みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
18.凶悪犯罪の実録もの、ということで怖くて胸糞悪い内容を想像していたのですが、蓋を開けてみると、あまり怖くありませんでした。おそらく登場人物たちのクセが強すぎて、いまいち感情移入できなかったからでしょう。終始一歩引いて成り行きを見守るような感覚の鑑賞でした。しかもラストでまさかの超展開が待ち受けており、こうなってくるともう実録どころか、リアリティ皆無です。監督ワールド炸裂で、もうある種のファンタジーにすら見えてきます。それを最高と思うか、興覚めと思うかは人それぞれだと思います。評価の分かれる内容ではないでしょうか。 【54dayo】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-13 21:11:56) 17.《ネタバレ》 無気力おじさんこと吹越満の演技と、陽キャサイコパスことでんでんのコントラストが凄まじい。 事前情報で知ってることは園子温監督作品ってことだけ。 なのでてっきり吹越満がやべー役で連続殺人鬼なんだろうなとばかり思ってた。 もうずーっとおかしい。店もおかしいし谷間丸出しの嫁もおかしいしなんだかんだちゃんと付いていく社本もおかしい。 出てくる女性も全員園子温の好み出過ぎだろうありゃ。 エログロが前面に出てくる映画ではあるのだけれど、でんでんの「お前はよ、今までのお前の人生の中で、今まで一回でも、自分の力ですっきりさせたことがあるか?」 この台詞は人生落ち着いてしまった大人には大なり小なり響くのではなかろうか。 面白いって言っていいのかどうか分からない映画だとは思うが、少なくとも自分は面白いと思ったな。 引っかかるのは実際性加害あったのかなってことぐらい。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-10-26 22:18:43)(良:1票) 16.これは でんでんの一番のはまり役かもしれませんね。 【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-05-28 08:44:05) 15.《ネタバレ》 普通のホラー。エロシーン、そんなに要らないと思うが監督の趣味なんだろうか。【ネタバレ注意】現金と印鑑持ってきてる人を殺すつもりなら、説得用の人なんか用意しなくても、現金確認した時点で殺しちゃえばいいよね。主人公を引き込むためにあえてそうした、ということかもしれないが、普通ならそこからバレる可能性だってあるわけで、本人に印鑑押させる状況を作り切れていない、という程度の気になる点が続いていくのだが、だれることはない。しかし、結局は殺しあって終わり、みたいな幕引きはイマイチ。 【mohno】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-22 13:51:50) 14.聞陰気なだけでたいして面白くもない。グロにもエンターテイメントが必要だねよね。残念。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-05-04 10:41:37) 13.《ネタバレ》 てっきり主人公が「連続殺人の主犯」だと思っていたのですが、さにあらず「傍観者」「共犯者」という立場の人であった事に驚かされました。 で、そんな彼も次々に人を殺していくようになる終盤の展開は圧巻だったのですが……何故でしょう? 同監督作の「愛のむきだし」や「地獄でなぜ悪い」程の衝撃は無かったように思えましたね。 単純に、自分がこの手の衝撃に慣れてしまったというのが大きいのかも知れませんが (実録犯罪物路線かと思ったけど、結局は何時もの園子温映画になるのか……) と、達観するような思いで画面を眺めていた気がします。 勿論、そんな「何時もの園子温映画」は好きなんですけど、本作に関しては最後まで実録風に纏めて欲しかったという気持ちが強いですね。 監督さんも「主人公が疑似的な父親である村田を刺す場面」で終わらせても良かったかも知れないとインタビューで語っておられるみたいで、自分としてもそちらの方が自然な仕上がりになったんじゃないかと思えました。 序盤「冷凍食品をレンジで温めるだけの妻」「食事中でも平気で携帯電話を使い、途中で抜け出す娘」「妻の喫煙を見て見ぬ振りをする主人公」などの印象的なシーンによって、家庭が崩壊している事を端的に示してみせる手腕は、お見事。 