みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 終盤近く、校内発表での無音。ここがこの映画の白眉と言っていいでしょう。観る者は度肝を抜かれると同時に、初めて理解できるのです。ポーラの両親と弟の世界を。彼らとポーラの間にある大きな溝を。 娘の喉元に手を当てて「歌」を感じようとする父親。試技の際に手話で歌を家族に伝えようとするポーラ。互いに歩み寄ろうとする彼らの姿は感動的でした。 正直、中盤くらいまでは互いの自己主張が強すぎなうえ、家族間でのあけすけな性関連の描写がどうにも受け付けなかったのです。ややげんなりしながらも最後まで観て良かったな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-07 23:09:04) 2.《ネタバレ》 ヨーロッパがアジア圏よりもわりかし「性」に対してオープンなのはなんとなく知ってはいたけれど、それでもこうやって面と向かってあからさまに見せつけられちゃうと、やっぱりお国柄の違いを感じずにはいられませんでした。でもなんていうか全然イヤラシさがないんですよね。ナチュラルすぎて。ただあちらの女性は初潮は遅いのか?だってヒロインはたしか高校生ですよね?自分が知る限りでは早ければ小学生の高学年くらいで来るってことらしいから、いくらなんでも遅すぎじゃないのかな~...。まあどうでもいいっか。 主演のルアンヌ・エメラちゃん。演技は何ていうか自然体だった。自然体というか自然すぎて演技しているように見えなかった。裏を返すと、この子すげぇな~、ていう風に感じられなかったってこと。自然すぎて。それがフランス流なのかな。それと彼女の歌声、別に悪くはないし上手な方だとは思うんだけど、心を揺さぶられたかっていうとそこまでではなかった。はい。 娘が夢を見つけてそれを叶えようとしているのに自分たちのこと最優先に考えちゃうのって、批判の対象になりそうだけど、親だって人間なんだし、それも聾唖者なんだからそういうエゴがあるのも生々しくってそれはそれでアリかなって。ただ、父親はともかくとして母親の心変わりはちと唐突すぎました。もうちょっと編集頑張って欲しかった。あとなんでパリに着いたとたん母親に吹き出物いっぱい出来てんのよ!ビックリしたわさ。 まああれこれ言いましたが、なんだかんだで良い映画だったな~とは思いました。はい。 あ!エンドロール中に後日談があります。 一応父親は当選したみたいですね(´∀`*) 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-10 22:08:46) 1.《ネタバレ》 家族がみんな自分の事しか考えていなくて、主人公の女の子に頼りきっている感じが好きになれなかったです。 特に母親の娘に対する態度、扱いが酷い。 障害者かもしれませんが、母親です。娘に夢が見つかったのであれば、親として応援してあげてほしいものです。 映画としては、主人公の女友達と、弟の情事が不要。要らないでしょ。あのエピソード。 とゆーわけで中盤からまあ後半くらいまでこの映画に対する印象はあまり良く無かったです。 転機が訪れたのはデュオで完全無音になるシーン。ちょっと驚きましたね。思い切った演出です。なんて説得力があるんでしょう。批判的な目で見ていたぶん、軽く怒られた気分です。いっきに目が覚めましたね。 そしてクライマックスがオーディション。とゆーか入学試験?手話を交えた歌に心の底から感動。 試験管の『良い選曲だ。』に激しく同意。 歌詞とメロディーと手話が完璧にマッチした最高のシーンでした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-03-21 18:14:37)
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