みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.《ネタバレ》 地球が最後を迎える時に、いったい誰と過ごすのか。 妻に逃げられた男は、かつての最愛の恋人と、そしてどうでもいい彼氏と別れた女は、最愛の家族と過ごすチャンスがあった。 でも、結局二人は出会ったばかりの隣人を選んじゃうんだよね。 最後の瞬間に、自分じゃない誰かの幸せを願える人だってわかったから。 それが愛かどうかは疑問符がつくけど、少なくとも穏やかな気持ちでその瞬間を迎えられるかもしれない。 滅亡へのカウントダウンもそれほど忙しない感じがなく、静かにその瞬間が来るのもなかなか上手い演出。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-25 14:34:45) 4.《ネタバレ》 地球最後の数日間を描く静かなるSF。 小惑星が地球に接近し衝突する派手な描写も、最後の時が近づき混乱する世の中の様子を描くでもない。 その時が来るのを待つしかない淡々とした人間模様。スタンリー・クレイマーの「渚にて」を思い出す作品です。 自暴自棄になり暴動を起こす者もいるかもしれない。 今までやりたくても出来なかったことを最後にやってみたいと思う者もいるかもしれない。 でも、案外大切な人といつも通り過ごしその時を迎えるのかもしれないな。 長らく連絡を取り合わず疎遠になっている父親がいるならば最後に父の元を訪れて和解し、 一緒に酒でも酌み交わすのかもしれないな。 スティーヴ・カレルとキーラ・ナイトレイ。2人が出会い、クルマで旅に出てからは、 結構普通のロードムービーでありラブコメ。終末SFであるのを忘れそうになってしまうのですが、 キーラ・ナイトレイの魅力が出まくっていて、いい女優さんだと再認識。 疎遠になっていた父を演じたのはマーティン・シーン。終盤に来ての彼の登場は作品を引き締めます。 写真、手紙、ハーモニカ、レコード・・・。1つ1つの小道具が効いています。 自宅に戻り、TVをつける。最後のニュース放送が終わる。そして最後にかけたレコード。 流れてきた曲はウォーカー・ブラザーズの名曲「太陽はもう輝かない」。見事な選曲。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-06 21:29:09) 3.全く違った話を期待していたので少々しんどかったが、ふと我に返る映画。 【マンデーサイレンス】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-05-17 22:29:32) 2.《ネタバレ》 地味な男と奔放な女の終末をめぐる物語。素直に最後の最後で愛すべき人と出会えてよかったねと思った。 【lalala】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-06-11 00:09:44) 1.《ネタバレ》 小惑星が突入してくることが分かり、人類滅亡を3週間後に控えた地球。絶望的な世界で、静かに死を迎えようとする人、享楽的な馬鹿騒ぎに浮かれる人、自暴自棄から暴動を起こす人たち…。そんななか、妻に去られた冴えない男ドッジは天真爛漫で常に前向きな女性ペニーと出会う。迫りくる暴動から命からがら逃げ出した二人は、それぞれの目的のために捨てられたプードルと一緒に旅に出ることに。ドッジは昔の最愛の恋人へと再会するため、ペニーは大事な家族の元へと帰るため。最初はぎこちなかった彼らだったが、世界の終末で共に様々な出来事を経験するうちに、いつしか二人の仲は縮まってゆく。特異な状況下で描かれる、ストーリー自体はいたってシンプルなロードムービー。世界の終末を描きながら、この最後まで徹底的に軽~い明る~い雰囲気を貫き通したセンスは新しいと感じました。徹底的に暗~い重た~い鬱的アプローチで同じテーマを描いた、ラースフォントリアーの「メランコリア」躁バージョンといった感じですね。この2本を続けて観ればちょうどいい精神状態が保てると思います(笑)。人類滅亡が間近に迫っているのに普段通り仕事をするメイドや、「俺は必ず生き延びてやるぜ」と仲間と共に地下室へと立てこもるペニーの元カレ、そして悲劇であるのに悲愴感を微塵も感じさせない美しいラストなど、物語を彩る多彩なエピソードの数々も印象に残りました。後半から世界の終末という設定が巧く機能していないような気もするけど、それでも斬新な設定を瑞々しいセンスで描き出した、将来性を感じさせる監督のデビュー作。うん、なかなか良かったっす! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-18 19:00:05)
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