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怪獣大戦争

(怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ(東宝チャンピオンまつり版タイトル))
MONSTER ZERO
1965年【日】 上映時間:94分
SFアドベンチャーシリーズもの特撮ものロマンスモンスター映画
[カイジュウダイセンソウ]
新規登録(2003-10-26)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-06-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(1965-12-19)


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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
橋本幸治
キャスト宝田明(男優)富士一夫(P1号パイロット)
ニック・アダムス(男優)グレン(P1号パイロット)
水野久美(女優)波川女史(世界教育社)
沢井桂子(女優)ハルノ(宇宙局局員、富士の妹)
田崎潤(男優)桜井博士(地球連合宇宙局)
土屋嘉男(男優)統制官
久保明(男優)鳥居哲男(素人発明家、ハルノの恋人)
佐々木孝丸(男優)自治代表
村上冬樹(男優)医学代表
田島義文(男優)移動司令
田武謙三(男優)世界教育社社長
千石規子(女優)下宿のおばさん
松本染升(男優)宗教代表
清水元(男優)防衛代表
伊吹徹(男優)世界教育社社員
鈴木和夫(男優)世界教育社社員
堤康久(男優)第1調査隊隊長
桐野洋雄(男優)第2調査隊長
塩沢とき(女優)婦人団体代表
津田光男(男優)自衛隊員
橘正晃(男優)宇宙局局員
岡豊(男優)記者
緒方燐作(男優)自衛隊員
加藤茂雄(男優)自衛隊員(ノンクレジット)
オスマン・ユセフ(男優)レストランの客(ノンクレジット)
記平佳枝(女優)レストランの客(ノンクレジット)
池谷三郎(男優)アナウンサー(ノンクレジット)
岡部正(男優)
宇野晃司(男優)世界教育社社長秘書
千葉一郎(男優)
榊田敬二(男優)
吉頂寺晃(男優)
納谷悟朗グレン(吹き替え)
脚本関沢新一
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
作画川北紘一(光線作画)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
小沼渡
スーツアクター中島春雄ゴジラ
広瀬正一キングギドラ
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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10.《ネタバレ》 6作目。冒険活劇としてうまくまとめてあり高得点。
 いたるところで辻褄が合っていなかったり、幼稚な設定で突っ込みどころ満載なのだが、テンポのよいストーリー展開と軽妙なセリフの掛け合いで最後まで一気に楽しめた。
 準主役の外人のグレンが、アメリカンな乗りのいい演技(納谷悟朗の絶妙な吹き替え)でハリウッドっぽく仕上がっているのが非常によい。主演の宝田明も、グレンとの掛け合いのアメリカンな演技でぴったりマッチしていた。
 無理に子供向けを狙ってはいないが、子供が見ても判りやすいし、特撮のカメラアングルも迫力重視で多少ワイヤーが見えても気にしない感じで、のびのび作った感がある。
 ゴジラの顔がかなり可愛くなって、動作もコミカル、特に宇宙に運ばれる時の尻尾を丸めた姿は非常に可愛く、「ゴジラ」が子供中心の人気キャラになる要素が完成しているし、冒険活劇の中でその事に対する違和感がないのもシナリオの妙。
 第1作ゴジラが「名作」であったシガラミから完全に開放され、「怪獣」は出てくるが存在の意味を考える必要がない冒険活劇として完成した「B級名作」かもしれない。 nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-07-01 00:59:30)(良:2票)

