みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
10.《ネタバレ》 理不尽なまでに愚かな行動をする登場人物が出てこない、稀有なホラーです。特に指示を出す刑事が的確で気持ち良いです。途中パニックになる人もいますが、それも納得できる範囲に収まります。お陰でホラー映画特有のイラつきがなく鑑賞できます。現実感ある展開にオカルトのオチがつくというのも新鮮です。ただ、惜しむらくはケレン味に欠けていること。右往左往するアホの出てくるホラーが観たくなったりします。人間欲張りです。 【クレイバード】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-21 18:53:46)(良:1票) 9.《ネタバレ》 いや、面白いんですよ。でもやっぱりそこは真犯人として人間を立てて欲しかった。悪魔の仕業だと騒ぐ人もいて良いんですけど、本当に悪魔の仕業やと何でもありになってしまうし、じわじわと追い詰めていく理由も無くなるからね。きっともう一段も二段も面白くなれる作品やったと思います。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-04 21:55:01) 8.2回目2021.10.31:7点:なんと既に鑑賞済な事をすっかり忘却しており、普通に最初から最後まで観てしまった。そして今回は面白かった。自分の脳が一番怖い。たぶんまた忘れる軽いテイストの映画。 ////// 1回目2012.11.11:5点:オープニングの逆さま映像には期待してしまったけれど、映画館で見るレベルではなく、テレビスペシャル的な…『世にも奇妙な物語』クラスに感じた。悪魔が優しすぎるしね。でもほぼ知らない俳優人だったのでオチも想像つかず暇つぶしにはなりましたのでこの点。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-11-01 20:44:32) 7.最初の自殺とか、人選の理由とか、ちょっと強引だったり都合よかったりする感じはあるけど、それをあまり気にさせない見せ方の上手さがある。刑事役の人も良かった。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-10-21 08:10:56) 6.《ネタバレ》 展開もテンポが良いし、結末がどうなるか気になるし、最後まで釘付けになって見れたのは評価する。 この映画の面白いところはオカルトな話なのに、舞台は人里離れた山奥でもなければ薄暗い廃屋でもなく、都会のど真ん中の高層ビルで、白昼堂々事件が起こり、大勢の人がその現場を見守ってるところだ。ちょっと今までにないオカルト・ホラーと言える。 そこは目新しくてよいのだけれど、結局そのせいで、オカルト・ホラーとしての恐怖を楽しむでもなく、サスペンスにある種明かしの面白さを楽しむでもなく、どちらもない中途半端な作品になっている感は否めない。 最初のナレーションからしてこれはオカルトだよって明示されてるものの、展開としてはサスペンス、またはミステリー的であるから、誰が犯人なのか?どうやって殺したのか?目的は何なのか?がやはり気になってくる。 ところが、結末は要は悪魔がやったと言うわけだから、そういう疑問や謎について作中で一切答はでてこないまま終わる。悪魔という超常的なものがやったんだから何だってできるわけだ。普通なら不可能そうな自ら首を吊ることも、エレベーターを止めることも、そんなことは「悪魔がやったんだから」の一言ですべて説明できてしまう。作る方は楽でいいだろうが、見てる方はつまらない。 で、サスペンス的な面白みにかけるから、じゃあ、ホラーとしてならどうなのか、というと全く怖くはない。 緊迫感、ハラハラ感はあってよかったけども。 ところで、この悪魔さん、悪魔なのに、悪いやつを殺し、悪事を反省したやつは生かすんだなあ。悪魔の所業って言うより、神の使いが罰を与えてるように見えるんだが。 【椎名みかん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-02-09 17:45:14) 5.《ネタバレ》 この映画は、予備知識がないとシャマラン脚本とは気がつきませんね。刑事が途中でとんでもない勘違い推理を披露するところで思い当りました。これはあくまでわたくしの妄想ですけど、当初のシナリオは「故障したエレベーターの中で起こる連続殺人、乗っていたセレブ女を殺すために夫が仕組んだと思わせておいて、実は悪魔が犯人でしたという大どんでん返しで締める」といういつものシャマラン調だったんじゃないでしょうか。でも今さらこんなシナリオでシャマランに撮らせる映画会社はもうないだろうし、もしそのまま彼が監督して世に出してしまったら、シャマランもハリウッドどころか合衆国から永久追放されるかもしれません(笑)。そこで「このシナリオを活かして他人が監督するならカネを出そう」という妥協が成立したんじゃないでしょうか。なので題名やつかみからして誰が観ても悪魔が犯人という事を明確にして、あとは誰が悪魔なんだというサスペンスとして撮らせたという感じなんでしょうね、たぶん。だって今のシャマランに、若手監督育成に力を貸すなんて余裕はないでしょう。 そういう観点からは、このジョン・エリック・ドゥードルという監督はなかなか良い仕事ぶりだと思います。ちょっと悪魔が土壇場でだらしなくなるところは難点でしたが(まあこの辺りがシャマランらしいところでもありますが)、ホラー・サスペンスとしては水準以上の出来の映画でした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-26 23:25:51) 4.都市の空撮をひっくり返して見せるオープニングカット。「デビル」と云うタイトルが前提にあるので、悪魔はひっくり返って飛ぶんだと妙に感心しておりました。得体の知れないものの主観視線がイメージされて、単純な演出だけど効果的です。そう言えば「デスノート」の悪魔もひっくり返って飛んでいたような…。あれは死神か…。本編ですが、面白かったです。最後にもう一度捻るのかと思ったらとても行儀よく終わりましたが、ホラー・サスペンスとして緊迫が続く展開が好感でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-14 14:28:37) 3.緊張感はあります。でも。伏線は拾いきってるんかな?あまり完成度は高くなかったように思います。 【Yu】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-07-10 23:09:41) 2.始めから後半まではドキドキワクワク、オチはあっさり。 一応意外な結末と言えなくもないが、もう一捻りあれば高得点だったなあ・・・ まぁオチを除いて全体としてつまらなくはなかったのでこの点数。 【たんたかたん】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-24 00:44:37) 1.《ネタバレ》 密室はミステリーの大定番。とりわけエレベーターは私たちの最も身近にある密室の一つです。数多くのミステリーやサスペンス映画に採用されてきた優秀な舞台設定。エレベーター自体が人を襲うなんていうブッ飛んだホラーもありましたが(邦題『悪魔の密室』又は『ダウン』)。密室形成が簡易であること、高所に吊るされている不安定な状況、形状から来る閉塞感といった長所を有する反面、その極狭のフィールドゆえ展開や可能性が限定されるという短所も併せ持っています。優秀な作品は洩れなく長所を活かしていますし、イマイチな映画は短所を克服できていない印象があります。本作の場合は、後者に該当すると感じました。本来は正統派のオカルトホラー。サプライズを狙った映画でない事は明白ですが、それでも人間犯行説が早々に潰されてしまうのは脚本上の欠点であると考えます。例えば、“ある女の殺害をカモフラージュするために仕組まれた連続殺人だ!”との推理が披露されますが、それを納得する観客はいません。わざわざ故障中のエレベーター内で殺人を敢行する必然性など皆無なのですから。そういう意味では、このウィークポイントを補えるアイデアがあれば、傑作に化けた可能性はあると思います。基本となる物語の骨格は骨太でした。結末はシャマラン監督らしく人間愛を感じさせるもの。あの男に対する赦しは、主人公自身に対する赦しでもありました。復讐大好き韓国映画では、あのような結末は望めないでしょう。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-01 22:51:12)(笑:2票)
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