みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 黒いシリーズ というより増村映画の代表作の1つと思います。 登場人物のギスギス感、うさんくささがプンプン匂う映画です。人間臭いと申しましょうか。 この映画のクレジットをもう一度見直したいですが、主演はどう見ても高松英郎です。 田宮二郎はこの映画の場合はスポットライトのあたっている狂言回しの一人としか見えません。 映画を見終わった感想では、場面はほとんどが室内セット。印象に残るのは会社内の高松率いるグループの部屋。秘密を守るにはちゃっちい部屋で、ここで行われることがこの映画のカギですのでチャッチぶりをゆっくり見てね。あ、トリックなどまったくありませんから。 最後もお約束で終わります。 【亜輪蔵old】さん [地上波(邦画)] 6点(2006-02-20 09:05:21)(良:1票) 3.《ネタバレ》 企業スパイの話。 会社の為なら何でもする男。 それに嫌気がさし、会社を辞める男。 その対比が面白い。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-30 18:40:21) 2.相変わらず増村映画に出てくる男達はいつもギラギラしていて、常に冷静さを失っていて感情を表に出す姿が炎々と描かれる。しかも、決まってハイテンションである。中でも高松英夫のテンションの高さはここでも異常なぐらいである。会社の為とはいえ他人を犠牲にし這い上がろうとする連中きりの役員達、ライバル会社との駆け引きの中で男達に関わってくる女達とのドラマという意味で今作は増村監督にしては普通な感じでこの監督らしいしつこさがちょっと弱く思える。田宮二郎と船越英二の使い方も何だか勿体無く思えるのと終わり方も何だかいまひとつな気がしてならない。モノクロの画面から伝わってくる人間の身勝手さ、他人はどうなろうと自分さえ助かれば何もかも上手く収まるんだとまるで現代の社会に対する警告、皮肉のようなものは見ていても感じることは出来る。そういう意味においては見応えはあるものの、やはり増村作品らしい何かこう見終わった後にまた見たくなるようなもの、余韻のようなものがさほど感じられなかった。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-31 14:36:11) 1.テーマ的に同監督の「巨人と玩具」と兄弟みたいな作品ですね。語り口が全然違う両作品でほとんど変わらない役柄を演じて、どちらにもぴたりとはまっている高松英郎はある意味すごいかも。 【KYPA】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-14 20:07:30)
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