みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
16.《ネタバレ》 以前松本幸四郎主演のドラマの方は観たこと があったけど、映画の方は観る機会がなく初めて鑑賞しました。 豊かになった現在と比べて戦後まだ10年も経っていない貧しかった 頃の日本の社会風景が何とも切ないですね。 やはり志村喬の目力の演技が光ります。 当時はまだ40代後半だったと思うのですが、昔の人々は現在と 比べると随分と老けていたんですね。 女事務員とのデートの最中に突然覚醒してから、公園の完成まで の苦労の過程がもっと細かく描かれるのかと思ったらあっという 間にお亡くなりになり、通夜の席での思い出話に終始したのは、 考え抜いた脚本とは思いますが、観ている側としてはちょっと 拍子抜けな感はありました。 それにしてもお役所仕事とはよくいったもので、現在でも基本的 には変わっていないように思います。 自治体や霞が関のお役所でバイトをしたことがありますが、今の 時代でも前例踏襲が基本で超アナログ&書類に埋もれたごみ屋敷 のような職場には驚かされます。 【キムリン】さん [地上波(邦画)] 6点(2024-01-09 15:17:30) 15.《ネタバレ》 約4年ぶり2度目観賞。リメイク版公開に向けての復習。黒澤明監督の代表作。瞳をギョロつかせるミイラ面の廃人。タカシくん渾身の名演。胃がんで余命半年、マジメだけど生きた化石のような市民課長が「ハッピバースデー」を境にシャキーーン。やる気があれば何でもできーるっ。廃人をやめて、市民が要望する公園作りに瞳を白黒させながら奔走。だけど最期のブランコで唄うシーンはやっぱり不気味ですな。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-03-26 06:44:17) 14.《ネタバレ》 かつては「遅れず休まず働かず」、これ小役人の鉄則。プラス「大過なく過ごして定年退職」。「デカンショ役人」「○○一暇な役所」なんて言葉もあったな。 公務員の仕事は文書のひと文字ひと文字、数字のひとつひとつがその証となる(だから改ざんなんかいけねえよ)。こつこつ働いて課長になり、稟議で「ハンコ押すだけ」の役割も仕事の一つ。生活のためもあり割り切れるかどうかだが、役人は組織で仕事をするものだから、主人公の無気力は一面的であり説得力をあまり感じない。とはいえ通夜の席での同僚たちによる会話は、勤め人の本質を突く優れた展開。 余命宣告を受けた後、主人公のはじけっぷりが尋常でない。「それほど変わるか?」が素直な感想。役所の部下だった女性の若さを吸収するがごとき行動は面白いが、このシークエンスは少々違和感がある。彼女の“おもちゃを作る”仕事に衝撃を受け、それまでの無気力から一転、“公園をつくる”(=生きた証を残す)行動に出る。その奮闘ぶりから、人生において「何かを成し遂げる価値」は十分伝わる。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-12-31 22:07:50) 13.《ネタバレ》 確かに力強い映画であることは分かる。黒澤明の才気が縦横にみなぎっているのも伝わってくるけれど、どうにも個人的にそれが説教臭く感じてしまった。良い映画だとは思うけど、個人的には他の黒澤作品のほうが好き。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-16 17:07:21) 12.《ネタバレ》 通夜の回想シーンに違和感を覚え、ちょっと恥ずかしい台詞回しに違和感を覚え、自分の中での評価はこの点数です。名作・名シーンなどでさんざんハイライトシーンやストーリーを見聞きしていたのが観賞の妨げになったかもしれません。志村喬の芸達者振りには脱帽です。 【ジャッカルの目】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-01-02 02:20:58) 11.役所の実態をうまく反映していて内容としてはいいのですが、個人的にはいまひとつ好きになれない作品。どこが悪いのかはよくわからないが、強いて言えば葬式のシーンの印象が良くない。 【きーとん】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-07-17 11:41:44) 10.