みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
20.このリメイク版のスタッフクレジットを見ると脚本は「菊島隆三、小国英雄、黒澤明」となっています。 つまりリメイク用にシナリオを変更せずオリジナルのシナリオのままリメイクされているという事。 という事はつまり、同じシナリオを使い「黒澤明×三船敏郎」が撮ったものと「森田芳光×織田裕二」が撮ったものが比較される事になるわけです。 別に森田をくさすつもりも織田裕二をくさすつもりもないですが、しかしやはりそれは無理ゲーなのではないでしょうか。 織田裕二が演じる椿三十郎と三船敏郎が演じる椿三十郎…どちらが魅力的かというとそれはもうね…しょうがないでしょう。 で、そうなるとそもそも根本的な疑問が生じざるを得ません。 わざわざリメイクする意味ってなんなの? オリジナル観てればいいじゃん… 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-12-20 23:15:20) 19.ストーリーは面白かったんだけど、気になったのは不自然な話し方。『だぜぇ⤴︎』って、三船さんよりスギちゃんに近いわ。 【SIN】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-20 00:09:19)(笑:1票) 18.確か『美味しんぼ』で、「フグの白子」の代用食材探し対決がありました。山岡が用意したのはタラの白子。対して、海原雄山が持ってきたのは本物のフグの白子。タラはフグの偽者に過ぎないと指摘します。この勝負自体はアンフェアもいいところですが、本作を観ると雄山の言い分も頷けます。このリメイクもフグの代わり。最初からオリジナルに近づける事しか考えていない。これでは永遠に本物には届きません。でもフグがタラよりも劣っているなんて誰が決めたのでしょう。タラにはタラの持ち味がある。工夫次第では、フグの白子以上の満足を得られる料理が出来るかもしれないのに。新しい別の“本物”を目指さなかったらリメイクの価値は薄いと考えます。椿を「抜き身」と称するオリジナルの名台詞。でも織田三十郎は、そうは見えません。なら無理してその台詞を使わなくていいのでは?ラストの椿VS室戸のように、オリジナルと勝負しなくちゃ面白くありません。たとえ惨敗だとしても。体裁を保つ判定“負け”狙いでは、観客の心は掴めません。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-09-07 21:47:05) 17.そりゃまあ話は面白い。三船風で頑張り通した織田さんも時々宴会芸に見えるとはいえ、なんとか許容範囲内。でも三十郎vs室戸のスローリプレーは頂けない。違いをつけるならやはりこのシーンになるわけだが、あまりにもカッコ悪い。余計な演出と言わざるを得ないなぁ。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-08 20:43:54) 16.三船敏郎版は未見です。織田裕二が結構頑張って役になりきっていたと思いましたが、それでも本来の椿三十郎の持つ飄々とした物腰がイマイチ表現できて無かった気がします。それと あとラストの殺陣が微妙だなと感じました。もう少しカッコよく立ち振る舞って欲しかった。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-02-14 09:35:45) 15.オリジナルを見たことある人間にとっては織田裕二が三船敏郎の真似をしてるような演技を見て笑いそうになってしまう。でも全体的にはまずまず楽しめた。というのも、それだけ忠実にリメイクしてるからということで、やっぱり元々の話が面白いからなんだな、と思った。ラストの対決だけはオリジナルとは変えてあって、変えること自体はいいと思うんだけど、これが非常にかっこわるくて残念。俳優に関しては脇役の人達が結構良かった。特に若侍の中でガチャガチャうるさい役の人は良い味だしてたと思う。オリジナルを未見の人が見たら普通に面白いと感じそうなので、ここから黒澤映画に興味を持つ人が増えたらこの映画の役割は大きかったと言えるんじゃないでしょうか。と、優等生的コメントで〆。 【回転】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-01-09 01:31:18) 14.最後の対決シーンは物足りませんでしたが、脚本のおかげか、全体的に見応えが有ったと思います。オリジナル版を観てみたくなりました。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-01-05 23:08:26) 13.14インチのTVで見ていたんだけど、TVで十分。みなさん書いていらっしゃいますが、脚本の素晴らしさを確認するだけのような映画になってしまっています。それと、キャスティングで良かったのはトヨエツと押入侍くらいかな。中村玉緒も違うし、鈴木杏も、藤田まことも・・・。もちろん彼も。 あと、カラーの白い椿よりも、オリジナルの白い椿の方が痛いほど白いですね。 【P5】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-12-29 10:09:14) 12.《ネタバレ》 オリジナルは既見。全く同じ脚本で作るとどうしても オリジナルとの比較になってしまう。 特に役者の技量の比較という形で。 