みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 「あるいは裏切りという名の犬」が浮かんだ邦題に惹かれての鑑賞。見たことあるお父さん役は「列車に乗った男」のジョニー・アリディで壮大な復讐劇に期待が高まります。仕事を依頼された三人組にボスを通さないで請けるのはヤミ営業で揉めるもとになるのではとふと思いました。この三人がなかなかに魅力的で更に期待が大きくなります。復讐のカタルシスが無い復讐劇となった終盤からの結末に唖然呆然、残念無念、嗚呼。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-06-22 07:48:38) 5.《ネタバレ》 男同士の熱い友情、食事シーン、芸術的なまでの照明と撮影技術、激烈なる銃撃戦、バイオレンス描写など、いつもどおりのジョニー・トー印にはおおいに楽しませてもらったんやけど、海外資本が入っているせいかどっか無難な仕上がりで、『エグザイル/絆』のようなとことんまで突き抜けた感じがあらへんかったし、アンソニー・ウォンたちジョニー・トー組があっさりと死んでしまってからの盛り上がりもいまいち。主人公の記憶障害っちゅう設定もちょっと活きとらんかったしなぁ……。 【幻の『モンスター』】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-19 20:58:08) 4.《ネタバレ》 ノンストップでスピーディな展開に惹き付けられるものの、ここで描かれる「男の世界」には今ひとつ共感や感情移入出来ない。復讐の気持ちはひしひしと伝わって来るものの、ヒットマンたちの死に様がどうにも受け入れられず、無駄に死に急いでいるとしか思えない。だから、その時点で作品世界から出てしまった。 更にはラストシーン。コステロの単独行動は無謀であり、仮に行為に走ったにせよ描くべきだったか。描くにしても長過ぎないか? やたらドンパチが激しいばかりで、少しずつ引いてしまった作品でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 21:46:57) 3.どうにも良いね、ジョニー・トー。昔の大藪春彦や西村寿行のようなタイトルに照れるが、エグザイルと同様、男にとって大事なものは友との絆、このポリシーで突っ走る。金や仕事も大事だが一番ではない。ボスだろうと人数が多かろうと関係ない。 このあまりにもクサく単純なストーリーを恥ずかしげもなく描く事に、観ているこっちがだんだん感化されていく不思議な感覚。 復讐ものなら「キル・ビル1.2」などもあるが、映画として出来が良すぎる。ラストはジョニー・トーぐらい潔いほうがいいね、タランティーノも大好きだがキル・ビルのラストはデス・プルーフぐらいのほうがキマッタのにね、と、話がそれたが、年に1、2本はこんな感じの映画に出会いたいものです。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-01 10:06:09) 2.《ネタバレ》 大好きなジョニー・トー監督に、アンソニー・ウォン、サイモン・ヤム、ラム・シューといったいつものメンバーを揃え、「殺し屋の復讐譚」と言えば期待しないわけにはいかない。しかし、当初アラン・ドロンを予定していたという主人公のキャラクターをいろいろイジリ過ぎて焦点がぼやけてしまった感あり。記憶喪失という設定にしてしまったことで、単純に復讐のカタルシスを感じることもできず…。相変わらず小道具に凝った遊び心と美しい銃撃戦はトー映画ならでは。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-03 07:23:12)(良:1票) 1.《ネタバレ》 今回復讐という物語の型に入れてしまったことが、成功であるように思わせておいてなぜか失敗に終わった。 【以下バレ】 いやね、よいと思ったのだ。標的の3人の男たちに迫っていく途中で彼らの家族の存在に気づき歩みを止めずすれ違うことがなぜカッコいいのかとか、そのまま近くのテーブルに居座り家族が去るのを待ち続ける時間をこちこちイナタく描くことがなぜ変に面白いのかとか、銃撃戦のさなかに仲間に手振りでタバコを要求する姿がなぜあれほどシビれるのかとか、密売屋が冷蔵庫から銃を出してくることや、オヤジを匿った妊婦が7人の子持ちでありしかもあきらかにハーフのような顔立ちの子どもが混ざっている理由がいっさい説明されないのはいったいどういうわけなのかとか、そんなことをカタるのにごく単純な復讐譚をもってきたのはなかなかいいところに気づいたなというか、少なくとも前半はよかったのよ。簡単な物語で安心して変な表現を見る快楽というか。つか、いっそなくてもいいくらいなのよ物語なんぞ。 なんだって途中で3人組を殺し、外人のオヤジの方を生かしちまったんだろうねー。どう考えても逆だろ普通。外人の遺志を継いで親分を倒しに行くというのが盛り上がるんだろ? あああよくわかんねーこの監督。記憶喪失なんて余計な要素を入れちまったもんだから話自体ぐちゃぐちゃになって、バッチの意味なんかよくわかんねーし考えたくもねー。アラン・ドロンを予定してたというぐらいだからひょっとしてマジで外人ウケに走ったのかもわからんが、自分が何を期待されているかを勘違いしちゃいけませんぜ、ダンナ。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-10 23:05:43)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS