みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 決定論と自由意志の対立を描いているが、最終的には議長の裁定?が下っているので、結局は自由意志などなく決定論からは逃れられないという結論で終わったような。となると、終盤の「運命の扉」を開け続けるのは自由意志のようでいて実は決定論だったという事になるが、アメリカではそう描くしかないのかもしれない。 本作で興味深かったのは結婚相手に恵まれるとそれで満たされてしまって職業的には大成できないという所。男の方は大統領より女を選んだ(選ばされた?)格好になったが、女の方は男の選択はした(させられた?)が、それによって著名なダンサーへの道を失う事は知らないので、後からあんな衝動的な事するんじゃなかったと後悔するのか、それとも幸せな結婚生活で満足するのだろうか。幸福感といった内面にまでは神の意思は働かず、自分の考え方次第という事になるとは思うが、強固な決定論だと行為だけではなく思考までも決定論により左右されてしまうのかもしれない。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-09-04 15:53:49) 7.《ネタバレ》 着想は面白いと思いますけど、どうもSFとしても サスペンスとしてもラブコメディとしても中途半端な作品になて しまったような。 謎の帽子の男たちの描き方が、不気味さを出すのか滑稽さを出す のかも中途半端で、しまりのないお話になってしまったのが残念。 あと、デヴィッドが将来の大統領候補という夢をあきらめても エリースとの人生を選ぶという理由が十分描けていませんでした。 トイレでの会話だけで夢中になってしまう程エリースが魅力的とも 思えませんでした。あれでは単なるウブなお兄ちゃんでしょう 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-09-02 21:40:46) 6.《ネタバレ》 M・デイモンとE・ブラントは好きな俳優さんだし、演技達者の二人は本当に仲良く幸せそうでしたので最後まで付き合うことはできましたが。(どこでもドアは観てて楽しいし) どうもストーリーが締まらんですなあ。自分の生活が何者かに操られているなんてオソロシイことですよ?でもマットに悲愴感は無いしあちら側の連中も人間ごときに裏をかかれるユルい仕上がり。帽子と水がキーポイントっていうのも妙にお手軽だ。 ルネサンスだの産業革命だの、人類の歴史に多大な影響を及ぼす力のある存在が一個人の恋愛沙汰に口を挟むのも変だよ。大統領候補の恋人がダンサーならなぜあかんの?口うるさい親父か。 それに一回目の出会いは彼らがセッティングしたらしいけど、あのシチュエーションは奇抜すぎて最後までいらん混乱を観てる者(=ワタシ)にもたらすな。他人の結婚式に無断で忍び込んで男性用トイレに潜んでいる女ってすごく変じゃないですか。エリースには絶対何かある、と思っちゃったもん。帽子天使らの人間感覚とのズレの成せるワザなのか? 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-05 23:09:11) 5.《ネタバレ》 良質SFを能天気な作品に仕上げたせいかかなり評判悪いですね。 しかし僕はその能天気さに惹かれてしまったので、楽しめました。 なにより「運命」が話の中心になるものに弱い。 手垢のついた設定に、ベタな展開でもまったく気になりませんでした。 観たことありそうでない最後の扉を開けていくシーンも好きです。 NYの風景がとても綺麗に撮られているのも良かった。 ただ最後のモノローグはいらなかったなぁ。 作品のテーマをもろに語っちゃ余韻もクソもなくなってしまう。 下半身露出が伏線だと深読みしていたのですが、あっさり流されてしまって驚きました。 アメリカでは良くあることなのか。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-30 08:50:05) 4.《ネタバレ》 015.12/16 鑑賞。政治ものと緊迫感を持って見ていると、謎の黒集団、なになにSFか,いやいや恋愛もの、やっと原題タイトルの狙いが判る。ラストシーンの長尺追っかけシーンは緊迫感、スピード感少なく意味無い感あり。でも人間の運命を操作する運命調整局のエージェントという発想には驚く。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-16 18:14:41) 3.《ネタバレ》 P.K.ディック原作の映画って、数の割に成功作が少ない気がします。けっこう、病的と言うかきてる内容が多いからかな?この映画も、もろ関係妄想の世界ですよね。もう設定まるごと受け入れて、不条理さに悶々としたあげく、わけ分からないけど最後解放感にひたる。こういう付き合い方をするしかない映画のように思いました。 【えぴおう】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-03 16:15:53) 2.《ネタバレ》 自分は「運命」というものの存在を強く信じるタイプの人間だ。 それこそ、不注意で鍵を無くしてしまい余計なタイムロスを生じさせてしまうことも、友達と飲んでいる際にふいに出会った女性と結婚してしまうことも、それが幸か不幸かは別にして自分の運命だと思っている。 そんな風な価値観で人生を生きているので、「運命調整局」という組織が登場するこの映画のコンセプトは、とても興味深かった。 マット・デイモン演じる主人公は、世界中の人間の運命を司る絶対的存在を目の当たりにしながら、自分の運命に真っ向から歯向かっていく。 その様は人間描写において少々強引にも感じたが、自分の成功も愛する人の幸福も省みず、ただ盲目的に愛を追い求めていく姿には、やはり絶対的存在の感情をも揺さぶるものがあったと思う。 ただし、映画の顛末としてはあまりにも綺麗にまとめすぎているようにも思う。 超現実的な事象を前にして、主人公は馬鹿正直すぎてストーリー自体の情感が希薄なまま終わってしまった。 自分に巻き起こった全てのことを「運命」と認めて、複雑な心情をラストに表してくれたなら、もっと印象的な作品になったように思った。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-05 15:51:53) 1.《ネタバレ》 サスペンスかと思ったら単純にラブロマンスでした、と。想いの強さは運命を動かす、って単純な主題のためのいろんな設定が粗すぎる。マット・デイモンの安定感からハズレはないだろうと思って観たが、うーん。ただ初めてのデートで観る映画にすると、色んな意味でおもしろい試金石になるかも、という変な意味で+1点 【楊秀清】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-05-29 22:12:43)
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