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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.一時期、「自分が眠る男(女)になるほど恐ろしく退屈な映画」としてかなり叩かれた時期がありましたね。田園風景や歴史的な日本家屋、水車、河のせせらぎ、雪景色、小鳥のさえずりと、日本独特の四季折々の自然をバックに生と死を描き出す非常に芸術性のある作品です。ただ、↓ぐるぐるさんも仰ってますが芸術性ばかりが高くて映画としての活気がまるでない。他の名作映画を“動画”とすればこれは“静止画”。登場人物たちを遥か遠くから写すカメラ。それによって周りの自然と人間が一体となって一つの絵画を作り上げてるような感じです。やはり映画というのは、美しいアングルだけではなく、そこに描かれる人間模様も大事なわけで、それらが上手く共存していればこれはもしかしたら大変な傑作になったkも知れないと思います。 【クリムゾン・キング】さん 6点(2004-08-30 12:57:06)
1.僕は映画の技術的な事とかには疎いのだけれど、それでもこの作品の構図がとてつもなくこだわって撮られたのはわかる。温泉の水車や「眠る男」が眠る日本家屋、そして田園風景や山の緑が、とても美しく、特に時折挿入される月や花のカットは官能的ですらある。そうした中での「生」と「死」の描かれ方は、まさに幻惑的・神秘的。また日本風俗のエキゾチックな面(能の一場面や、様々な風習など)も描かれていて、外国の各種の芸術祭・映画祭で評価されたのも納得できる。
ただ、「芸術」としての完成度の高さは分かるのだが、反面あまりにも「浮世離れ」し過ぎてる印象がある。まるで「彼岸」からモノを見ているような、現実を拒絶しているような。登場人物に活き活きとした感じが見られず、はっきり言えばあまりに「芸術」し過ぎている様に思えた。映画って確かに「芸術」の側面もあるけれど、でももっと俗っぽくても良いんじゃないかな。芸術的でなくても美しくなくても、やっぱし僕は映画で「人間」が見たいのです。ラストの、河原で戯れる母と幼い子供のシーンなんか、とっても良かっただけに、残念。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-08-02 21:29:56)
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
4.62点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 25.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 12.50% |
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5 | 1 | 12.50% |
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6 | 2 | 25.00% |
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7 | 2 | 25.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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