9.《ネタバレ》 【X星人の謎】
①何故地下で生活している。
②水は黄金より貴重らしいが、さほど不自由しないとも言う。地球侵略の目的は水か。金と水を交換すればよかったのに。
③というか「質量がどんなに大きくても宇宙圏に運び出すのは簡単」なのだから水も運べたはずだが。
④ゴジラ、ラドンをわざわざX星に連れて、キングギドラと闘わせるという小芝居をする手間を惜しまないのは、電子計算機の計算によるんだね。
⑤P1ロケットをコピーしてわざわざ地球人に与える必要があるだろうか。UFOで送っていけばいいのに。技術力の誇示のため?
⑥X星人が殺人音波に弱いのは理解するが、コンピュータまで狂ってUFOに不具合が起こるのはどういう仕組みか。そもそもUFOを防音にしておけばいいだけなのだが。耳栓するとか。もっと言えば、発明家を拘束するとき、持ち物チェックぐらいしておけ。
⑦殺人音波を出すレディーガードの発明家と契約しながら、代金を支払わないのはどうして。そもそも発明家を拘束すれば済む話だが。世界教育社ってどうよ。
⑧波川女史がグレンに言う。「あなたがX星人になって私と結婚すればいいの。計算値にでました」でも、X星に行ったら女性の区別つかないんですけど。
⑨X星人はわざわざ地球侵略の方法を説明してくれている。
⑩「我々は脱出する。まだ見ぬ未来に向かってな」自爆しなくても、なにか脱出方法がなかったのか。
⑪地球征服計画を立て、地球に前線基地を置きながら、調査ロケットが来るのをずっと待ってたの?
⑫で、癌の特効薬は?
【地球人の謎】
①人類全体に関わる話なのに、日本人だけで全部決めてる。
【感想】X星人の電子計算機はろくな答えを出さない。だから高度な知能をもちながらも自滅した。いや、待てよ。あれはもしかしたら高度になり過ぎたコンピュータの反乱?わざとヘタな答えを出して、自滅させる計画。とすれば「2001年宇宙の旅」の先取り?なわけないか。しっかーし、モロ日本人なX星人て、萎えるな。外人も日本語しゃべるし。キングギドラがアメリカに出現、とかいいながら映像は無し。まあいいんですけど。無敵のゴジラが操られるところがマイナス。円盤をやっつけるのはゴジラではないとダメでしょう。子供たちにとっては十分楽しめますよ。特撮も合格ライン。 よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-18 18:37:46)(良:1票) (笑:1票)

8.《ネタバレ》 まずは冒頭のマーチが勇ましい。
基本的には子ども向け映画だろうが保護者も退屈しないようにということか、男2人のユーモラスな会話とか女優2人の美の競演とかラブコメ風味とか悲恋物語(の断片)を入れてあり、大人が見るのが苦痛というわけでもなく、けっこう幅広い娯楽性を備えた映画になっている。伝統的日本人に比べて外人男の言動があっけらかんとしてドライで、真面目な顔で笑わすようなことを言うのがいい。
X星人は宇宙人でありながらもみな不気味なアジア人顔で、歩き方も特徴的だが特に統制官の手振りが印象に残る。大きな動きは地球人類にも理解できそうだが細かい指の動きなどは意味不明というしかなく、これはまさに異文化の所産というところである。最後の「未来に向かって脱出」という台詞は空虚な負け惜しみ以外の意味が感じられないが、自分が負け惜しみを言う時に真似したいという気にはなる。
映像面ではX星での照明の使い方が印象的で、統制官が意味不明のX星語(グスタrrr、タッ、ブツザッと聞こえる)をつぶやいてから暗転するのは好きな場面である。また、あまり格好いいとはいえない円盤が、湖から水煙を引いて飛び立つところの映像美が東宝特撮らしい。

出演者は豪華というかお馴染みの面々だが、沢井桂子さんという人は特撮方面では珍しい出演者も知れない(ほかには同年の「フランケンシュタイン対地底怪獣」、特撮TV番組「ウルトラQ」第8話)。劇中人物としては可憐で清純そうな女性で、公的な場ではうつむき加減で控え目だが、親しい相手にはそれなりに言いたいことを言っていたようで、態度の使い分けがしっかりしているのが奥ゆかしい。波川女史と2人並んだ場面では引いてしまっている感もあるが、波川女史の応対がこなれ過ぎていて怪しいのに対し、この人の清楚さが際立っているという言い方もできる。
ちなみに最近、水野久美さんの出る「ケアニン ~あなたでよかった~」(2017)という映画を見たが、この映画での「ああ、あの方ね」という台詞で、この女優らしさというのが当時から現在まで継承されていることを改めて確認した気がした。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2018-04-08 23:27:58)(良:1票)

7.伊福部昭氏が作ったゴジラ音楽のなかでは、この作品のテーマである怪獣大戦争マーチがいちばん好きだ。日本の怪獣映画を旋律とテンポで表現しきっています。でも、最近知ったことだけど、このテーマはゴジラ第一作ですでに使われていたりしますね。前作に続いて登場のキングキドラは、今作の方が良く動いていたと思う。SF作品として、当時としては頑張って特撮していた方なのだろう。ちなみに「2001年」が公開されるのはこの作品の3年後。ラドンが暴れるシーンに「空の大怪獣ラドン」の映像が使いまわされていたような…。悪しき慣習がこのときに始まったのかも。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 6点(2008-11-18 23:40:18)(良:1票)

6.《ネタバレ》 衝撃的な第1作から徐々に対象年齢を下げる一方だったゴジラ映画が決定的にお子様向けにシフトしたターニング・ポイントとも言える作品。作中、我らのゴジラが披露するのは何と「シェー!」のポーズ。と言っても若い方には何のコトやらお分かりになるまい。当時、子供に大人気だった赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」に登場する”キツネ目に出っ歯”で「ミーは~ザンス」が口癖のキャラクターがいた。その名も「イヤミ」!!彼が頻繁に見せる驚きのポーズ、それが「シェー!」なのだ。どんなポーズかって?え~つまり片手を頭上にかざしつつ、もう片方の手を腹へ、更に片足をヒョイと上げ…って字で説明しても全然訳分からん!!と、兎に角”百聞は一見に如かず”本作のゴジラ君の勇姿で御確認あれ。おっと、点数は色っぽい波川女史にオマケして6点。円谷英二特技監督ご免なさい…。 へちょちょさん 6点(2003-11-20 01:14:06)(笑:1票)

5.《ネタバレ》 新怪獣は登場せず、しかも前作『三大怪獣地球最大の決戦』よりもモスラが少ない。
クライマックスでⅩ星人のコントロールを解かれたゴジラ、ラドンがキングギドラと戦う必然性も感じない。
もちろんグレンとⅩ星人波川(水野久美の魅力大爆発!)の人間ドラマ、P-1号、Aサイクル光線車、Ⅹ星人の円盤などのメカニック、華麗な光線描写、伊福部昭の怪獣大戦争マーチなど見所は多々あるけど、怪獣ファンとしては物足りない。
やはりゴジラサーガは『三大怪獣地球最大の決戦』でゴジラ、ラドンが人間たちといちおう和解したことにより一段落したのであろう。 ガブ:ポッシブルさん [映画館(邦画)] 6点(2016-01-23 19:13:59)

4.前作と打って変わってSFテイスト。それにしても宝田明は方々で大活躍だなあ。発明家の兄ちゃんもいい味出てて、それまでのゴジラシリーズに無いキャラでとても好きです。ニック・アダムスの熱演が、逆に全体から浮いてるところもいい(笑)。ところで、特撮シーンって他の映画から使い回しとかしてるんですかね?風で吹き飛ぶ町に「ニューカーク」の文字があったような気がしたんですが・・・。 ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-16 11:14:51)

3.「少年ブック」江原伸作画の漫画版とともに忘れられない映画。レディガードも面白いアイディアだったし、X星人役土屋嘉男のラストのセリフ「我々は未来に向かって脱出する、まだ見ぬ未来に向かってな」は、滅びゆくものの美学も込めた、負け惜しみの名セリフだ。だが、怪獣映画はこれで行き詰まりではないか。怪獣が宇宙人や地球人に操られるようになったら、その魅力も半減してしまう。ゴジラの「シェー」は、可もなし不可もなし。 風小僧さん [映画館(邦画)] 6点(2012-12-22 23:39:33)

2.シリーズ6作目。X星人の統制官を演じた土屋嘉男が印象的だった。波川女史役の水野久美もいい。音楽も最高だった。しかし、脚本はネタ切れしたのか前作で登場した怪獣(モスラを除く。)が再登場し、ほぼ前作と同じような展開であまり面白くなかった。 イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 6点(2005-04-06 17:59:30)

1.なんせ怪獣バトルが少ない!!圧倒的に少ないよ。X星でも地球でもちょびっとしか闘っていない。特に後半の地球でのバトルはヒドイ!!それ以外は抜群に好きなんですけどねえ。音楽最高!! ようすけさん 6点(2004-02-04 23:12:27)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.81点
000.00% line
100.00% line
213.23% line
339.68% line
439.68% line
5516.13% line
61032.26% line
7412.90% line
813.23% line
9412.90% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.80点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review6人
5 感泣評価 6.00点 Review4人

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