みんなのシネマレビュー

42~世界を変えた男~

42
2013年【米】 上映時間:128分
ドラマスポーツもの実話もの
[フォーティートゥーセカイヲカエタオトコ]
新規登録(2013-10-03)【かわまり】さん
タイトル情報更新(2023-03-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-11-01)


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監督ブライアン・ヘルゲランド
キャストチャドウィック・ボーズマン(男優)ジャッキー・ロビンソン
ハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)ドジャース会長 ブランチ・リッキー
ニコール・ベハーリー(女優)レイチェル・ロビンソン
クリストファー・メローニ(男優)レオ・ドローチャー
ルーカス・ブラック(男優)ピーウィー・リース
ハミッシュ・リンクレイター(男優)ラルフ・ブランカ
ライアン・メリマン(男優)ディクシー・ウォーカー
アラン・テュディック(男優)ベン・チャップマン
ジョン・C・マッギンレー(男優)
ブレット・カレン(男優)
三宅健太ジャッキー・ロビンソン(日本語吹き替え版)
勝部演之ドジャース会長 ブランチ・リッキー(日本語吹き替え版)
野沢聡ラルフ・ブランカ(日本語吹き替え版)
小森創介(日本語吹き替え版)
落合弘治(日本語吹き替え版)
加藤亮夫(日本語吹き替え版)
脚本ブライアン・ヘルゲランド
音楽マーク・アイシャム
編曲ブラッド・デクター
撮影ドン・バージェス
製作トーマス・タル
配給ワーナー・ブラザース
編集ピーター・マクナルティ
あらすじ
第二次世界大戦終戦の年、名門球団ブルックリン・ドジャースの会長リッキーは決意した。「球団を勝利に導くならば選手の肌は白でも黒でもいい。」 こうして黒人選手ジャッキー・ロビンソンがどんな揶揄や嫌がらせにも動じないことを条件に採用され、試用期間の後、黒人選手排斥要求やマネージャー不在にもかかわらず正式入団が決定するが、人種偏見の強い地域ではロビンソン個人のみならずドジャースまでが非難の的となる。有色人種大リーガー第一号の波乱のデビューと大リーグ全球団共通の永久欠番42番の由来が描かれる実話もの。

かわまり】さん(2013-10-07)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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1


18.《ネタバレ》 背番号『42』――。生涯を懸けて嵐のような人種差別と戦い、全メジャーリーグ球団で唯一の永久欠番となった史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン。そんな、文字通り“野球の世界を変えた男”の気骨に満ちた生涯を丹念に描き出す伝記映画作品。もう予告編を見ただけでその内容の98%が予想できる、もう王道中の王道、例えるなら文部科学省推薦作品として体育館に集められて皆で無理やり見させられた挙句、半ば強制的に「差別について」という題で感想文を書かされそうな作品でしたね、これ。確かに、普通の人なら絶対に心が折れそうなほどの苦難な道を歩み続け、後世に多大な貢献を果たした男の生涯をストレートに描いたド直球の伝記映画として素直に良かったとは思うのだけど、うーん、もう少し新しいアプローチが欲しかったですかね。ちょっと、これってあまりにも“優等生”過ぎやしません?たとえば、一度見たら忘れられない強烈なキャラクターを登場させてみるだとか、「え、そんな伏線が隠されていたのか」と唸らされるようなストーリーで魅せるだとか、彼がその生涯を懸けて人種差別と戦い続けたにもかかわらず未だアメリカには根深い差別の病根が残っているという空しい現実を冷徹な視線でもって見つめてみるだとか、現代の映画としてそう言った心に残る新しい演出が欲しかったところ。とはいえ、ハリソン・フォードを初めとする主演俳優陣のナチュラルな演技は見ていて好感が持てるし、全編に漂うノスタルジックな雰囲気も良かったし、何より人種差別と戦い続けた実在の人物の生き様を現代に甦らせた伝記映画として――新鮮味はないとはいえ――普通に良く出来ていたと思います。僕が野球好きなら、もう少し評価は上がったかも知れませんね。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2024-01-08 09:13:43)(良:1票)

17.毎年ニュースになる全員が42番を背負ってプレーする理由となる物語。あまり口数が多くないが芯のある人物だったんだという印象。もしくは周囲がそうさせていたのかもしれない。想像を絶する苦労があったと思うが、映画はテンポよくまとめられていてわかりやすかった。 ラグさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-12 15:26:12)

16.《ネタバレ》 良い映画でした。差別がありながらも入団し1年目に優勝、というとこで終わっていますが、
もうすこし後の物語まで描いてほしかったなと思います。 Keytusさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-31 13:02:12)

15.《ネタバレ》 黒人差別がテーマの映画の中では、ライトなほうです。
あまり感情が激しく揺れ動くってことはなかったです。
最初に高い壁に挑戦する人がいて、今の当たり前がある・・・ということが教訓かなと思います。
全員が背番号42のユニフォームを着用したり、全球団永久欠番だということは知りませんでした。勉強になりました。 へまちさん [DVD(字幕)] 6点(2021-03-21 14:18:13)

14.《ネタバレ》  実話を元にした映画っていうのは、事実を捻じ曲げることができません。
 ですので、映画として、どうアレンジし、味付けしていくのかが大切だと思います。
 そういった意味ではこの作品、やや薄味すぎるのではないかなと。
 ジャッキー・ロビンソンという偉大なメジャーリーガーの伝記としては価値ある作品。
 ただ映画の内容は、史上初の黒人メジャーリーガが成功していった事実を淡々と述べただけのものに収まっています。
 劇中の障害は差別のみ。描かれる差別は『トイレ』『シャワー』『宿泊拒否』『飛行機』といったオーソドックスなもので、そのひとつひとつが表面的な描写のみです。あとはひたすら『ヤジ』ですね。
 ロビンソンを強く差別していたチームメイトはトレード。リッキー会長という最も強力な権力者は味方だし、チームメイトも一部を除いて良い人ばかり。野球だって順調に活躍し、挫折なんてしません。
 いや、サクセスストーリーは好きなんですよ。ですがさすがにここまで山場がないと、カタルシスを感じることもないわけです。
 かといって事実にない事件を起こすわけにもいかないでしょうし。好きなジャンルではあるんですが、実話ものの限界を感じます。
 音楽はすごく良かったです。
 『全選手が42のユニフォームを着る日』や『42は全球団において永久欠番』のエピソードは感動しました。それを知ることができただけでも、この映画を見た価値があります。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-25 02:37:47)(良:1票)

13.黒人初のメジャーリーガーとなった ジャッキー・ロビンソン を描いた伝記映画..好評を聞いていて、以前から某NHKの番組で予備知識も得ていたので、どんなにすごい内容なんだろう~ と期待して観ることに..う~ん、意外とぬるい感じで淡白、もっとヘビーな内容を期待していただけに、ちょっと拍子抜けしてしまった..実際は、ものすごいプレッシャーの中、想像を絶する差別や嫌がらせを受けたらしい..本人も当時、黒人No.1プレイヤーだったわけではなく、特別な実績があったわけでもない、「なぜ?」という声も多かったという..選手として潰されてしまうかもしれない、という状況下で、メジャーリーグという白人の世界へ飛び込んでいった ジャッキー ..言葉では言い表せないほどの苦労と葛藤があったことだろう..そういった、きれいごとじゃない、どろどろとした苦悩を、もっともっと前面に出して描いてほしかった..オブラートに包まれた、どこにでもあるような、ゆる~い平凡な娯楽作品..残念... コナンが一番さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-09 00:55:00)(良:1票)

