)
山崎美貴ミス・バンクス(日本語吹替)
脚本ケヴィン・ウィリアムソン
音楽ジョン・フリッゼル
撮影リック・ボタ(第2班撮影監督)
ジャージー・ジーリンスキー
製作リチャード・N・グラッドスタイン
キャシー・コンラッド
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
テッド・フィールド
スコット・クルーフ
配給アスミック・エース
美術デヴィッド・レイザン
衣装スージー・デサント
編集デブラ・ニール=フィッシャー
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
グランズボロー高校に通うリー・アン(ケイティー・H)は、優等生でありながら、鬼教師ティングルの陰湿な成績の不当評価に遇い、更にはカンニングの容疑までかけられてしまい、あわや退学処分という危機にまで陥ってしまい。それを何とか阻止しようとリーは親友のジョー(マリサ・C)とルーク(バリー・W)とティングル家へと押しかけてったのだが、そこで何とも考えもしなかった展開になってしまい、さてと、どうしましょ?って展開に・・・。サスペンスというよりは、ほぼコメディー。

3737】さん(2004-03-03)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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7.《ネタバレ》  最後がハッピーエンド過ぎて納得いかない映画ってのがありますが、これもそんな一本。
 主人公のワトソン達と、ティングル先生。どっちが悪いかといえば「ワトソン達」で、どっちが被害者かといえば「ティングル先生」なのに「前者は無罪放免」「後者は教師をクビになる」って結末を迎えちゃいますからね。
 最後は主人公三人で、笑顔の卒業式を迎えて終わる訳だけど
(……それで良いのか?)
 とツッコむしか無かったです。

 「スクリーム」「ラストサマー」「パラサイト」と同じ脚本家(本作では監督も兼任)という事で、90年代のティーンズ映画らしい魅力が詰まってる事。
 舞台の大半が「ティングル邸」に限定されている為、小さな世界の「舞台劇」めいた魅力を味わえる事など、良い点も色々あるんですけどね。
 主人公ワトソンの犯行動機というか、ティングル先生と戦う主因が「ママと同じ人生は歩みたくない」っていう想いゆえなのも、非常に残酷で良い。
 これ、ママさんが酷い母親って訳じゃなく、娘想いの優しいママさんだし、母娘仲も良いはずなのに、それでも尚そう思ってしまうというのが、何ともやるせないんですよね。
(たとえ夜勤で毎日大変でも、夫に逃げられようとも、娘に愛情注いで育ててる立派な母親じゃないか)
 と、自分としてはそう感じる訳ですが、それでも娘側の「こうはなりたくない」って想いに、説得力があるよう描かれてる。
 「親のようになりたくない」「自分が思い描く理想の大人になりたい」という感情のままに行動する主人公ってのは、等身大の若者らしくて、リアルだったと思います。

 それと、悪役になるティングル先生が魅力的なのも良かったですね。
 そりゃあ彼女は日頃から意地悪だし、不倫もしているしで「悪い人」なんだろうけど、作中で描かれている限りでは「監禁されている被害者」な訳で、どっちかというと彼女側を応援したくなりますし。
 作中で何度か言及されている「エクソシスト」の悪魔のように、巧妙に話術を駆使して窮地を脱しようとする姿は、文句無しで主人公達より恰好良かったです。
 あと、不倫相手のウェンチェルコーチが、彼女との逢引では「従順な奴隷」となっちゃうのは、如何にもって感じで笑っちゃいましたけど……
 個人的には、日頃偉そうな態度のティングル先生の方が「奴隷」になっちゃう関係性の方が、ギャップがあって可愛く思えたかも。

 脇役&女友達枠のジョー・リンの描写も面白くって、主人公のワトソンより華やかなルックスなのに「私は脇役じゃないわ」って劇中で言わされちゃうのが、実に皮肉が効いてましたね。
 「女優の才能が無い」と言われた仕返しのように、ティングル先生を騙すのに成功するのも痛快でしたし……
 三角関係の泥沼を乗り越え、主人公ワトソンとの友情を選ぶ展開になったのも、嬉しかったです。
 こういう「報われない女友達」枠が好きな自分としては、とても好みのキャラクターでした。

 ただ、唯一のメイン男性キャラであるルークについては不満があるというか……正直言って、魅力を感じない存在でしたね。
 そもそもの発端というか、諸悪の根源と言えるのは「答案を盗んだルーク」のはずなのに、なんか「優しい王子様」みたいな扱いを受けてて、違和感が拭えなかったです。
 成績の書き換えを提案したのも彼だし、作中で一番「悪魔」と呼ぶに相応しいのはワトソンでもティングル先生でもなく、ルークじゃないかと思えました。

 ……とまぁ、そんなこんなで、劇中では散々な目に遭ったティングル先生だけど、生徒のワトソンに「皮肉」の意味を教える事が出来たって意味では、少しだけ報われたのかも知れませんね。
 クビになった後の彼女については一切描かれていないけど、何とか立ち直って欲しいものです。 ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2021-10-08 02:16:16)(良:1票)

6.別に鬼教師じゃなかったです。変わり者の先生って感じですね。ラストがあっさりしすぎかなぁ。あの先生のことやから3人の生徒は卒業後ただですみそうにもない。今後が気になります。 ギニューさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-02 00:03:07)(良:1票)

5.スケールの小さな作品だが、意外と楽しむことが出来た。マリサ・カフランが『エクソシスト』の真似をするシーンがかなり笑える。ヘレン・ミレンの怪演も凄まじかった。ラストにもう一工夫あれば尚良かったのだが。 T・Oさん 6点(2002-12-14 20:00:39)(笑:1票)

4.《ネタバレ》 「死ぬよりも悲惨なものを用意したわ、アンタの母親と同じ人生を送ることよ!」、こんなことふつう教師が言うかよ! いやはや、この映画ヘレン・ミレンの怪演がすべてです。三人のガキとは演技のレベルが違い過ぎ、良くこんな映画に彼女出ましたねえ。レスリー・アン・ウォーレンのみじめな母親もリアルでしたが、娘のケイティ・ホームズもリー・アン(レスリー・アン)という役名なのが面白い。きっと監督の皮肉が込められているのだろうな。 S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-29 13:13:12)

3.言葉の揶揄のやりとりは素直に感心。鬼先生に都合が悪いところを見つかり
さあやばいって展開が非常にスリリング。でも後半トーンダウン。
あれれって感じでした。導入がいいだけに残念。 とまさん [地上波(吹替)] 6点(2006-10-13 22:36:29)

2.《ネタバレ》 モリー・リングウォルトあれだけ?女優志望の子が結構遊んでてよかった。怖くはないけど…このような若者向けのB級映画へのへレンの出演の方が不可解。 桃子さん 6点(2003-10-23 17:58:50)

1.タイトルからしてB級(^▽^;)。いきあたりばったりのストーリもベタな展開も結構スキスキ♪なぁんにも考えなくてみれてそこそこにハラハラドキドキできるかな。結構プフっと笑っちゃえるし。 ちっちゃいこさん 6点(2003-07-17 12:00:36)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.06点
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5316.67% line
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7422.22% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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