みんなのシネマレビュー

木と市長と文化会館/または七つの偶然

L'Arbre, Le Maire et La Mediatheque ou Les Sept Hasards
1992年【仏】
コメディ
[キトシチョウトブンカカイカン マタハナナツノグウゼン]
新規登録(2003-11-26)【鱗歌】さん

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監督エリック・ロメール
キャストアリエル・ドンバール(女優)
脚本エリック・ロメール
音楽セバスチャン・エルムス
撮影ディアーヌ・バラティエ
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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3.《ネタバレ》 まさにフランス映画という感じですね。
そうだなぁ、先生の娘さんと市長のやりとりが一番印象深かったかな。
10歳であんなにディスカッションできる。議論好きのフランス人らしさが出てました。 あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-29 19:49:21)(良:1票)

2.《ネタバレ》 ロメールが恋バナから離れた珍しい一本。好いた惚れたでなく、政治信条が今作人物らをして熱く語らせるテーマ。
ネタは違えど「人間というのはこういうもの」と遠巻きに眺めるようなロメール視線は相変わらずです。批判もせず絶望もせず。正直で雄弁なのはいつも通り。まあ今作も皆よくしゃべります。それ受け答えになってるの?と思うような自己意識中心なディベートっぷり。フランス人てめんどくさいな。
田舎の街での箱もの建設を廻って賛成派と反対派の主張が繰り広げられるけれど、この手につきもののリベート・汚職とかの生臭さは皆無。長々と論争してもケンカにはならない。そこはフランスの大人の流儀でしょうか。市長、記事に不満だったのに当事者の美人記者と仲良くなってるし笑。
いかんせん政治の話なのでいつものロメール恋愛譚の軽快さが無いのはやっぱりちょっと物足りなく感じます。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-23 11:48:19)

1.《ネタバレ》 文化会館建設にまつわる意見交換であっても、ロメールのいつもの恋する男女のたわいなく、どうでもいいような内容の会話同様に、どうでもいい会話なのだった。ただし大人、しかも政治がからんでるのでいつも以上に理屈っぽい。こんなどうでもいい会話を延々と聞いていたってちっとも面白くない。ところがラストシーンでひっくり返される。子供によって。 <超ネタバレ注意> 小さな女の子が大人顔負けの政治的見解を述べる。文化会館よりもみんなが楽しめる公園を。みんなが歌いだす。笑顔で楽しそうに。このラスト数分にはまいった。全てはこのエンディングのための「フリ」だったのだ。ちょっと長かったけど。 R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-12 13:48:54)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.54点
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