12.《ネタバレ》 今でこそ黒人選手など珍しくもなんともないですが、40年代だと黒人と黒人というのは完全に分け隔てられていたのですね。
白人のスポーツだった野球に史上初の黒人プレーヤーとして歴史を作った。
まだ道がないところに初めて道を作る人はどんなことでも大変だけど、それが人種差別となるとなおの事でしょうなぁ。
ずっと耐えて紳士であり続けたのが素晴らしいね。
全体的にはとてもいい映画だけど、少し優等生すぎるかなという感じもするので、良作6点を献上。 あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-28 23:58:05)

11.前知識が全くない中(実話&野球映画だということもしならなかった)で観たのだが、無難にまとめているなぁというのが正直な感想。
アメリカという国は、差別もあるのだろうが、一方でフロンティアスピリットも併せ持った国と改めて認識した。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-03 19:27:00)

10.《ネタバレ》 題材が題材なだけに、“あった出来事”を描写していけば、それは力強く感動的な物語になるに決まってるわけで。全チームに永久欠番の“42”、初の黒人M・リーガー ジャッキー・ロビンソンの受けた心無い仕打ち。耐えに耐えて偉業を成し遂げたロビンソンの「ええ話」はそれだけで心揺さぶられるものであります。
しかし映画作品としては、その既定路線をキレイになぞっているだけの優等生作品で少年少女向け伝記の枠を超えたものではありません。奥さんのサポートひとつにしても、ベタベタくっついてる描写ばかりではなく、彼女が闘ったであろう“対嫌がらせ”の具体的な話が聞きたかったし、野球ドラマとして観るなら 後任の高齢監督の名采配も見たかった。うーん物足りない。
とはいえ、やる気まんまんのH・フォードは渋い役どころを器用にこなしているし、気の利いた台詞も楽しい。「棺桶をバラで飾ればいい」「肌がたとえシマウマ模様でも俺はかまわん」等がお気に入りの台詞です。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-20 00:36:02)(良:1票)

9.《ネタバレ》 僕だったら即チャップマンにブチ切れます。やはり偉人は凄い。 osamuraiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-16 01:21:55)

8.《ネタバレ》 メジャー全球団永久欠番42のヒミツ、静かに燃える野球ドラマ。「黒こげニガー」と揶揄された伝説の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンはひとたび出塁すればその快足で引っ掻き回す。良き理解者の協力を得て、打たれ強さと勇敢さで多くの人を魅了しました。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2015-01-04 03:40:22)

7.《ネタバレ》 少し主人公の人間臭さが、観ていて目障りなシーンが多かった。私のイメージでは、もっと人格者で紳士的な人柄だったので、終始違和感をぬぐえなかった。 たかくんさん [地上波(吹替)] 6点(2014-11-26 19:40:25)

6.《ネタバレ》 ワタシが野球に求めているのは、死にものぐるいで白球に飛びついていく姿。つまり、守備なんです。黒人初のメジャーリーガーであるならなおさら。彼がいかに野球に必死だったかというシーンが欲しかった。「やり返さない勇気」をもってひたすら堪え忍ぶ彼はもちろんかっこいいのですが、それを爆発させるような好プレイによるカタルシスが欲しかった。ファーストファールフライを捕球するシーン、よかったです。
なたねさん [DVD(字幕)] 6点(2014-06-03 20:50:54)(良:1票)

5.《ネタバレ》 とても良かったけど、何かちょっと物足りない感じ。ハリソン・フォードが本人に似せる為特殊メイクをしたそうだけど、正直そのまんまでもよかったような? 情熱的な監督さんから一度リタイアした人に監督さんがなったけど、結局なんにもナシ? 全体的に、とてもいいお話なんだけど、ピリっとくる登場人物がいないので今一歩引き締まり感が足りないかなぁ、まぁ史実に基づくと致し方ないのはわかりますがね。もう少し各人物背景に寄った展開なら乗れていけたかな、と思ってイマスハイ Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-22 09:08:58)(良:1票)

4.ジャッキー・ロビンソンは確かに偉大な男だ。そのことについて異議を申し立てる気はさらさらない。しかし私にはそれ以上にドジャース会長ブランチ・リッキーが偉大に見えた。野球界の人種差別という悪習を断ち切るために、彼のとった行動は大胆かつ現実的だ。「やり返さない勇気を持て」この言葉の中に彼のリアリズムが集約されている。未来を見通し、現実を見据え、その上でリスクを背負いながら理想を負う。彼が貫いた信念にこそ私たちが学ぶべきものがあるのではないだろうか!?うおお!!!
まあ、そんなことはさておき、映画自体は至極真っ当な伝記映画であるため評価としては普通です。 ばかぽんさん [DVD(吹替)] 6点(2014-01-17 20:13:41)(良:1票)

3.クセのある映画の脚本に関わってきたヘルゲランド監督・脚本ということで期待したけど、内容はストレートな正統派伝記映画でした。差別にひたすら耐え続けるロビンソンの戦いは、周りの人たちの意識を変え、黒人たちにメジャースポーツへの門戸を開きます。そういう意味では、まさに「世界を変えた男」の物語。ただ、なぜ、いまこの映画なのかなあ。アフリカ系の大統領が登場し、MLBはもはや黒人ではなくドミニカなどのカリブ海出身者が多数を占める時代。スポーツの門戸は開いたけど、黒人の若者が直面する問題は依然として深刻で貧困・犯罪・暴力に晒され続けてる。そういう時代の側面に切り込まないと、「今」ロビンソンの映画を作る意味はあまりないように思う。ノスタルジックな偉人伝の域を出るものではないのが残念。
ころりさんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2013-12-08 03:02:54)(良:2票)

2.車や建物などとても綺麗な時代観。同じような題材で以前「Soul of the Game」と言う映画を見たが、それも綺麗な映像だった。ストーリーはあっちの方がかなり脚色してるので面白かったが…でも、こっちは差別した側の選手や関係者も実名で出てるので、その点はスゴイ。それと球場はCGも使ってるのかな?とにかくスゴイ。エベッツフィールドの全景シーンは鳥肌が立った。 ♯34さん [映画館(字幕)] 6点(2013-11-29 00:52:13)

1.《ネタバレ》  「かつて実際にあった感動的なお話し」で閉じてる気がするんですよね。今もなお存在している差別に繋がってない感じ。

 差別を描いてきて最後にそこで終わるか、と。まるでかつて差別がありました、でもあの一発のホームランによってその歴史は終わったのです、とでも言いたげな。
 まさかあのいかにもな感動的スローモーションワールドで終わっちゃうとは夢にも思わず、エンディングに突入しちゃって唖然、全然食い足らないんですけど!って思ってしまって。

 八方美人的な作りの映画の中で、ぽろりぽろりとこぼれ落ちてしまっていると思ったものも。あのホテルの一件の後、結局選手達はどうして、そしてあのホテルはどうなったの?
 結局最後まで特に役に立った感じはしなかった、あの頼りなげな監督を引き入れる描写があんなに必要だったの?

 大体、この映画の中で最も感動できるのは、映画が終わって最後に彼の偉業を讃えた文字が流れるところだったりして。「文字」で感動を伝えられたのならば、じゃあ「映画」は一体そこまで何をやっていたのだろう、と。その文字のための映像だったのかなぁ。

 今もなおネットにはあの監督よりも酷い差別の言葉が大量に並んでるわけじゃないですか。人は歴史からなーんにも学ばない。で、そこに少しでもガツンと拳を振り下ろせるような映画だったか?っていうと、そんな事は無くて、なんだかサラリサラリとキレイなばかりの映画だったような気がしてしまいました。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2013-11-10 15:08:55)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 6.81点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
412.08% line
536.25% line
61837.50% line
71531.25% line
8510.42% line
9510.42% line
1012.08% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 9.50点 Review2人

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