|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 若松孝二監督の作品は、1990年代以降の数本見ただけなので、ここで描かれるエッジが効きまくったピンク時代の作品は未見。ただ、本作が描く若松監督は、その映像イメージから浮かび上がる絶対的な天才・鬼才というよりは、「アート」と「ビジネス」の隙間を、多彩なメンバーをうまくコントロールしながら絶妙なチームプレーで駆け抜ける「リーダー」の姿であったように思います。それは、まさに白石和彌監督の視線から見た若松孝二の姿だったのかもしれません。無給で働くことが常態化していた「若松プロ」の製作現場の姿を、ノスタルジーで居直るのでも、現代目線からハラスメントと断罪するのでもなく、女性助監督を主人公に置くことであくまでフラットに切り取った白石監督のバランス感覚には感心します。門脇麦演じるめぐみと、師匠である若松監督、思いを寄せる足立、若松プロを去って行く人たち、関係を持ってしまうカメラマンとのそれぞれの関係は、「恋」とか「愛」という言葉で表現できないような人間関係のさまざまなあり方を表現しています。だからこそ、「チーム」の美しさと儚さに説得力があり、めぐみが「チーム」の一員であると同時に異質な存在であることを痛感させられることが、最後の悲劇へとつながったのだと思います。ただ、最後の悲劇が歴史的事実としてある以上、本作はどこか宙ぶらりんにならざるをえなかったのも仕方がないのでしょう。「俺たち」の多面的な描き方に比べると、主人公であるはずの「1人の女性」がなぜそこへ向かってしまったのかはぼんやりとしかつかむことができず、気持ちの置き所に困ってしまう結末でした。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-12 09:04:27)
1.《ネタバレ》 若松孝二監督の映画づくりを描いた作品で、50年前のその熱量を感じさせてもらえました。 井浦さん演じる若松監督がなんとなく飄々としていて、ちょっとコミカルにも思いましたが、言ってることは確かに激しく、ぶっ壊せ、ぶっ殺せと穏やかではありません(笑) 客に突き刺さるものを、ってところと、活動資金のために撮らなくてはならないものと、リアルなプロダクションの裏側を教えてもらえた気がして興味深かったですね。 最近の映画は『製作委員会』みたいなのが多くて、お金のかかった娯楽大作みたいなのが多いですけど、確かに『俺はコレが撮りたいんだ!』って感じるものは稀有かも。 目の覚めるような作品に出会うべくこれからも映画をみなきゃなぁって思えました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-31 07:31:16)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
5.80点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 1 | 20.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 0 | 0.00% |
|
6 | 2 | 40.00% |
|
7 | 1 | 20.00% |
|
8 | 1 | 20.00% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
【その他点数情報】
|