いい話だとは思うけど、公園作りの過程を通夜の席で参列者の回想にて見せていく演出は、酔っ払いたちの話に付き合わされているような感じも含め不満。主人公ももっとしっかり喋るべき。いい大人がウジウジしすぎ、仮にも市役所の課長さんなんだからね。 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-05-13 23:45:07) 9.《ネタバレ》 後半は若干説教じみた話になり過ぎたかな。公園を作るために尽力し始めると思いきやいきなり葬式、と言うのは度肝を抜かれたが、そのまま普通に描写しても良かったと思ってしまう。ただ、内容としては人生の教訓にしておきたいと思うもの。自分は学生自分だが、あんな風になってしまうのではないかと常に思う。変わるべき物が50年以上経っても変わっていないのだと痛感させられた。これから50年日本はどう変わっていくのだろうか、とネガティブだが痛いほど感じてしまうそんな作品。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-04 00:19:40) 8.隣の誕生日会のハッピーバースデーの曲と共に新たに誕生した渡辺さんのシーンが良かった。でも、特に前半のあの歯切れが悪くて、はっきりしないしゃべり方が嫌いである。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-28 21:08:59) 7.志村喬の演技は上手いんだけど、やっぱりこういう役は合ってない気がするなぁ。 酔いどれ天使、七人の侍、野良犬とかの役のほうが個人的には好き。 【夏目】さん 6点(2004-11-11 10:54:26) 6.仕事中に映画のレビューを書き込むアホ公務員どもよ!!この映画を見て、渡辺さんを見習え!! 【こわだりのインテリア】さん 6点(2004-07-06 09:49:59)(良:1票) (笑:1票) 5.構成が技巧的過ぎました。 【藤村】さん 6点(2004-03-07 17:08:29) 4.人は死んだら、その死因や生きた長さより、「その人はどんな生き方をしていたのか」というのが重要になる。渡辺さんが、仮に病気にならずミイラのまま人生をまっとうしたとしたら、はたして葬式でどんな会話がされていたのだろう。例え死ぬ間際に一花咲かせず、ミイラのまま生きていたとしても、それを否定できる人はいるのだろうか。この主人公がそうだったように、自分がどうやって生きればいいのか、誰でも一度は悩んだテーマだと思う。なのでインパクトが大きく強烈に伝わってくる。シンプルだけど大きいテーマに挑戦した監督は本当に素晴らしいです。でも、没後の回想シーンが長くて、渡辺さんの功績を称える展開が途中からやたら大袈裟に見えてきてしまうのが残念。そしてまったくもってセリフが聞き取り難い。良い映画なだけに、致命的。これが黒澤映画の味なんだからという贔屓目には解釈したくない。 【VNTS】さん 6点(2004-02-07 17:49:51) 3.評価が分かれると思います。 あのような展開は斬新だったのか・・・? ちょっと難解です。 【T-zen】さん 6点(2004-02-03 14:24:56) 2.今となっては有名すぎる映画であり、私は実際に見る前にだいたいのストーリーを知っていたので、あまり楽しめなかったのが個人的に残念。 【北海道日本ハム優勝】さん 6点(2004-01-19 00:36:45) 1.私はどうもこの手の「静」の映画はまだ苦手・・・。私が50か60才を過ぎたらまた観ようかと思います。今の私の感性にはあまりにも展開がスロー過ぎて。あと、やっぱり白黒画像は見ていてどうしても目が疲れる。音声も聞き取り辛いし・・・。内容は良かったです。ちなみに昔の日本語って「つまり」とか「しかし」、「君」を現在よりもかなり多用していたんですね。会話の口調がなんだか堅い感じで、いや、しかし、つまり現代の言葉は乱れていると、感じました。・・・・・もっと物語を深く鑑賞できるようになりたい私。。。 【はむじん】さん 6点(2003-10-16 15:51:32)
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