織田裕二は三船敏郎のモノマネをしているようで仰々しく滑稽になってしまった。 それからトヨエツはこの役にはあまり向いていないような気がした。 キャラが今ひとつでも面白かった。脚本がいいから最低限楽しめます。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-12-28 23:44:45) 11.《ネタバレ》 友達が「面白い映画があるよ」と連れて行かれてこの映画とわかった時はどうしてくれようかすら思ったが単純に言って、もともとの脚本が良かったからか結構楽しめた事を告白しておく。三船と織田を比較すること自体野暮ってもんだろうし、松山や佐々木、そして豊川もそれなりに良くやっていたのではないか。ラストの殺陣、ありゃぁ無いだろうという声もあったが元々オリジナルの衝撃を超える事など不可能なのだから仕方のないところか。ただし三十郎に力のコントロール・侍としてのあるべき姿を問う殿+奥方に主水&玉緒というキャスティングの方が個人的には致命傷。愚鈍であるように見せながら実は侍のあるべき姿・本質を突く台詞を述べさせ同類であるはずの三十郎と室戸半兵衛の違いを際だたせるはずだった映画上重要なポイントにも関わらず、その効果がむちゃくちゃ薄れてしまったのではないか。これでは「危ないから気をつけてねー」位の感想しか持てずオリジナル版の馬面&化け猫コンビから得る感慨はすっかり無くなってしまった、こっちの方が主役のイメージより致命傷なのでは。「用心棒」のリメイクでは、気を付けてもらいたい。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-03 19:47:08) 10.織田三十朗も悪くはないと思いますが、やはり三船はいい役者だったなあ。と改めて思います。何が違うんでしょう? 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-03 14:33:05) 9.かなり笑いました。(いい意味で)やっぱりよく出来ていると思うのは、原作、脚本の上手さでしょうか。それでも、大物俳優がこれだけ揃い、織田祐二・トヨエツ・松ケンと見事にハマッてましたよ。個人的に佐々木蔵之介に注目でした。 【西川家】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-08-02 12:52:52) 8.これほどの作品を過去の遺物として眠らせておくのは もったいない。どうせ若者は黒沢作品をみないだろうし。 よって方向はよし。あとは出演者。織田裕二はちょっと なかったと思う。そのギャラでもっと違うことできたろうに。 内容はいいのだから世界にむけてリメイクするぐらいの 勢いがほしい。 【K2N2M2】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-14 14:15:37) 7.《ネタバレ》 織田裕二の椿三十郎、なかなか良かったと思います。途中の見せ場である斬り合いも迫力有りましたし。 ●いろんな人がレビュー書いておられますが織田裕二はどうしても「さわやか」ですよね。凄みのシーンは自分は良い演技をしてたと思います。ただ普通に喋ってる時が「爽やか」過ぎて「抜き身」に見えないんですよね。映画で使ってる意味とは若干違うと思いますが「抜き身」と言うのは絶えず刃が見えている状態ですから、普段の状態でも抜き身らしいギラツキを伝えて欲しかったなと思います。 ●血飛沫はあったほうが良かったけど、ちゃんばらシーンは迫力あって良かったとおもいます。自分は楽しめました。 ●最後の決闘は、アレはアレで良いんじゃないかと。。。ただスローモーション再生は個人的には要らないです。 ★色々書いてますが全部オリジナルと比較ですね(笑)単体で見る限り自分は面白かった作品であると言えると思います。 【AIRS】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-31 14:47:21) 6.オリジナルの良さは認めつつ、特段の思い入れも無いので、単純なリメイクとして若い世代に見せたかったという意図からすれば、及第点だと思う。 でもほら、なんたって織田裕二ですから。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-24 23:56:18) 5.オリジナルは観てません。まーまー、面白いかと。 ただ、なんか違和感というか物足りなさがチラホラと目立ちます。 なんなんでしょう?? 【ひで太郎】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-08 00:25:12) 4.《ネタバレ》 オリジナルは未見。“黒澤映画を知らない世代”である自分がオリジナルを観ずにリメイクを観ることで、他の人とは違う感じ方や、他の人とは異なったレビューができるのではないかと考えたため、鑑賞することとした。一言でいえば、“普通に面白い”というところか。角川映画の変なところにチカラが入った気合が、逆に新鮮に感じられる。 織田も相当気合が入りまくっており、彼のキャラクターには魅力を感じられた。 しかし、「ものわかりが良すぎる」のが欠点だろうか。 「鞘に収まらない刀」という設定の割には、彼は「いい人」過ぎる。 外見は粗暴であるが、中身はそれほど悪い人ではないというところまでは同意できる。 しかし、本質であるコアな部分は「鞘に収まらない刀」であるということをきちんと描いて欲しかった。 切りたくなくても人を切らざるを得ない性分、争いごとに巻き込まれて困惑するのではなく、争いごとにクビを突っ込まざるを得ない性分を描いてこそ、「鞘に収まらない刀」なのではないか。 残り9人に慕われるのではなく、最後の最後には残り9人から嫌悪されるようになってこそ、本作の深みが増すような気がする。 エンドクレジット中に背を向けて一人歩く彼の姿に、彼の孤独がみえない。 “狼”はいくら頑張っても“羊”や“兎”にはなれないという孤独があってもよかったのではないか。 単なるヒーローモノとしては“普通に面白い”が、“傑作”にはなり得ない作品だ。 気になったのは「織田と豊川の対決時の風の音」だ。 二人の対決時の効果音として、「風の音」「草木が揺らめく音」などが盛り込まれていた。 この演出自体は緊張感を高める効果としては悪くないと思うが、肝心の“風”がほとんど吹いていないのが問題だ。 なぜ“風の音”の演出が必要かというと、最大のクライマックス時に“まったく音がしない”という演出をしたいがためである。“まったく音がしない”という状況を効果的に描くためには、何かの“音”を立てる必要があった。そのため、何かの“音”を立てるという演出自体は、理にかなっていると思うが、プロとしてとことんこだわるのならば、きちんと“風を待つ”という姿勢が大事なのではないか。 人をいくら切っても血が出ないことにはまったく違和感を覚えないのだが、こういう部分には違和感を覚えてしまう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-05 17:38:57)(良:2票) 3. 織田裕二はなかなかいいと思いました。ギラついた感じも良かったし、殺陣も見事でした。でもできればリメイクじゃない時代劇を見たいですね。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-12-31 19:51:08) 2.《ネタバレ》 黒澤信者で三船ファンであり良くなっている可能性などあるはずがないと先入観バリバリの私が観に行くのは、もはやオリジナルの評価を高めるためや血眼になって粗を探しケチョンケチョンにけなすためという不純な動機からではないかと思い、最も気になる一場面を除いては楽しむ気分満万で鑑賞したのですが…、残念ながらその場面がこういう風に撮られていたら面白くないだろうなぁと想像していた通りのシーンになっていました。それは人質となった若侍を助けるために三十郎が斬りまくる一連のシーンなのですが、黒澤版では三十郎が三人を追いかけ一瞬のうちに斬り伏せた後、走って屋敷に戻る一連の動作を長回しで撮り、さらに屋敷内で皆殺しにしてしまう場面では電光石火の早業で逃げ惑う門番すらもバッンバッンと(この効果音も凄い)たたっ斬ってしまいます。この迅速さに容赦の無さが化物三十郎の抜き身たる所以だと思っていたのですが、本作ではまるでスピード感に欠けるのです。もちろん同じ方向で勝負しても勝ち目はないわけですし、時代劇の現在の枯れた土壌を考慮すればもはや殺陣ができないのは仕方なく工夫した結果だと思いますが、血糊で斬れなくなる面白味の無い妙なリアリティや斬り合いの最中にすっ転ぶ必要性がどこにあるのかとツッコみたくなるのです。それとは逆に、最後の決闘の場面は一瞬で終わってしまうのでこれは練習すれば現在の役者さんでもイケルと思っていたのですが、スロー再生で見せ意味深に刀を鞘にしまわせるとは…。転ぶのと同じでそんなことする必要性がどこにあるのかと思ってしまうのです。まぁこれは最も有名なシーンですのでそこで独自色を出したいという作り手の心情があるのでしょうが。 それでも私のようなノスタルジーに浸る者のツッコみ覚悟でリメイクした勇気は賞賛に値しますし、個人的には?だった小林桂樹さんの押入れの捕虜がそれらしくなっていたのは良かったですね。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-12-04 18:32:43)(良:2票) 1.《ネタバレ》 本作一番の難は織田裕二。「もうすぐ四十郎」にはとても見えないし、食い詰め浪人にも見えない。着物は綺麗だし肌はつやつや、歯並びの良い真白な歯だ。ぼさぼさの髷もカットの声がかかる度にメイクさんが丁寧に整えたのだなあと思える人工的な乱れ髪。 森田芳光は黒澤がこだわりにこだわったこういうリアリティには興味がないのだろうか。 そもそも彼のキャラクターづくりがオリジナル台本とずれているので、三十郎の行動全てが嘘くさくなってしまうのだ。 殺陣は頑張ってはいるが到底三船には及ばない。ハリウッド風の細かいカット割りでお茶を濁す。まあ仕方ないだろう。 そして最大の見せ場、最後の決闘。 これは新解釈で立ち会いそのものは評価できる。しかし・・・なぜ再現VTRよろしくスローで繰り返したりするのか。がっかりだ・・・。 スタッフロールをバックに三十郎が去っていくが、そんな歩き方侍じゃないよ。緊張感が足りない。 その他、技術面でも雑なドリーショットや信じられないフォーカスの甘いカットを発見した。これでOKを出してしまうのか? 役者は頑張ったと思うが、総合的にみて、とてもオリジナルには及ばない出来だった。これなら森田流にオリジナル脚本で、新しい椿三十郎をつくればよかったのだ。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-12-04 04:17:57)(良:1票)
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