でんでん演じる村田も存在感があって良かったし、吹越満演じる社本の善良さと臆病さが入り交じった感じも秀逸でしたね。 先程の発言に反するような形となりますが、終盤の主人公の変貌っぷりというか、眼鏡を捨ててからの吹っ切れっぷりは痛快なものがあり、こういう姿を恰好良く演じられる辺りには、役者さんの凄みを感じます。 監督さんも何だかんだで終盤の展開をカットせず採用したのは、主演俳優の熱演に「これを切り捨てるのは惜しい」と思われたから、なのかも知れませんね。 ラストシーンに関しては、父親の死体を蹴り続ける娘の感情が「本心から父親の死を喜んでいる」「実は内心では死を悲しんでおり、起き上がって欲しいと願っている」「その両方」と、大まかに三通りに分けて解釈出来るようになっており、これに関しては(上手いなぁ)という思いと(ズルいなぁ)という思いとが混在。 元々この手の「観客に判断を委ねる」ような結末って好みではない事が多いのですが、本作に関しては主人公の自殺で幕を下ろす形でもある為、どうしても「逃げた」という印象が強かったりしたんですよね。 「人生ってのは痛い」と主人公が説教するのは結構だけど、その後に自殺されたんじゃあ「人生は痛い。だから死にます」という敗北にしか思えない訳で、そんな後ろ向きな終わり方されても困るよ……というのが正直な感想。 最後に「丸く、青い地球」を映し出して終わるというのも「地球は単なる岩だ」という劇中の台詞に照らし合わせると、現実逃避の象徴であるように思えてしまいます。 とかく園子温監督の作品はパワーがある為、それが自分好みの方向に進んでくれた時は凄まじい傑作に思えるのですが、好みから外れてしまうと、何ともコメントに困る品が出来上がる……そんな事を再確認させてくれた一品でした。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-31 21:10:12)(良:1票) 12.でんでんの演技は滑舌が悪くてよいとは思えなかった。神楽坂恵は大根役者だし。そんな中、吹越満は中々の演技をしていたと思う(まわりがどうしようもなかっただけかもしれないが)。抑圧されていた男が怒りだすきっかけは妻の不貞。正義もプライドも無いと、残るのは愛憎しかないんだろうな。ここからの爆発と解放は見応えはあったが、総じておバカ映画だし、表現方法ももうちょっとどうにかなったのではないのかと。でも、「人間ってバカだよね。」ってのは伝わってきて、訴えてくるモノはあった。 【東京50km圏道路地図】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-04-01 02:12:07) 11.劇中しきりに日時が提示されるのが、「実話を元にしてます」というドキュメンタリっぽさを出そうとしたのかと最初は思われたのだけど、どうやらそうではなくって(いやもしかしたらそれもあるのかも知れないけれど)、むしろ、(プラネタリウムのシーンとの対比として)この地球なり宇宙なりの歴史に比べりゃ、この凄惨な事件も、一瞬の出来事に過ぎないし、でんでん演じる大言壮語(有言実行?)の規格外オヤジもちっぽけな存在に過ぎない、ましてや究極の小市民のようなこの主人公なんて・・・ということを表しているように思えてきました。まあ、人間、行き詰った時には、ふと宇宙の大きさを考えたりするもんですし。 かつて、愛犬家ばかり(でも無いだろうけど)が次々に失踪する奇怪な事件が、さらに奇怪な事には連続して発生し、大きな騒ぎとなったものでした。本作は埼玉の事件の方を元にしたらしい。 当時、逮捕前の被疑者がマスコミに登場していたこともあり、犯人・村田の役は難しいものがあっただろう、と思います。ひたすら異常一辺倒ならともかく、時には磊落に、また必要があれば卑屈にもなって見せる、というさまざまな表情の持ち主。実際、熱演だと思います。ただ、「熱演」だけでは、ちょっと足りない部分もあるように思えて。村田が主人公の前で突然本性をむき出しにする場面など、いくつかのターニングポイントがあったはず、そしてそれを「熱演」によって演じ分けようとしたはず、だけど、映画の雰囲気まではうまく切り替わらない。刺激的な場面がいくら挿入されても、いまいちピリッとした刺激にならない(浴室の中での死体の解体シーンそのものよりも、外にいる主人公に浴室内から声を掛けられる事の恐怖を描いた点、これは印象的でしたが)。で、作品の流れがやや平板に感じられてしまう。そんな中で「オッ」と思ったシーンは、ラスト近くで、陽光を背に浴室に立つ黒沢あすかの姿、これはさすがに映画の印象を一変させるものでしたが・・・このシーンから先の展開、もう、ムチャクチャだしなあ。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-10-24 13:36:22) 10.《ネタバレ》 これだけ「えぐい」映画が邦画で存在していた事に驚きました。悪のエネルギーが迸っており、観ているだけでワクワクしてしまったのは、久しぶりでした。 唯、あの屍体処理法は、疲れるだけで、非能率的でした。灰だけではなく細切した物を、河に撒くのも証拠が残る可能性もあると思われました。 熱帯魚センターの女の子達の存在価値が、ぼやけており、本当はハーレム状態であったことは想像に固くありません。その辺の工夫がなされていれば、 点数は上がったと思います 【亜酒藍】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-05-09 18:13:30) 9.《ネタバレ》 本当のワルほど、見た目や物腰はワルっぽくはなく、むしろ一般人より腰は低く丁寧である。それによって相手のガードを下げさせるのが、犯罪の第一歩だからである。なので、導入部のでんでんの演技は大正解。ただし、途中からはやたら怒鳴ったり怒ったりするシーンばかりになってしまって、せっかくの設定が生かされていない。●妙子がどうみても描写不足、というか、途中から脚本上ほったらかしにされている。突然の侵入者である村田に対して、その受け取りが(いいように引きずり込まれている夫との対比という観点からみても)どのように変化しているのかを押さえるべきだった。特に、序盤で村田と寝てしまい夫への秘密を抱えるという心理の綾まで設定しているのであれば、なおさら。せっかくの神楽坂恵のバストがもったいない。●途中からの社本の逆襲はいかにも唐突なのですが、それでも、再度の一家の食事のシーンあたりで、今度は前とは一変して妻と娘を人格支配してしまう社本、という終わり方なら最高でした。愛子に対しては、解体だけ言いつけて後は放置、の方が流れとしてむしろ自然と思いますけど。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-03-23 03:18:36) 8.まさに、セックスとバイオレンスという映画で、とにかく凄い映画だった。埼玉愛犬家連続殺人事件の当時、こんな凄い事件とは気づいてなかった。確かに、ちょっとワイドショーで話題になっていた事を思い出したが。面白い映画といっても、interestingのほうである。ただ、相当グロいので人を選ぶ映画だろう。それでも、見終わった後に不思議な満足感と余韻の残る作品だ。いずれにせよでんでんの演技は演技とは思えないほどはまっていてリアルな感じがする名演だ。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-03-02 13:29:42) 7.《ネタバレ》 熱帯魚店を営む平凡な男が殺人狂の夫婦に付け込まれ 連続殺人の片棒を担がされる実話をモデルにした話。 これで低予算じゃなければもっと評価できたいい作品。 安っぽいエログロはいらなかったです。 【Dry-man】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-02-14 02:30:27) 6.《ネタバレ》 グロいシーンに目を背けると、でんでんとオッパイが残ります。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-07-27 18:02:51) 5.でんでんさんのギャップが凄い。突然豹変するシーンは衝撃を受けました。黒沢あすかさんもいい感じにギャップを見せつけています。あそこからもっと見たかったなーってういう所はあるんですが、主人公からしたら我慢できなかったんでしょうね。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-12 01:20:23) 4.《ネタバレ》 「愛のむきだし」が結構面白かったので、評判のいいこれも見てみる気になりました。 まず、埼玉愛犬家連続殺人事件を元にしてるということだけど、犬じゃなくて熱帯魚にした理由がわかりません。 犬より扱いやすいし予算もかからなかったから?タイトル活きてない気がするし。 でも、評判通り役者は良かったです。 特にでんでんは、ハマリ役。実際こんなに一見人が好さそうで押しも強ければ、ついつい言うなりになっちゃいそうな気もします。 妻愛子役の黒沢あすかも、体張った演技が演技と思えないくらいの凄さ。 エロいし、冷静な時とイっちゃった時のギャップもうまいし。 最後のほうで、キレた社本の命令に嬉しそうに「うん!」て言って従う姿なんて、無邪気で可愛いくらい。 血だらけで死体を解体してるっていうのに。 社本役の吹越満については、上手いんだけど、どうしても村田に引き込まれて言いなりになっていく気の弱さが感じられなくて、そこが残念でした。 全然弱そうに見えないので、最初に殺人を目撃してから助手にされていくのに説得力がなくて、いや、あなたなら、そこ言いなりにならないんじゃない?て思えてしまう。 あくまでも私のイメージですが。 娘との関係も、もう少し描いてもらわないとラストシーンのセリフがわかりにくかったです。 娘が母親の死後すぐに後妻を迎えた父親をどの程度憎んでるのか、愛情はあるのかがわかりにくいので、「やっと死んだかクソ親父」というバカ笑が、本心なのか、笑いながら本当は泣いてるのかわからないまま。 社本の「生きるってのは痛いんだよ」も唐突な言葉でした。 まぁ、人には全然勧めないけど、見て損はしなかった作品です。 死体解体シーンも思ったほどグロく思えなかった。というか、細かく切り刻んだ肉片だと、血だらけでも魚をバラしたような感覚で見れました。 以前、目の前で見たマグロの解体ショーの衝撃で、ちょっとその辺の感覚が麻痺したからかもしれません。 さすがに生首が出てくると気持ち悪いし、最後上半身だけまだ解体されてない村田によりそう愛子のショットは、こういう映画に慣れてない人にはトラウマレベルかもしれませんね。 この映画から得た教訓。 良く知らない人についていくな。ずかずか踏み込まれるな。 最初が肝心。悪人は善人の顔をして弱みに付け込む。 【nanapino】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-08 00:11:02) 3.なんだかスゴイものを観てしまった。 妙なことに本監督の作品としては「希望の国」が最初なのである。その作品の評の中に「期待していた毒が足りなかった、残念。」といったような斬り捨て方をしたものが散見され、その真意はどのあたりにあるのだろうと若干気にはなっていたが、時系列的逆に同監督作品をたどり始めた自分は「ははぁ…」と今更になって伝わってきた次第。 次はもっとわかりやすいタイトル、「自殺サークル」の鑑賞かな(笑) もともとホラー系は進んで手には取らない派ではあるものの気になるんだからしょうがない。 【kei】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-27 11:25:12) 2.《ネタバレ》 この監督の強烈に下品で猥雑でそれでも最高にエネルギッシュていう無尽蔵のパワーは認めるのだけど、個人的にどうも僕には合わない。ちょっとあまりにも下品すぎるんだよねー。主人公が最後に言い放つ「いいか、生きるってのはな、痛いんだよ!」というセリフが笑えるか笑えないか(あるいは拍手できるか)が、この監督の評価の分かれ目だと思う。残念ながら、僕には笑うことも拍手することも出来ず、ただ失笑するのみだった。それでも、でんでんの怪演とも言える存在感と疾走するスピーディーな小気味良い展開は見応え充分。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-20 18:13:34) 1.《ネタバレ》 ヤクザさんの団体が来るシーンが全部要らない 絶対切れないなら仕方ないけど短くできるなら短くするべき ラスト梶原ひかりちゃんが一番美味しいところだったと思うけど、彼女ならもっともっと凄く出来たと思う 悪くは無かったけど 【マーガレット81】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-04 19:46:48)
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