みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.《ネタバレ》 ガイ・リッチーが原点回帰を図った様な脚本とプロットだけど、なんかこの人腕が鈍ったなーというのが正直な感想です。初期の二作と比べると歴然としてくるのですが、本作では誰が主人公なのか判然としないんです、まさか群像劇のつもりで撮ったわけじゃないでしょう。前半ではジェラルド・バトラーを中心に物語を展開させておいて、終わってみればあのジャンキーのロックンローラーが美味しいところを全部かっさらってゆく、狙って書いたシナリオかもしれないけどこれが成功してるとは言い難い。なんか散漫な印象しか残らないんですよね。おまけにモノローグの主がマーク・ストロングというのも良くない、だって彼が眼にしていないことまで語っちゃうんだからセオリーに反してます。 でも話があっちこっちに飛び回った挙句に実はネズミ(密告者)捜しがオチでしたというストーリー・テリングは、並みの監督じゃなかなか撮れるものじゃありませんね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-31 19:22:17) 4.《ネタバレ》 全体に漂う独特の空気感はまさに「ガイ・リッチー」 このオサレな雰囲気はどうやったらでるのでしょうか(不思議) しかし、、ちょっと物足りないよ、これじゃ;; ラストに向けて、全ての要素が収束するのを期待してたのに・・・ 結局ボスが最大の密告者でみんな迷惑してた ってこと!? 最後まで画面に出なかった幸運の絵と(ここら辺はウマイね) 登場する男たちのかっこよさ(シブい服装も)に センスは感じます でもやっぱり物足りない そんな印象でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-25 23:27:31) 3.《ネタバレ》 それほど悪くはないが、それほど良いとも思えない作品。 悪くはない点としては、鋭いユーモアとエッジの効いたガイ・リッチー独特のセンスは光っている。 ハリウッドコメディ作品を観ているときよりも笑っている時間が多かったような気がする。 ベタな部分でもあるが、「オマエ、俺とやりたいのか」という意表を付いたゲイネタの使い方などが悪くなかった。 このネタを途中でつまらないネタ晴らしをせずに、ラストまで引っ張ってもよかったのではないか。 それほど評価できない点としては、やはりゴチャゴチャし過ぎている。 ストーリーはほぼ100%理解でき、登場人物もほぼ100%把握できるにも関わらず、整理されておらず雑然としている。 そういう雑然さがいい効果を生み、評価される場合もあるが、本作はそういう効果を生まなかった。 ゴチャゴチャしているために、肝心の主題ともいえるものが見えてこず、観ていて途中で飽きてしまうところもあった。 「あぁ、なるほど“ロックンローラ”とはこういうことだな!」というぶっ飛んだ生き様が感じられない。 ボスの忠実な腹心、女に動かされて強盗をする奴、ただのジャンキーが“ロックンローラ”というわけではあるまい。 こいつら全員ヤバイな、イッチャッているなというものがなく、ある種ぬるま湯のような生き様しか描かれていないのは残念だ。 全員が主役というような位置付けのようであり、ユニークなキャラクター像はそれぞれ描かれているものの、個々のキャラクターが逆に弱まったような印象も受ける。 存在感を発揮しなければならないボスの腹心やボスの義理の息子があまりにも存在感が弱すぎるのではないか。 彼らが活躍してくれなければ、本作が躍動しない。 また、“絵画の行方”“裏切り者は誰か”という根幹に関わるネタも上手くストーリーに溶け込んで活かされているとは思えず、ストーリー展開の上手さが感じられない。 “裏切り者は誰か”というネタを活かしたいのならば、もっと伏線を張っておいた方がよかっただろう。 “絵画の行方”もいい意味での裏切りやドタバタが少なく、サプライズ感が生まれなかった。 会計士への求婚もラストのオチを付けるために、取ってつけたような仕上がりとなっている。 全体的にスムーズで精錬された流れを構築できずに、行き当たりばったりに進んでいったような印象を拭えない点がマイナス評価となってしまった。 【六本木ソルジャー】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-03-20 00:22:11) 2.サラ~っと観られるオシャレ系映画ですね。悪くはないですが、あまりにサラっとし過ぎてて・・・「ロック・ストック~」位(とまではいかなくても)もう少しヒネリやオチが欲しかったです。ハンサム・ボブに+1点で。 【より】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-22 22:42:29) 1.《ネタバレ》 これは拾い物の集団クライムサスペンス。まるで「LEON」っていう雑誌の表紙から抜け出てきたようなモデルみたいに見栄えがする役者たち、なかなか凝ったカメラワーク、流血度少な目の小気味良いスピーディーな展開と、近年マドンナに精気を吸い取られ「スナッチ」の頃の面目をすっかり失っていたガイ・リッチー監督、復活の祝砲を上げるに相応しいアクションコメディ。しかしロンドンを舞台にした犯罪ものっていうのは、ドラッグ+ロケンロール+ゲイっていう要素が三位一体ネタになってるみたいですね。ケチな小悪党を演じる主役ジェラルド・バトラー氏の男臭い魅力全開。彼にはどういう訳か、女性と愛を語っているよりむしろ、タバコの煙の中、ムツケキ男どもにガヤガヤと囲まれている方がよっぽどお似合いです。(「300」の印象がよほどキョーレツだったからか?)40歳前後の方には、ファッションの参考にもなるかと思われます。ワイルド且つスタイリッシュなカッコの数々、真似してみてえ・・・あ、予算さえ豊富にあれば。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-22 13:55:22)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS