みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
13.《ネタバレ》 前半部分は、70年代のワシントンやサイゴンの雰囲気が良かったし、前作『GODZILLA』との作風の違いも楽しめたし、軍用ヘリが嵐に突入していくあたりのスペクタクルにも迫力がありました。 ただ、相変わらずトルーマンの水爆実験を正当化している前提や、わざわざ白人を正義にして黒人を悪者にしている図式や、自然界を善悪に分離するような設定が出てくると、根本的な違和感を拭えません。そして、やっぱりガッツ石松が登場するやいなや、その表情や動作があまりにも人間的すぎて、リアリティを失ってしまう。島の原住民の描き方も、あまりに紋切り型すぎて安っぽいです。 そもそも、人間が飼い慣らしでもしない限り、自然界の生き物が自主的に人間の味方をするはずがないですよね。むしろ人間の側こそが、生態系とどうやって折り合いをつけるべきかを模索しなきゃならないはず。そのあたりの基本的なコンセプトが本質的に間違っているし、あまりにも漫画じみている。日本の漫画でさえ、これほどバカな認識で自然のことを描いたりはしないと思います。 今後、このシリーズには、ゴジラだけでなく、モスラやキングギドラも出てくるのでしょうか? かなり日本のことを意識していますよね。冒頭にも日本兵が出てきましたが、ちょっとジャパニメーションっぽかった。今のハリウッドは、日本のアニメや映画の雰囲気を醸し出すのがカッコいい、みたいな価値観をもってるのでしょうか。そのくらい日本のアニメや映画は一定の文化的支配力をもってるのかもしれませんが、そこで日本がどんな風に表象されているかについては、注意ぶかく見ていくべきだと思います。 ストーリーは4点ぐらい。スペクタクル要素に加点して6点です。 【まいか】さん [地上波(字幕)] 6点(2022-07-02 18:11:28)(良:2票) 12.《ネタバレ》 キングコングを観ているというよりはジュラシックパークを観ているようだ。流れ的には敵と思われてたゴジラが他の怪獣をやっつけるやつと同じです。人とコングとの交流があまり描かれていないのは残念。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-19 12:54:51) 11.《ネタバレ》 コング、かっこいいね! 他のヘリがやられてるのに、なんでみんなやられに行くんだろう、、、、 「THE・バカ」 敵の親玉がとんでもなく恐ろしいとのことだったが、え?大した事なくね?って感じ。 守り神コングと迷い込んだバカな人間達という感じで、コングの暴れっぷりを楽しむ映画です。 【あきちゃ】さん [DVD(吹替)] 6点(2018-06-25 15:48:57) 10.《ネタバレ》 約10ヶ月半ぶり2度目観賞。髑髏島でのサバイバル・アドベンチャーを擬似体験。アトラクション型ムービー。終盤はゴリラVSトカゲ、スーパーメガトン級タイトルマッチ観戦。それにしてもこのゴリラ、マジでバカでけぇのに身軽なのね。次作にてあの和製怪獣登場必至!? 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-02-10 19:11:52) 9.デカいなー。なんでこんなに大きいのかって、理由は最後に明らかになるんだけど、なるほど、ヤツと戦わせるためだったのね。ときたま見られる日本リスペクトもこのためか。最後の最後にワクワクできて良かったけど、肝心のコングvsトカゲはあまり楽しめなかった。ついでにサミュエルの思考回路も理解不能。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-21 23:16:24) 8.《ネタバレ》 戦争でしか生きている実感が沸かないような大佐が、島の守り神コングに戦争さながらの敵意を燃やす。決して根っからの悪人ではなく兵士としての使命感があるので余計にタチが悪い。確固たる信念と勇猛果敢な行動力も、歪んだ独善的な思い込みなら毒にしかならない。 恐竜みたいなのがいっぱい出てきて「ジュラシックパーク」のようなノリ。ラスボスのトカゲの化け物は敵役としてはちょっとカッコ悪くて雑魚キャラに見えちゃうのが残念。 エンドロールが終わってからラストシーンがあるので、事前情報がなければ見逃しそう。エンドロールが始まると鑑賞を終えたいので、このパターンが増えると嫌だな。続編がしたいがためだけの蛇足のようにも見えたし。 このシリーズは1933・1976・2005年版も見たが、1933年版は初期の特撮技術のせいで馴染めなかったため除外するとして、1976や2005年版のほうが面白かった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-09-26 20:16:13) 7.《ネタバレ》 開始2分でその姿を見せたかと思えば調査団上陸時にはもう全身丸出しの大立ち回りで暴れまわり、今回のコングはとにかく出し惜しみなし!無意味に画面に写るアジアン女性と同様にそういう出演契約になっているのかと思うぐらい5~10分おきには必ず、そして普通に画面に登場。その後も大グモ、大ダコ、大トカゲと畳み掛けるが、のきなみ日中に出てきてくれるので非常に見やすく、ありがたい。「夜は奴らの時間だ!」みたいな台詞を無視して2回も速攻で朝を迎えたのには笑った。期待のバトルシーンもトランスフォーマーみたいに画面がゴチャゴチャしてるってことがなくほどよい距離感で、バカデカいモンスター同士のプロレスが観たいんじゃあ!という偏差値の低い私のような観客を大喜びさせる方法を知ってるな!という仕上がり。そしていわゆる動物的な動きではなく、完全なる直立二足歩行と見事にビルドアップされた身体でカメラに向かって決めポーズを連発するコングが実にカッコイイ。 あと細かすぎて伝わらないと思うが、第二次大戦から島で生き残ったオジサンが何となく新日本プロレスの真壁刀義に似ているなぁと思っていたら、コングまで首に鎖を巻きだして真壁かぶせしてきたのでニヤニヤした。