みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
11.《ネタバレ》 バイオリンを弾くのが下手だったり、ワトソンの「名前当て」も完璧には成功出来なかったりと、まだ未熟で人間臭さの強いホームズ像が如何にも「ヤング」という感じがして、好印象。 その一方で、ヒロインを巡る恋のライバルな男子生徒を嫌味に描いているけど、ホームズ自身も「嫌味な優等生」に思えてしまうキャラなので、これにはチグハグな印象も受けましたね。 既に恋人がいたり「授業中は気が散るから話しかけないでくれ」と言ったりと、取っ付き難いタイプの主人公なので、もう少し相棒のワトソンの比重も大きくして「親しみが持てる凡人」としてのワトソンの魅力も描いていたら、それと対になるホームズの魅力も、更に際立っていた気がします。 あくまで個人的な見解ですが、偉大なるポーの「オーギュスト・デュパン物」をそのまま剽窃したとしか思えない「シャーロック・ホームズ物」が何故魅力的なのかといえば、それはワトソンの存在が大きいからであると考える自分としては、ちょっと本作はホームズにばかり偏り過ぎに思えちゃいました。 また、本作は「スリーパーズ」や「レインマン」で有名なバリー・レヴィンソンが監督を務めているのですが、それ以上に脚本のクリス・コロンバスの個性が色濃く表れている感じでしたね。 後に「ハリー・ポッター」シリーズの脚本を担当する人だけあってか、それと共通した「少年少女達の学園物語」として仕上げられている。 特に、空飛ぶ自転車に乗って歓声を挙げるシーンなんかは、如何にも「青春物」「子供達が主役の話」って感じの魅力が伝わってきました。 退校処分になったホームズを見送るヒロインが窓に息を吹き掛け、指で「I LOVE YOU」と書く場面なんかも、凄く良かったですね。 しかも、相手が読めるようにと普段とは反対に書く為、ちょっと考えて間を置いたりするのが、また可愛いんです。 そんな印象的なやり取りが、ラストシーンにて「ここには思い出が多過ぎる」と、ヒロインが指文字を描いた窓を見つめるホームズの姿に重なる脚本となっており、切ない余韻を与えてくれました。 「レストレード『警部補』が登場し、最後に昇進する」 「恩師であり敵となる相手が『モリアーティ』を名乗る」 など、元ネタを知っていればニヤリと出来る描写が多いのも特徴ですね。 自分としては、ヒロインのエリザベスが後のアイリーンなのでは? と思っていただけに、その予想が外れたというか「最後に死ぬからアイリーンじゃなかったのか!」と唸らされた形。 パイプを買ったワトソンに対し「そんなの馬鹿に見えるだけさ」と皮肉るも、別れ際にパイプをプレゼントされたら、喜んで受け取るホームズの姿も良かったです。 その他、印象深いのは、吹き矢を操る相手と格闘になった際に「相手が吹くよりも先に射出口から吹いて、毒矢を逆に呑み込ませる」方法で勝つ場面。 そして、ワトソンの好物である「クリームパイ」がチョココロネみたいな形をしており、かなり美味しそうであった場面なんかが挙げられそう。 観賞中は、退屈になってしまう事も多く 「幻覚シーンが何度もあって、流石にしつこくて飽きる」 「ヒロインが死んで犯人も逃げ延びてとバッドエンドに近いので、後味が悪い」 などの不満点も数多くあるのですが、こうして感想を書いてみれば「良かった部分」ばかりが思い浮かんでくるんだから、何とも不思議ですね。 観客にとって「良い思い出」として記憶に残り易いタイプの、非常にお得な映画だったと思います。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2019-12-25 06:23:17)(良:1票) 10.作品としては印象は薄いが、特撮技術が当時の最高峰だった。ステンドグラスから飛び出た時は映画館で興奮したなぁ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-12-04 21:01:12) 9.子どもの頃に観て7点、今は5点。間をとって6点で。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-05 10:54:25) 8.子供の頃、大好きな映画だった。今観ると、いかにもスピルバーグ印の冒険活劇という感じで、推理ものとしてはいささか物足りない。犯人が勝手に手がかりを落としていくものだから、それを追っていけば犬でも辿り着くという安易さ。シャーロックがほとんど推理らしい推理をしていないので、ミステリーを期待する向きには合わないかも。しかし、当時の最先端であろうSFX描写や少年たちの冒険ものとしてはなかなかに見応えがある。ラストのサプライズに、往年のシャーロッキアンもニヤリとするでしょう。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-12-13 23:44:27)(良:1票) 7.《ネタバレ》 まさに子供向けに焼き直されたシャーロック・ホームズです。ミステリ色は薄く、内容的には冒険活劇です。でも、登場人物がうまく絡んでなかったり、詰めの甘さを多々感じました。一例を挙げますと――以下ネタバレですが――ホームズは自分をハメたライバルには一応仕返しはしてますが、放校処分と釣り合うとは到底思えません。ホームズのカンニング疑惑が解けた描写も何もないまま終わるのもちょっとカタルシスが足りないのでは……? さも続編が出ることを臭わせるラストで締めくくりながらも、その後続編は製作されてないというのも非常に残念です。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-05-03 02:22:18) 6.バリー・レビンソンの作品ってレインマンぐらいしか観たことなかったから、こういうのも撮ってたんだぁ、ってちょっと驚いた。 キャスト2人が役にとてもピッタリなのと、クリス・コロンバスの脚本がこれまたよかった。 【BROS.】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-12-25 00:56:38) 5.《ネタバレ》 脚本がクリス・コロンバスということで、ハリー・ポッターやらグレムリンやら入ってます。 私は刑事コロンボもですがシャーロック・ホームズはあまり好きではありません。 よって変に先入観なしに見れたのがよかったかもしれません。 最初のCG化け物=幻影や路地裏はグレムリン2を思い出しました。 そして先生とホームズがフェンシング競技する場面、 あれっこれ・・ハリー・ポッターの2作目にあったなぁと思い出し、 指輪が絡んでいたのでまさかその展開かと予想していたら、 嘘のようにその展開でした(苦笑)こっちが古いから元なんですが・・ おまけに砦の隠れピラミッドの儀式なんざ、インディジョーンズだし。 そういやインディ子供版はグーニーズでスピルバーグ製作だったなぁと調べたら、 コロンバスはグーニーズの脚本もやってたんですね・・ この方アンドリューNDR114の監督さんですよ。 子供心を忘れない冒険SFがお得意です。 本作はちょっと欲張りすぎたのか子供向きじゃあないかもしれない。 マニア系の映画かもしれません・・ ホームズのファンでないとわからないようなネタがあります。 最後なんてそう、クレジットが終わりまだ続くのですが、 先生の名がホームズの宿敵なんて普通わからないですよ。 でも面白そうで続編が観たくなったのですが製作されず・・ あと、ナゾナゾが出てくるのですがこれが気になって集中できない(笑) 窓が全部南に向いてる 外を歩くクマの色は? こんな問題だったと思うのね。理由も言わなきゃならないんだけれど・・ 理科、地理が苦手な私にはこの問いにはキチンと答えれなかった。 正解 北極=クマは白でしたね。 北極=白クマ 南極=ペンギン 北極点から南・・同じところに帰ってくる 案外学生のほうがリアルタイムで答えられそうですね。 小中学生には難しい映画で高校生でも小説読んでないとわからない・・ 大人もわからないラストでしょう。 よってマニア向けとしますが、ストーリーは面白いですよ。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:25:19) 4.この作品の続編があるのかと思いきや何もない。 【ボバン】さん 6点(2004-04-13 23:57:05) 3.《ネタバレ》 スピルバーグ色が出ている映画。冒険ものに徹底させている点は、観ていて飽きませんし、視覚にも場面の転換が多い方が楽しいですし。でも、それだけのような。予定調和はいいのだれど、主演の男の子にあまり魅力を感じず。配役の人選で、自分とは少し会わなかったかな?という印象の映画です。決して退屈はしません。友人などは、コナン・ドイルファンなので大絶賛してました。自分は、それほど好きじゃないから、この評価なのかな。 【映画小僧】さん 6点(2004-03-09 17:43:14) 2.こういうぶんやの、映画はおもしろいので、たくさん見たい。 【まさるす12】さん 6点(2003-01-04 14:14:07) 1.この作品全体の古典的な雰囲気が好きですね。妙なワクワク感にほんのりスリリングな展開。シャーロック・ホームズ役の俳優の影は薄いんですが、若かりし頃のシャーロックとワトソンの二人のキャラクタのやり取りが良かったです。 【さかQ】さん 6点(2002-02-10 20:34:35)
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