みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
7.良く言えば、維新後も古き良き侍スピリッツを持ち続けた人々の美しい人々、悪く言えば、時代の変化についていけない古臭い不器用な人々の物語といった印象で、浅田次郎らしい?作品ではある。桜田門外の変という史実をベースとした全くの創作モノでオチも予想通りではあるんだが、仇討テイストはちょっと任侠映画風でもあるし、幕末・維新に興味がある人にとってはそれなりに楽しめるのではないかのと。中井貴一は相変わらずだが、阿部寛はこういう役もできるんだなあと感心。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-15 22:00:07) 6.《ネタバレ》 あだ討ちものはだいだいもっと寂寥感を伴うと思っていたので、ハッピーエンドなんでちょっとびっくりしました。 上官の奥さんが横からお茶を出す時に、口出すところがちょっと嫌だった。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-10-14 18:23:38) 5.《ネタバレ》 ラストには賛否あるでしょう。私はあれで良かったと思います。互いに死にぞこない、時が止まったまま人生を落胆して生き永らえながら、互いが目前に現れるのを待ち続け、ようやく出会った時には互いを許し共感し心を溶かし前進していく。不条理な決闘もお涙で好きなんですが、なんだか新鮮でした。許しって大事ですね。難しいけれど。ただ侍魂の志村がこれからの文明に対応して働いていけるかが心配。個人的には借金取りに正義感あふれる元侍が次々に名乗り出るシーンがニヤついてしまった。「姿形は変わろうと、捨ててはならぬものがある。それも文明ではござらぬか」には同意。最近の日本は捨てすぎてるのが文明になっている気がしてならない。マイナス1点=まさかのミサンガ頼み。そして井伊直弼を演じる吉右衛門さんのカツラおよびメイク担当者。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-03 14:52:34) 4.《ネタバレ》 雰囲気・音楽ともに良く、昨今の邦画には少なくなった重厚な仕上がりになっています。ミサンガに関しては散々ツッコまれているようなので割愛するとしてどうにもラストが残念でなりません。この映画の肝は仇討の旅の果てに見つけ出した仇討の相手を切らない、それは何故か??ここにあると思いますが、その場面の描き方イマイチで残念でなりません。 十兵衛が新時代に適応してこの世の春を謳歌していたら金吾はどうしただろう?おそらく斬り捨てた後に 切腹して武士の矜持を貫くという流れになったでしょう、よくある時代劇でもあります。しかし、現れた仇討相手は自分と同じく13年の間時間が止まっているような人物だった。斬らなかったのは、主君直弼の言葉ではなく、相手も自分と同じような苦しい13年間を過ごしており、それが分かったため、仇討する必要がなくなっただけではないだろうか? 金吾にとって、切腹する、仇討をする、仇討相手を許す、どれも桜田門で主君直弼を守れなかった自分という人間をどう正当化するかの方法の違いではないかと。切腹は責任を取ることで、仇討は苦しみを相手に与えることで、許すのは、すでに相手が同じだけの苦しみを受けたと分かったからではと思うのです。直弼の言葉や考え方は、後付でしかないのではと。 金吾という人物が桜田門の事件から、そして自分というものから、正面から向かい合っていないような印象を与え、それが不完全燃焼な感情を呼び起こさせてしまうので、ラストは、私にとってはどうしてもイマイチでした。 【ペリエ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-08-24 01:56:53)(良:1票) 3.《ネタバレ》 全編を通じ「この映画、お金かかけてないなぁ」という印象の中、映画としては楽しめました。 日本文化・日本人の「古き良き清さ」が滲みでています。 妻役の広末さんが魅力的に見えないのが残念。「おくりびと」の時も思ったんですよ… 【たかしろ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-06-11 15:05:47) 2.《ネタバレ》 メインキャストが中井貴一、阿部寛、広末・・・ということで安心して見れました。 その中で意外だったのは、直吉(阿部寛)に惚れているバツイチ女役の真飛聖が可愛く見えたこと。 余談ですが、チョイ役出演の吉田栄作には「老けたな~」の印象。そして、もっとチョイ役出演の堂珍を気の毒に感じてしまいました(^^; 結末としては、とにかく”いい話”。それまでの展開をすべて台無しにするほどの”いい話”でした。 これは時代劇の皮を被った古き時代のトレンディ・ドラマか?さすがにミサンガには興醒めしてしまいました。 【午の若丸】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-10-22 22:11:26) 1.《ネタバレ》 るろうに剣心が大ヒットしている中、こちらも幕末明治モノということで見てきました。前半は面白くて大変引き込まれましたが、後半で失速。じっくり芝居を見せたかったのかもしれませんが、どんどんクドくなって飽きてしまいました。さすがに、「話し合いで決着」というのも腑に落ちない・・・。それができるなら13年も苦しまずに、もっとはやく答えを出すことができたのでは?「斬りたくない相手を、それでも斬らなければならない」とういう葛藤を描いたチャンバラ映画はゴマンとあるなかで、「斬らない、戦わない」という道を選ぶ結末にいたる筋道が弱いような気がしました。誰も死なずに済むのがそりゃ理想ではあるんですけどね。あと、細かいツッコミになりますが、登場人物の顔色がみんな悪い(笑)。「闇を背負っている」感じじゃなくて、「ちゃんと寝てるかい?」という感じ。映画を見てる最中、谷口崇(ぴったらず)のイラストを思い出して笑ってしまいました。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-27 13:11:37)
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