みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
10.満男&泉ちゃんシリーズ第3弾。寅さんの存在感が薄かった前作と比較すると、寅さんと若い2人との絡みもいいし、マドンナの吉田日出子さんが本当にいい味出していて、出番は少ないながらも作品の中で見事な存在感を出しています。 寅さんと一緒の時間は短かったですが、その中にも昔2人の間に何があったのか、その光景を十分に思いめぐらすことができるし、2人の心の触れ合いも感じることができました。それだけに、もう少し吉田日出子さんの登場シーンを見たかった気もします。 前作でも満男はますますおじさんに似てきたなあ・・・と思っていましたが、本作でも友達と出かけようとしていたところに泉ちゃんがやって来る。「あれ?お前出かけるんじゃないのか?」「何言ってんだよ父さん、今帰ってきたとこじゃないか」寅さんが若い頃、おいちゃんやおばちゃんと全く同じようなやりとり、何度もありましたね。本人自身がそれを自覚したような、最後の満男の心の声が良かったです。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-03-10 21:15:39)(良:1票) 9.《ネタバレ》 シリーズ44作目。満男中心の物語に世代交代って印象の本シリーズですが、今回はきちんと、寅の物語に戻っていたと思います。“ 満男と泉の寅との触れ合い”とでも言うのか、寅を観たい層も満足出来る創りに思えました。 一人旅で心細い泉の、偶然立ち寄った駄菓子屋のお婆ちゃんとの触れ合いなんてホロリとさせるし、そこに偶然寅が現れて溜め込んだ気持ちが爆発するのは納得するし、その後三人で酒宴になるのも、場の和ませかたが、寅の本領発揮って感じでとても良かったです。 「ママを一人時の女性としてみることが出来ないのは、私の心に何かイヤらしい汚いものがあるから」この話は前々作の満男の語りと繋がってる。そして寅の告白、さくらとは腹違いの話。重たい話をこうもサラッと言える寅がカッコいい。 今回は満男が、寅の若い頃みたいな“バカ”をよくやります。階段から砂丘から、コロコロ転がってます。額を打った時は、やりすぎなくらい出血してます。寅が大人しくなったぶん、満男がバカをやるって役割分担なんでしょう。 マドンナの聖子がまたイイ女で、フワフワした雰囲気がとても可愛らしい。過去に結婚を考えたほどのマドンナが未亡人として出てくる。体調の悪い渥美さんが、一目惚れするクダリを省略するためかもしれないけど、寅の秘められた過去話として、とても面白かったです。「い!今更そんな事言われてもなぁ~」満男が居なかったらどうなっていたんだろう?? さて満男と泉。3年掛かってやっと手を握るなんて、平成の若者にあるまじき進展具合。満男は無鉄砲に泉を追いかけ、泉は毎度正月には諏訪家にアポ無し訪問。寅のマンネリは大歓迎だけど、こっちのマンネリは、これ以上続くのはシンドいかも? ここ最近、柴又界隈やくるまやの出番があまり無くなって、たまに出てきても、なんだか時間が止まっているかのよう。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-03-05 22:39:07) 8.《ネタバレ》 こんな押し気味なマドンナさんいましたっけ? ちょっとドキドキな寅さん。そんないい雰囲気も満男がぶちこわしという(苦笑) なかなかな見せ場でありましたハイ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-11-16 19:23:01) 7.おばあさんが一人店をやってるところって今は見なくなったなぁ。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-24 07:06:00) 6.侘しさ・ひなび・渋味・地味と鳥取篇。杉山とく子の店のエピソードのしみじみした感じあたりは、やはり良い。豆腐を入れたまま流れていく鍋。一本の作品としては求心力が弱いが、就職とか母の愛人とか「少女の脱皮」ものでくくれたか。就職がうまくいかないあたりが丁寧で、社会への気後れの出し方がうまいので、思わず応援したくなる。寅のほうは吉田日出子なんだけど、もう今までのマドンナシステムは完全に崩壊して旅先でのエピソード止まり。柴又にも来ない。うまく行きそうになると逃げ腰になる伯父さんを、満男は反面教師として眺めているのでありました。もう完全にミツオ=イヅミが主役(そのせいでダンゴ屋に人を吸い寄せる力がなくなったんだろう)。帰りの列車、向かい合ってた二人が、寝てる客のせいで並んで座って、手を重ねるなんて段取り、こういうとこはやっぱりいいな。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-08-05 08:58:57) 5.満男とゴクミの恋愛も新鮮味がなく凡作だが、鳥取の女将・聖子(吉田日出子)の方言が心地よかったので6点。 高卒者の就職問題や母の再婚問題など社会問題が取り上げられる一方、満男の友人のはっちゃけぶりがバブル華やかしころを思い起こさせる。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-14 22:31:58) 4.《ネタバレ》 「男はつらいよ」シリーズの中でこの回だけ一度も見たことがなかった事を思い出し、ようやく見た。時期的にはもうシリーズ末期の44作目で、満男と泉が中心に話が進み、寅さんは出番こそ少なくないが、どうも脇役という印象は拭えなくなってるし、演じる渥美清に若い頃のような威勢の良さが感じられないのが残念なのだが、それでもこのシリーズ自体をかなり久しぶりに見るからか、思ったよりは楽しめた。鳥取砂丘のシーンも印象的だったが、寅さんが泉に自分の母親(ミヤコ蝶々)の話をするシーンは初期作を見ていると妙に懐かしく感じてしまう。今回のマドンナ・聖子(吉田日出子)が自分が結婚してからのことを寅さんに語るシーンは少し切なく感じるものの、昔のシリーズならこのキャラクターもっと掘り下げた描き方したんだろうなあとつい思ってしまうのも事実で、あまり寅さんと聖子のエピソードに深みが感じられないのがちょっと惜しいかな。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-10-14 02:44:54) 3.吉岡秀隆が砂丘を走るシーンは確かに印象的。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:32:32) 2.ま、前回同様に満男&泉ちゃん主体の作品ですけどこれもまた面白いですね。それにしても、あの落とした豆腐はどうなったんだ…? 【クリムゾン・キング】さん 6点(2004-03-31 16:28:33) 1.前作と比較して寅さんの出番が増えているので一安心。 日本海が観たくなります。 <追記>17年ぶりに再見。渥美清の体調がよかったのか元気よさが感じられて見ていて安心できる。マドンナは登場が遅いし、寅さんも惚れるわけでもないのでオマケ的。よって本作のマドンナはゴクミであり、就活や親の再婚等を通じた成長物語とも言えるだろう。他方、満男の成長も感じられ、伯父さんを客観視しつつも共感できるようになっている。泉ちゃんシリーズも3作目となり良くも悪くもパターン化され安定感のある作品。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2004-01-16 00:21:08)
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