みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 うわ~、なんかすごい映画。最初はなんだかよくわからないお話しやなーとか思ってたけど、徐々に明かされる主人公の状況がなかなかエグイ。今から50年前のものだというのもスゴイ。でも個人的にはあんまし面白く無かったかなぁ~。あ、でも町山さんの解説は面白かったですよハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-19 11:50:01) 2.《ネタバレ》 十代の頃見て、さっぱり意味がわからなかった映画のひとつ。後日自分が一番信用している映画評論家双葉十三郎氏の批評を読んだ所、「これは一種の時間消失恐怖SF」(←うろ覚え)と書いてらっしゃいました。えええええぇぇぇぇっ!これって「そういう種類」の映画だったんっ??び、びびった・・・。海パン一丁で超セレブ高級住宅街のプールを彷徨し、帰路に着こうと試みる初老肉体派男(バート・ランカスター)のお話。お話自体は単純だけれど、時間が進むにつれ、魚の骨が喉にどんどん引っ掛かっていくような違和感を覚えていくんです。「浦島太郎」的寓話なのか?とも思ったり。もはや取り戻せない輝ける「過去」と「若さ」に対する憧憬がテーマなんかなあって、理解出来ないながらも自分なりに納得させたんですが、まさか時間消失SFとは!もう一回観てみたい映画ですが、今なら多少分かるようになるんかなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-05-12 15:34:31) 1.《ネタバレ》 ストレイトストーリー」の逆であり、「市民ケーン」のラストでもあります・・ そしてシリアスなのに暗くも取れない。 コミカルな異質さはあるのに重い。 やはり変な映画でした・・ ただ・・この時代のと考えれば本当に斬新ですよ。 カメラワークも幻想的でホラーみたいだし。 最初に主人公が登場するプールから昔の我が家までの道のりは、 普通のロードムービーとは考え方を逆にしないといけません。 我が家の現実に近づくにつれ泳ぐプールの環境も変わります。 だんだんわかってきます。 泳ぎ続ける主人公を面白く見ていたのですが、 オチが読めるくらいになると(あと何件泳ぐんだ?)と嫌な気持ちに。 でもいつの間にか観ている自分もプールの住民たちと同じように、 結末を期待してしまいます。 (勘違い男!)と心で唱えながら・・ それぞれ出会う人との会話からこの主人公の過去や近況が・・ この現実から逃げ帰ってきたときの現実は・・ 「スケアクロウ」的でもありますが、あれは相棒という救いがあり感動できました。 そして「市民ケーン」もどちらかというと人生のロードムービー的な作りで、 この映画のラストの朽ち果てた我が家のさびた柵はオマージュかと思わせます。 だが・・泳ぐ人はその失くしてしまったものの哀愁があまり感じられません。 おそらくは破産したいきさつや家族もないがしろにしてきた(たぶん仕事で)男の、 当然の報いとしか受け取れないのです。 しかしそれを引いてもこの発想と脚本、重いテーマを逆に突き放して描く演出・・! 私は残念ながら後味の悪さや重さも残らなかったのですが、 人生を比喩した作品でこういう変な描き方もあるんだなぁと感心しました。 音楽がまた変なんで(大袈裟で主役の体育会的なキャラとは違和感)そこがまたいい。 リメイクするならトム・ハンクス(笑)もうちょっとコミカルに仕上げられそう。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-10 12:25:40)
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