みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 原作小説は途中でギブアップしました。電気工事関連の専門用語と全く土地勘のない大阪という舞台が災いして情景がイメージ出来ず、さらに幸田と春樹の ┌(┌^o^)┐ な描写のおかげで読み進めるのがキツかったです。なので代わりに映画を観てみましたが、映像の力って凄いですね。とってもわかりやすかった。 金庫破りのお話でしたが、この手の話って金目当てで集まったプロのメンバーたちが軽口たたきながら華麗に計画を達成するって内容のものが主流なので、この映画の泥臭くて雑でガバガバな実行っぷりは新鮮で面白かったです。タイトルとはほぼ真逆のオチも、この幸田という投げやりで死に場所を探しているようなキャラクターの最期としてはベストだったんじゃないでしょうか。不満は妻夫木の演技だけ。ボソボソしゃべってて何言ってるのかよく聞き取れなかった。イジけた中学生にしか見えなかったぞ。 【あなたのはレビオSir.】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-04-25 19:06:01) 7.《ネタバレ》 大阪って怖い!路上でピストル(ハジキっていうの?)出して男二人がもみ合っていると、そばを買い物のおばさんが通って「なんやの?」とか声かけるんですか? 2度観て面白いと感じました。浅野忠信がいいですね。大騒ぎしない役どころを魅力たっぷりに演じて力量を感じる。 金塊強盗の計画は、失敗しそうでハラハラする。というか、成功するはずないと思っていたのに成功する。ありえなさそうな強盗計画だけれど、浅野、妻夫木、桐谷、チャンミン、西田、役者陣が素晴らしく、充分見応えのある映画になっています。監督の力と言うべきか。 それにしても大阪って怖い。 【LOIS】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2016-08-02 08:46:00) 6.《ネタバレ》 登場人物たちのワケあり感はいいとしても、もう少し説明が欲しかったかな。 金塊強奪の件の緊迫感、テンポはよかったけど、囮爆弾や桐谷さんの爆弾の扱い方の雑さといったらw まぁ、浅野さんもデッカく行こう!って言ってたからいいんですけど。 オーシャンズ11のような軽妙さで撮ったほうがアンチヒーローものは良いのかもしれませんね。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-14 21:16:56) 5.《ネタバレ》 登場人物たちの背景を必要以上に語らない。でも、彼らが「訳アリ」な人達であることは想像できる。後は観る側の想像に任せるという感じだけど、不満は覚えない。それが程良い加減でスピード感を担保していたと思います。犯行シーンの緊迫感はなかなかのものでした。 犯行グループはお互いに無関心で会話も少ないが、かなりの深度でお互いを理解しているような関係性。これってハードボイルドの基本なのでしょう。よく喋る奴をひとり入れるのも基本。ハリウッドのクライムサスペンスでは見ることが出来ないたどたどしさとか、運びきれない延べ棒を放置して逃走するこじんまり感が面白かったです。泥臭さに味がありました。 暗い眼をした妻夫木が、本作で一度だけ口元を緩ませるシーンがモモの女装でした。後に妻夫木が「日本でやり残したことは無いか?」と珍しく親切心を見せる伏線にもなっている。そんな気遣いがとても人間らしく見えるほどに、悲しい人たちを描いた映画でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-07 02:58:07) 4.《ネタバレ》 原作を溺愛してます。キャスティングを聞いたときは、まあまあイケテルと思いました。実際見ると作品として、悪くはないとは思いますが、原作を愛しすぎてるファンとしては、やっぱりいろんなことが違うなぁ。原作の持つそこはかとない色気がまったく感じられないのは感性の違いということで仕方ないにしても、時代設定を現代に持ってきたのはいただけません。現代を舞台にしたら携帯電話を出さざるをえないじゃん。そうすると計画自体に無理が出ちゃう。原作の時代に設定しておけば北朝鮮のありようとか銀行のセキュリティのシステムとか、もっとリアルに感じることができたはずなのに。期待値が高かった分、消化不良です。 【HIDUKI】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-04-02 20:31:40) 3.大阪ステーションシティシネマで観たんですが、ついさっき通って来たところがいきなりスクリーンに映し出されてなんか笑っちゃいました。変な誇張がされていないナチュラルでリアルな大阪の町がふんだんに出てきて、大阪人としてはそれだけでも結構楽しいです。原作未読ですが、登場人物の背景などかなり端折っているので、映画だけでは良くわからないところが あります。逆にそこを評価しておられる方もいますが、私にとってそこは大きなマイナスポイントでした。しかし映画としてはしっかりしており、最後まで中だるみせずグッと引き付けられる力がありました。役者さん達の演技もとても良かった。井筒作品は初めて観ましたが、ちゃんとした監督だったんだと(笑)。 【すらりん】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-12-04 02:27:46) 2.《ネタバレ》 何で弟は兄を撃ったのだろう?何で行員たちのいる時間に狙ったんだろう?何で父は首を吊ったのだろう?よく分からないところが多い映画だが、何となく見せてしまうのは原作の力!?、監督の力量!?、俳優の魅力!?。ところで去年お多福風邪に罹ったってことは妻は浮気してたってこと!? 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-12-02 15:41:54) 1.《ネタバレ》 ずーっと気になった事。頭が切れた画ばかりで見苦しく、シネスコじゃなくてビスタで撮ればいいのに、って思いました。その見苦しさをこそ狙ったのかもしれませんけど。 犯罪へと走る動機の部分はすっ飛ばして、いきなりどんどんと物語が転がってゆく状態は無駄がなく、男達の生々しい存在感で力の漲る映画になっています。が、映画が進むに従ってどんどん雑になってゆく感じがしました。 中盤からエピソードが団子状態でまとまりが欠け始めるのですが、計画が実行に移されて以降はツッコミどころも多くなり。そもそも計画そのものがどういった流れになるのかが詳細はそれ以前に説明されないので、その計画とどう違いが生じ、その違いがどうサスペンスを生み出すのかは全く期待できない状態。 その上、実行されてゆく金塊強奪のシチュエーションが雑過ぎでまるで『殺したいほど愛されて』の夢想シーンなみのあり得ないような上手くいきっぷり。一発二発殴る事で必ず気絶する都合のいい警備員達とか、爆薬でどんどん開いてゆく扉とか、警官や消防士ののろのろっぷりとか、それは首謀者である浅野忠信のワリと行き当たりばったりな性格の反映だけでは済まない状態。終わってみれば随分と大味な映画だったなぁ、って印象でした。 それでも役者の醸す妙味は良かったです。決して人と目を合わせない妻夫木聡を始め、便宜上の「仲間」ではあってもそれぞれが孤立し孤独で繋がってはいなかったり、かと思うと感情の一部では共鳴していたりという複雑さを、それぞれが荒々しくかつ繊細に、巧みに演じていました。 骨太で熱くそして大味で、それは良くも悪くも男臭い映画という感じでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-11 22:15:42)
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