伝わりませんね、すいません。 【けんじマン】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-09-12 07:36:48) 6.《ネタバレ》 デカイ。迫力があって面白い。キングコング版ゴジラって感じ。面白いんだけど単調なんですよね。ヒネリがないというか、ストレートというか。 【Keytus】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2017-09-01 22:31:28) 5.《ネタバレ》 ベトナム戦争が終わっても不完全燃焼の将軍が「戦争の狂気」を求めて・・・ってまるっきり『地獄の黙示録』じゃないか。兵士パートは完全に「地獄の黙示録」状態で、そんな将軍に翻弄される若い兵士たちが気の毒で(涙)。島で二手に分かれたときも、主人公(傭兵+女写真家)組はたいした危機もなく原住民とかと交流したりしてるのに、兵士組は決死すぎるサバイバル・・・。で、そんな話と平行してるのかしてないのかわからないところで、怪獣どうしの大バトル。ただ、怪獣パートはかなり楽しい。ピーター・ジャクソン版はちょっと生理的に無理なシーンもあって辛かったけど、これはそこまででもなく、予想の範囲内ではあるけどバリエーションも迫力も十分。一方で残念なのは、主人公パートで、せっかくのトム・ヒドルストンは見せ場も少ないし、女写真家のブリー・ラーソンはなんか無理矢理コングと交流させられてる感もあって微妙。あと、この手の映画としては、最後けっこうたくさん生き残ったね。せいぜい主人公とヒロインの2人だけが生存ってパターンを予想してただけに、ちょっと肩すかしだったかも。もったいぶらないスピード感(逆にいえば「タメ」は皆無)は結構好きだし、楽しく作られていますが、正直、次は別にいいかなあ、という感じ。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-01 13:53:51) 4.《ネタバレ》 キングコングシリーズ初鑑賞。 映像が綺麗なうえに、気軽に楽しめる作品で良かった。 ドラマ性は皆無だが、「動」と「静」で魅せるアクションシーンは圧巻。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-26 18:59:43) 3.《ネタバレ》 力作ではあったけど、ストーリーが平板で盛り上がりどころを欠いた感じかな。コングが得体のしれない凶暴な怪物でしかない前半の方が面白く、原住民のエピソードにより島の守り神であることが分かってしまう後半は尻すぼみ。 主人公の傭兵役の人も、登場のシーンでは相場以上の報酬を要求するなど、アウトロー感あって期待できそうなキャラクターだったのに、実際の振る舞いはただの英国紳士でしかなく、影が薄かったのが残念。 逆に、「シカゴ」では存在感がまるでなかったミスター・セロファンは、大変目立ってました。「不名誉より死!」 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-04-16 20:25:26) 2.《ネタバレ》 地図にも載っていない永久暴風圏に守られた髑髏島。バビル二世やラピュタ的だな、と思ってたら監督は日本のカルチャーや「地獄の黙示録」も大好きなようで他の作品を匂わせるシーンが多かったですね。舞台が1973年だから必然的に似通ってしまうのかな。 今回は怪獣大集合映画のための前振りって感じな作り。事前に大々的に発表しちゃってたし「何か(ゴジラ)」に壊された船の画像もあったから壁画の怪獣たちを見てもテンションは上がらなかったな(相変わらずゴジラは太いしね)。戦略が下手だなと思った。冒頭の米兵vs日本兵もどきのバトルからして萎えた。ゼロ戦乗りが帯刀してるのは譲るとしてもあの形状の日本刀(しかも奇妙な刃の脇差まで)なんか兵士は持たない。日本兵役は日本人に見えないハーフの人だし日本好きならそこら辺もリサーチしてくれよ、と思いましたね。暑苦しい演技でサミュエル・L・ジャクソンがコングと張り合って出てますがいつも通り暴走する役柄でまんま「白鯨」のエイハブ船長だったのはいいけど、命をかけた奴がアッサリやられたりセリフの途中でやられたりの演出は飽きたのであの最後も笑えなかったな。巨大生物が闊歩している世界はワクワク感はあったけど、ラスボスがスカル・クローラーというトカゲもどきでどビジュアルも能力も小物感が凄かった。アレに現コングの両親がやられたのだったらvsゴジラは話にならないんじゃないかな。まぁ成長期とフォローを入れてたけど人知を超えた存在だらけの島なんだから、もっと強烈な敵を出してコングの強さを印象付けて欲しかった。まぁ地底世界の怪獣に期待します。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-04-04 00:31:39) 1.《ネタバレ》 BGMを伴うヘリの編隊飛行。その中で執拗に強調されるローターの回転運動。空爆。ジャングルの暗闇を染める炎。水牛のイメージ。 無言の原住民。河を下るボート。L・B・ジョンソン。そして「王殺し」。 嫌でも連想されるコッポラ『地獄の黙示録』のイメージの数々である。 中盤でチームが二手に分かれると、南洋版『八甲田山』的な展開かと思わせたりもする。 その割に本家33年版への思い入れが少し稀薄であるのが物足りない。 対戦相手が次第に弱っていく断末魔の細かい動きとか、その死を念を押して確認する動きとか。そうした手の込んだ細部の描写による 映画的リアル感の演出のことである。やたらにピント送りで視線を誘導したがるのも鬱陶しい。 結局は帰還兵のエピソードを以てエピローグとなるが、個々のキャラクターのドラマも半端にすぎる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2017-03-26 03:03:12)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS