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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 私事ではありますが一年の最初に見る映画は寅さんと決めて長い事、実行している。今年も年明けからほぼ毎日寅さんきり見ている。そこで寅さん以外の渥美清作品を見ようという訳で選んだのがこの作品です。この渥美清主演による列車シリーズの最後の作品を見て感じた事は渥美清という俳優は存在そのものが喜劇的であり、しゃべり出した瞬間に咄家(落語家)の様な面白さで、これ程話しの面白い映画俳優は他にいない。渥美清の面白さという意味では面白い映画ではあるし、偶然、出会った(再会した)幼なじみの弟を探して、更正させるという何だか寅さんでも似た話があるものの何か違う。私の求めている渥美清作品とは異なるのだ。渥美清が可笑しく、微笑ましいものの違和感だらけのスーツ姿にカツラに長髪とそればかり気になって仕方ない。最後にもう少し言わせてもらうと寅さんきり見た後に見ると笑いという意味でも雑な感じもするし、渥美清という俳優にしかない粋な笑い、要するに笑いの中にも泣ける要素が無いのも寅さんと比べると弱い。その辺が寅さんシリーズの様な国民的作品にならなかった要因だと思う。このシリーズ三作品全てを見て、佐久間良子の美しさに寅さんシリーズでのマドンナが見たかったという想いが一層強くなり、この作品で写し出される列車が急行さくらというのも、寅さんを意識せずにはいられません。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-07 20:42:13)(良:1票)
1.《ネタバレ》 列車シリーズ最後の作品となる第3作。今回は1作目同様、渥美清演じる車掌が列車の中で偶然、佐久間良子演じる幼馴染と再会するところから始まるが、さすがに3作目ともなると安定した面白さがある。今回はのちの「男はつらいよ」シリーズの出演者も少ないのだが、失踪したヒロインの弟を探すという展開で、こういうのは寅さんにも何回かあった気がするし、探し当てた弟(小松政夫)がフーテンをやっていたというのも「男はつらいよ」シリーズを連想させるもの。これまでにもこのシリーズは寅さんシリーズを思わせる描写があったが、3作すべて見てひょっとしたら山田洋次監督はこのシリーズを見ていたんだろうなとつい思わずにはいられない。今回、主人公の妻を演じるのは中村玉緒で、意外な組み合わせに感じたが、これがなかなか良かった。また、主人公の弟役が川崎敬三で、大映専属の二人の共演を東映作品で見られるのも珍しく、貴重かもしれない。ただ、前の2本と比べるとギャグが少し過激になってしまった印象があるのは残念で、主人公が長髪のかつらをかぶっているシーンも、渥美清に長髪というのがあまりにも似合わなすぎて違和感があった。これでこのシリーズはすべて見たわけだが、個人的にはやっぱり2作目の「喜劇 団体列車」が好きかな。本シリーズと同じ瀬川昌治監督がこのあとに松竹で手がけた旅行シリーズもいつか見てみたい。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-18 22:59:20)(良:1票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 16.67% |
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5 | 1 | 16.67% |
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6 | 2 | 33.33% |
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7 | 1 | 16.67% |
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8 | 1 | 16.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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