みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.《ネタバレ》 何だか妙にシュールな映画で、そのシュールさが不思議と味わい深い仕上がりになってるんですよね。 やっぱり時代が時代だからなのか、夫婦がそれぞれ言い争いしたとしてもそれはどことなくひょうひょうとしていて微笑ましい。 それでいてちょっととげとげしいセリフをぽっと言ったりどきっとするような展開が挿入されたりして、これがシュールで面白いのよ。 でも一番シュールなのは、やっぱり「男の子の心の?声」ですよね。 どう考えても二歳のセリフじゃない。それどころかかなり達観したことを変な声でつらつらと喋るんですよ。 この展開が相当にへんてこで、それが本作の独特な持ち味になってるんですよね。 月がバナナになって帆船に変わる怪しいアニメが唐突に始まったりとか、一体なんなのこれはという印象。 なんてことない話だけど、そういうシュールさをかみしめながら最後まで堪能いたした次第です。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-07-18 19:58:36) 4.ウチにも1歳の赤ん坊がいるので、あるある!とか、変わってないんだなあとか、結構たのしめました。調度品など昭和のレトロな感じがステキ。浦辺粂子さんのおばあちゃんが良い味だしてますね。 【すらりん】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-11-04 11:27:24) 3.『ベイビートーク』(1982)のような作品を予想していましたが、少し違いました。確かに2歳の坊やは心情を語るものの、それは物語のスパイス程度。子育てにまつわるエピソードの数々と、坊やを取り巻く大人たちの人物描写がメインでした。親と子、夫と妻、嫁と姑。どの人間関係も一筋縄で行かないのは、今も昔も変わらないみたい。面白かったのは、いがみ合っていた嫁と姑がふとしたキッカケでガッチリタッグを組んだところ。こうなると男はタジタジ。でもこれが一番平和な状態なんですね。家庭は女でもっている。幼子の成長と共に親の成長が描かれていたのも良かったです。まるっきりお子ちゃまだったお父さんが、終盤はそれらしく見えてきました。子が親を育ててくれる。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-24 18:21:45) 2.世相史の記録としても優れているのが、市川崑映画の魅力の本質のような気がする。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-20 13:03:02) 1.うーん。子供のいない私にはちょっと退屈でした。 育児書が原作とのことなので、これから子供をお産みになる方 あるいは小さいお子さんのいらっしゃる方は興味深くご覧になれるのではないでしょうか? 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-19 00:36:13)
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